色気のある美女を守ろうとする頼もしい女性警察官の姿に「正義感強くてかっこいい」の声【漫画】

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、漫画『警察官とお姉さん』第1巻をピックアップ。ナンバーナインによるX(旧Twitter)アカウント「【公式】創作百合フェスタ」にて、本作を2025年2月12日に投稿したところ、6000件を超える「いいね」や反響が多数寄せられた。本記事では、作者のPi-koさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。

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不安そうな風俗嬢を守る女性警察官

「住居侵入未遂の通報」「犯人は上下黒色ジャージの男」などと無線を受けた警察官の森千鶴。「近い移動現急願いたいどうぞ」と言われた森は、現場に向かってパトカーを走らせていた。

そして、現場について警察に通報をしてきた鳥飼エマに話を聞くことに。犯人の男は、「半年前まで在籍していた風俗店のスタッフではないか」という鳥飼。

このような被害はこれまでなかったが、家まで押しかけられたのは初めてだと語る。しかし、変なビラを配られたことはあったような気がするという。森によると、このような事案は、風俗店でよく聞くトラブルなのだとか。

それを聞いた鳥飼は、最近起こった“野中風俗嬢殺害事件”で、同じ店で働く風俗嬢の知人が亡くなったと言って不安そうな様子を見せる。

鳥飼を安心させるために、この事件に関して捜査本部を立ち上げて捜査中であることや、パトロールを強化することを伝える森。

しかし、鳥飼は不安そうに泣き始めてしまい…。

この漫画を最後まで読んだ人たちからは、「正義感強くてかっこいい」「エマさんかわいすぎ」「そりゃ断れない…ｗ」「千鶴がいればもう安心」「続きが気になる」など反響の声が多数寄せられている。

作者の妄想をもとに作られた本作

――『警察官とお姉さん』を創作したきっかけや理由があればお教えください。

年齢や身分に差があったり、後ろめたさや不穏な空気を感じる百合作品を描きたいと思ったのがきっかけです。ギャップのある２つの職業って何かなと考えたときに、警察官と風俗嬢が思い浮かびました。

――本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい！」というポイントがあればお教えください。

2人が現実に存在していそうなリアル感を目指して描きました。恋愛のれの字も知らない千鶴が、どんどんエマに溺れていく様子に注目していただけたら嬉しいです。

――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

物語終盤のシーンでエマが言う「千鶴ちゃんとならタダでセックスできるもん！」というセリフです。エマは真摯に“好き”という気持ちを表現しているつもりですが、今まで彼女が性行為＝金銭という価値観で生きてきたことの証明であり、告白シーンなのに闇を感じるので気に入っています。

――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか？

普段から妄想をするのが好きなので、妄想を形にしています。映画から着想を得たりすることもあります。

――作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか？

なるべく顔を可愛く描くこと、デッサンの違和感を減らすこと、自分らしい絵になることを心がけています。

――今後の展望や目標をお教えください。

ずっとずっと漫画を描き続けていきたいです！目先の目標としては、2冊目の単行本を出すことと、知名度を上げることです。

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします！

いつも作品を読んでくださり、ありがとうございます！自分が読みたいものを自由に描いているとはいえ、他に読んでくださる方がいなければここまで継続して執筆することは難しかったと思います。

これからも頑張って活動していくので、応援の程よろしくお願いいたします！