

「地上波では見られないシーンばかり」恒松祐里“銀”、妖艶な魅力&圧倒的暴力で村を地獄絵図に…視聴者震撼の復讐劇<ガンニバル>

柳楽優弥主演のヴィレッジ・サイコスリラー「ガンニバル」シーズン2の第6話が、4月9日に配信された。第6話では、前回に引き続き回想シーンの中で、後藤銀(倍賞美津子)、供花村、そして後藤家の過去が次々と明かされた。“生贄”として山に捨てられた若かりし頃の銀(恒松祐里)がいわくつきの山賊「カシハベ」と手を組み、供花村と後藤家を乗っ取るべく暗躍する姿に「あんな状況でも生き延びていたんだ…」「銀の復讐心が怖過ぎる」「誰も止められない」など、視聴者を震撼させた。(以下、ネタバレを含みます)
死んだはずの銀が村人の前に姿を現す
同ドラマは、二宮正明の同名サスペンスコミックを実写化したもので、人里離れた供花村(くげむら)が物語の舞台。過去にある事件を起こしてしまい、左遷されて村の駐在となった警察官・阿川大悟は、赴任早々に老婦人の不可解な死に遭遇し、「人が喰われているらしい」といううわさもあるこの村の異様さに気付いていく。
シーズン2の第6話は、銀が村人たちに生贄として山へ捨てられてから3年後の冬のある日、飢餓に苦しむ村人たちが山奥に食料を探しに出掛けるところから始まる。村人が幼い子どもを見つけて声をかけると、振り向いた子どもは人間の指をくわえていた。その刹那、木の上から飛び降りてきた銀に村人は殺された。子どもは銀の息子・白銀(しろがね)だった。
正宗(倉悠貴)らが村に残された人たちと少ない食料を分け合っていると、命からがら山から戻ってきた村人が、銀は生き延びており、襲いかかってきたということを報告する。生贄に捧げたはずだった銀が生きていたことを知り、飢餓に苦しみ常軌を逸した状態の村人たちは鬼気迫る勢いで銀を殺そうと探し回る。
村人たちが飢えに苦しむ一方で、後藤家当主の後藤金次(豊原功補)は何不自由なく暮らしていた。村人と後藤家の間を取り持つ役を担う来乃神(くるのかみ)神社の神主・吉宗(テイ龍進)は「村に恩を売るなら今だ。このままだと村が滅びるぞ」と、金次に忠告。しかし、大昔に来乃神に捧げた子どもを食べた山賊を後藤家がかばったことで、村人たちから虐げられた過去があり、金次は今もそれを根に持ち、全く聞く耳を持たない。
そんな中、銀が生きていたことを知った正宗は、金次や村人たちと同じく狂ったように彼女の居場所を探すも見つからない。初めて銀と結ばれた祭壇へと向かい、途方に暮れていると、そこに白銀を連れた銀が現れた。「銀さんが戻ってきた。やっぱり銀さんは美しいのぉ」と浮かれる正宗に、銀は「あんたに頼みがあるんよ」と、何やら企んだ笑みを浮かべながら相談を持ちかけた。その内容は、どっちつかずの正宗の父・吉宗を追放して村人たちの心をつかみ、正宗が村人たちと後藤家を滅ぼすために一揆を仕掛けることだった。
金次を殺し、銀が後藤家の新当主に
銀の復讐の罠にまんまと引っかかった正宗は、後藤家への怒りが積もる村人たちをあおり、金次の妹・紅(福島リラ)を誘拐。その勢いで後藤家に乗り込んでいく。紅が人質に取られ、相手の人数の多さを鑑み、金次は村人たちに食料を渡すことに。その食料に喜び、戦は停戦かと思った矢先にどこからともなく銃声が鳴り響き、村人が殺されてしまう。これが引き金になり、村人は紅を殺し、狂気に満ちた両者の全面衝突が始まる。
多勢に無勢で追い詰められていく金次、そして一気呵成に後藤の家屋へ踏み込む村人たち。後藤家の中で死闘を繰り広げる金次や正宗らの前に、満を持して銀が山賊(谷中敦)たちを引き連れて現れる。
村人に山へ捨てられた日の夜、銀はカシハベと呼ばれる山賊と出会っていた。命の危機にさらされた銀は「村に復讐したくねぇか?」「悪ぃ話じゃねぇじゃろ…?」と美脚をちらつかせ、妖艶な魅力で彼らを誘惑し、手を組んでいた。そしてついに銀の復讐が始まったのだ。憎き金次の息の根を止め、後藤家の男性たちを皆殺し、女性たちは子孫を残すために利用することで、後藤家を完全に制圧した。
翌朝、村人たちに食料の米を引き渡し、今後も村を救う代わりに人間を奉納祭で捧げるよう要求し、村人たちが銀を当主とする新しい“後藤家”とそのおきてを受け入れたことで、現代へと続く“人喰い”の闇が始まる。それは人間の肉しか食べることができなくなっていた白銀のためだった。
大悟「おまえらいつまでこんなこと続けるつもりだよ」
ここで現代のシーンに戻り、恐ろしい過去を正宗(橋爪功)から聞かされた大悟は「さっぱり意味分かんねえよ。おまえらいつまでこんなこと続けるつもりだよ」と吐き捨て、“あの人”こと白銀にさらわれた娘・ましろ(志水心音)を助けに飛び出していく…。
前回から明らかになってきた“供花村の狂気の始まり”。村人、後藤家、そして銀…それぞれおのれを守るために戦いをはじめ、殺し合った地獄絵図は、現代の後藤家と警察の全面衝突を想起させる。
それに若かりし頃の銀が人肉を食べさせてまで息子を育て、復讐に燃える姿は、どこか怒りと悲しみのアンビバレントな感情が渦巻いているようにも思えた。
衝撃的な村の過去が次々と明らかになり、視聴者からは「地上波では絶対見られないシーンばかり」「大悟と同じく、意味分かんねえよ!」「恒松さんすごかった」「銀さんの妖艶さよ…」「グロ、バイオレンス、ホラーの全要素が強過ぎる」「供花村狂い過ぎ」など、驚きの声が寄せられている。
「ガンニバル」シーズン2はディズニープラスのスターで毎週水曜に新エピソードを独占配信中。
◆文=suzuki
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