

「大阪から世界へ」15周年イヤーに“新たな一歩”を踏み出す…NMB48が「新時代感を感じ取ってもらえる」新曲をリリース

NMB48が4月9日に31stシングル「チューストライク」をリリース。NMB48は15周年イヤーという大きな節目を迎え、スペシャルサポーターを務めている「大阪・関西万博」が4月13日(日)に開幕という、大阪が世界から注目されているタイミングでの新曲発表となる。塩月希依音が初の単独センターを務めるこの曲は、かわいさと面白さを兼ね備えたNMB48らしい楽曲に仕上がった。今回のインタビューでは塩月の他、キャプテンの小嶋花梨、グループをけん引する4期生・川上千尋、グループの未来を担う9期生・芳賀礼、そして同じく9期生で初選抜入りした青原優花に話を聞いた。
塩月希依音、初単独センターに「やってやるぞ!」
――まずは初単独センターおめでとうございます。
塩月:ありがとうございます!
――前回のWセンターとは、また違ううれしさがあると思います。
塩月:前回のWセンターの時は、隣に坂田心咲ちゃんがいてくれるという安心感がありました。なので、単独センターが決まった時、坂田心咲ちゃんがいてくれた安心感ってすごかったんやなって改めて感じました。
単独ということで最初はちょっと不安もありましたけど、一人でちゃんと立てるようにより強くならなければいけないなって思って、気持ちを切り替えることができました。自分にとっての挑戦ということでハラハラする気持ちはありましたけど、今は「やってやるぞ!」っていう強い気持ちの方が大きいです。
小嶋花梨、今回の新曲は「前作とは違った色が出せる」
――ファンの人たちの反応は?
塩月:すごく喜んでくれて、選抜発表があった時のSNSのコメント欄に「泣きながら見てました」とか「本当にうれしい!」とか温かい言葉がたくさんあって、心の底から喜んでくれてるのが文字を見ただけでも伝わってきました。
――キャプテンの小嶋さんから見て、今回の選抜メンバーの色というか特徴はどんな感じですか?
小嶋:今回は前作とは違った色が出せるなと思いました。センターが希依音で、9期生の優花とれいぽん(芳賀)がフロントに立っているというのもあって、よりNMB48の新時代感を感じ取ってもらいやすいんじゃないでしょうか。フレッシュさでいうと今までの選抜メンバーに負けてないですし、パワフルなメンバーに囲まれているので気持ちは若くいられて助かります(笑)。
初選抜入りの青原優花「まさか姉妹で選抜に入れるとは」
――その“フレッシュさ”を代表するのが初選抜の青原優花さんだと思うんですが、初選抜入りした気持ちは?
青原:加入当初から目標にしていた選抜入りなので、ファンの方もすごく喜んでくださったんですけど、私自身ここで終わるんじゃなくて、もっと先を目指して頑張ってNMB48の力になれたらという気持ちです。
――同期であり、姉でもある青原和花さんも選抜入りしていますし、姉妹で一緒に選抜といううれしさもあると思います。
青原:「まさか姉妹で選抜に入れるとは」と思って、聞いた瞬間にお姉ちゃんと手を握り合って喜びをかみ締めました。お姉ちゃんは選抜の経験もありますし、初選抜の曲にお姉ちゃんがいるのはすごく安心感があるので、そういう意味でも助かっています。
――芳賀さんは選抜メンバーに同期が増えてうれしいのでは?
芳賀:うれしいです! これまでジャケット撮影の時とか、ミュージックビデオの撮影の時とか、同期がいない作品だとちょっと寂しい気持ちもあったんですけど、今回はずっと(青原)和花と(青原)優花が一緒にいてくれるので、より明るい気持ちで撮影に臨めましたし、これまでよりも明るい表情にもなっているかもしれないです(笑)。
――芳賀さんは9期の中で最初に選抜入りして、そこから連続で選ばれているので、9期を引っ張っていく存在で、より責任感も強くなってきているのかなと思います。
芳賀:いえいえ、私なんて全然ですけど、今回で3作目になるので気持ちの変化は感じています。1作目は先輩についていく気持ちで臨んで、2作目は1作目よりも前の立ち位置を頂いたので「甘えていられないな」っていう気持ちにもなって。
そして今回は同期もいますし、後輩(10期)もいますし、いつまでも後輩って気持ちでいるのはダメだなって思いました。しかも、フロントで歌わせていただくので、楽曲を披露する時の見られ方も変わってくると思うので、NMB48を背負っている覚悟を持って頑張りたいなと思っています。
川上千尋「面白おかしく見せていくのもNMB48らしさ」
――今、NMB48で一番上の先輩になった4期生の川上さんが選抜メンバーにいることで、他のメンバーにも安心感を与えていますね。
川上:今、みんなの話を聞いてて思い返していたんですけど、私は選抜に入るまで5年かかって、フロントに行くまで10年かかっているんですよ。なので、みんなの頼もしさをすごく感じています。
今回の「チューストライク」はアップテンポでキャッチーな曲ではあるんですけど、私的には結構難しい曲だなって思うんです。振り付けも相まって、どのように表現するのか? 面白おかしく見せていくのもNMB48らしさでもあるので、そういうふうにNMB48の意志は引き継がれていくんだなって思います。
楽しさもあり、懐かしさを感じる部分もある「チューストライク」
――曲名も含めてNMB48らしさもあり、新しさもある曲だと思いますが、この曲はどんな印象ですか?
