飯島直子がソロで有楽町ハシゴ酒人の恋バナを肴にドイツ料理と黒ビールがグイグイ進む＜飯島直子の今夜一杯いっちゃう？＞

2025.04.14 17:00

「飯島直子の今夜一杯いっちゃう？」(毎週木曜夜10:00～、BSフジ)が、4月10日(木)に放送された。同番組は飯島直子が地元の人に愛される店を飲み歩き、店の常連客や飯島がいま会いたい、話してみたいゲストと”本気でサシ”飲みをしていくBSフジの人気番組だ。今回は有楽町を舞台に、楽しくひとり飲み歩くようすが見られる。

やってきたのは、飯島が以前通りがかった有楽町の居酒屋

今回の舞台は、東京都千代田区・有楽町。舞台を観劇に来ることもあるという飯島は、昼間からやっている店が多いと勝手知ったる顔だ。昼の3時からでも焼き鳥屋が開いているようすを見ながら「ありがたい街ですよ、これ！」と嬉しそうに笑う飯島が、“昼呑み天国”有楽町を歩いていく。

やがて到着した1軒目の店は有楽町で50年以上も営業されている「ドイツ居酒屋ジェーエス・レネップ」。店名のレネップはハムやソーセージ作りで有名な「シュタインハイツ社」があるドイツの村の名前から、「ジェーエス」はジャパン・シュタインハイツの略であり、本場直輸入のおいしい料理が食べられることからつけられているという。さまざまなドイツの料理やビール、ワインを味わうことができる。

店の前までやってくると、以前通り過ぎたこともある店だと語りテンションが上がる飯島。興味津々と店内に入っていき、案内された席で「ドイツって言ったらドイツビールだよね！」とさっそく飲み始める。詩人ゲーテが愛したという黒ビールを満喫しつつ、隣のテーブルで同じく黒ビールを飲んでいる客との会話がふくらんでいく。

話しかけた2人組の男女の客が恋人同士だと聞いた飯島は、「どのくらい付き合ってるの？」「どこで知り合ったの？」など2人の関係についてグイグイ質問。さらに結婚を予定していると聞いた飯島はグラスを傾けて「おめでと～！」と嬉しそうに拍手をして祝いつつ、人の恋愛話でどんどん酒が進んでいった。

有楽町・オフィス街の地下で出会った一風変わったお店

ドイツ料理を満喫した飯島がやってきたのは有楽町のオフィス街。「こんなとこは歩かないもん私！」と周囲を見回しながら歩いて新東京ビルへ向かうと、道中ではスタッフと笑い合いながら地下にあるという2軒目、「魚治」に到着。

「築地もったいないプロジェクト」という文字を店内に掲げるなど食品ロスに取り組む同店。人気の秘訣は足の取れてしまった蟹や少し傷のついてしまった魚など、“味は変わらないものの買い手がつかなくなってしまった”ちょっとした“訳アリ”食材を使う点にある。料理を少しお値打ちで提供できて、フードロス対策にも貢献できる…という店も客も笑顔になれる業態というわけだ。

そうした仕入れの関係上、入ってくる魚はまったく読めない。そのため、その日に仕入れたものをその日にどう調理するかを考えてメニューを作っているという。つまり“来店するたびにメニューが変わっている”状態で、いつ来店しても新鮮な気分を味わえる点が大きな特徴となっている。

メニューを眺めた飯島は焼酎を注文し、お通しとして運ばれてきたホンビノス貝(ハマグリの仲間)の酒蒸しを味わう。さらにオススメと書かれた刺身5点盛りと、きんきの煮付けを注文。ちなみに周囲の席へ話しかけると、飯島と同じく初来店だという客も。収録のタイミングから「この時間だとちょうどね、そろそろ寂しくなる時間だもんね」と言う飯島に、「もうすぐお休みが終わっちゃう…」「充実させないと」と気さくに返してくれる女性二人組。フランクに話をしてくれた彼女たちへ食事をシェアしながら、持ち前の親しみやすさで和やかな時間を過ごした。

帰り道では「ドイツ居酒屋ジェーエス・レネップ」、「魚治」のどちらもおいしかったと満足げな表情を見せたほか、「よい1日でした。ごっつぁんです！」と笑顔を見せる。ソロ飲みならではということで、お酒と料理をじっくり味わえたようだ。