塩月:すごくノリが良くて楽しい曲ですね。曲を頂いて聴いた時もそう思ったんですけど、レコーディングで歌ったり、ファンの皆さんの前で歌ったりしてみて、よりそう感じました。楽しさもあり、ちょっと懐かしさを感じる部分もあって、いいバランスが取れてる曲です。
小嶋:元気いっぱいでポップな感じで、ずっと飛び跳ねてるような感じなので、ライブではすごく頑張っています(笑)。
芳賀:個性の出る振り付けが多いなって思いました。NMB48はそろえるダンスに力を入れているイメージがファンの方も持っていると思うんですけど、この曲はメンバーがボールを投げる動作だったり、バットを振るような動作だったり、そういうところでそれぞれのキャラが出ているんですよ。
そろえているところはきちっとそろえていますけど、そうじゃないところはみんなが楽しみながらふざけているので、そういうところにも注目してもらいたいです。
――青原さんは初めてのシングル表題曲となりますが、レコーディングではどんな気持ちで歌いましたか?
青原:“いろんな方の心にストライクしたい!”って気持ちで歌いました! “今から盛り上がっていくぞ!”みたいなノリノリな気分で(笑)。
――野球がらみの振り付けということで言うと、川上さんは阪神タイガースの選手の物まねとかもしていますし、得意なところじゃないですか?
川上:バントするポーズがあるんですけど、それは一番うまいかなって思いました(笑)。
小嶋:ボールを投げる振り付けのところも、ちっひーさんがやると“グローブ”が見えるんです。一人だけ投げ方が違んです。
MV撮影で「ちっひーさんだけバットを振ってて(笑)」
――MV撮影はいかがでしたか?
小嶋:全部グリーンバックを使っての撮影で、完成するまでどうなっているのか想像がつかない感じなんです。今までいろんなMVを撮影させていただきましたが、初の試みと言ってもいい感じにチャレンジしています。
塩月:グリーンバックで階段を登っていくシーンがあったんですけど、(実際には)目の前に階段が見えてないので演技力が必要とされる感じがしました。他のメンバーも割と演技力が試されるようなシーンも多かったですね。カメラに向かって告白するみたいなかわいらしいシーンを撮影していたメンバーもいるんですけど、ちっひーさんだけはバットを振ってて、「どこに差し込まれるのかな?」って興味深かったです(笑)。
芳賀:私は「昔の大阪の寂れた街を想像してください」って言われて、すごく不思議な感覚で撮影に臨みました。私は大阪出身じゃないですし、そもそも大阪の寂れた街を知らなくて、ネットで検索してみて“こんな感じなんや”って。不安はあったんですけど、一発OKを頂きました! 大阪の街並みもMVの中で変化していくので、CGならではの面白さがあるので見てもらいたいです。
青原:先輩メンバーさんの背中を見ながら、私もついていけるように頑張ろうって気持ちで撮影に臨みました。その中でも自分の個性が少しでも出せていたらいいなって思います。
芳賀礼「NMB48の良さを最大限に引き継ぎつつ、新しい姿を見せていきたい」
――15周年イヤーということで、掲げている「大阪から世界へ」をより強く打ち出していく年になると思いますが、「大阪・関西万博」がいよいよ開幕するということで大きく動き始めてる感じですね。
小嶋:まさに仰っていただいた通りで、数年前から「大阪・関西万博」を意識する機会があったんですけど、あっという間に2025年になり、万博も開幕するということで、万博関連のお仕事もさせていただくことも増えて、「大阪から世界へ」という気持ちがメンバー全員強くなっているのを感じます。世界に行くには時間がかかると思いますけど、地元・大阪や関西に特化した活動もしっかりとして、それを踏まえて外へと広がっていく活動もできたらと思っています。
――15周年イヤーで積極的に取り組んでることなどありますか?
塩月:若手メンバーが前の方でパフォーマンスしたりする機会が増えてきてるんですけど、そういうのも先輩メンバーの方々が支えてくださっているからできる活動のスタイルだなって思うんです。ファンの方もそれを理解してくれているので、ずっと応援してくれている方にも、外に向けて発信していく時にも、今のNMB48のスタイルを知ってもらいながら、応援していただけるようになりたいなって思っています。
芳賀:希依音さんが仰ってたように、私たち若手メンバーが目立たせていただける機会を儲けていただいていますけど、先輩方が作り上げてきたNMB48の良さを最大限に私たちも引き継ぎつつ、新しい姿を見せていきたいです。
――青原さんから見た今の“NMB48の良さ”はどういうところに感じますか?
青原:一番に思うのは、メンバーの皆さん全員が優しくて温かいんです。初めて選抜メンバーに選んでいただいて不安もあったんですけど、皆さんが優しさで包み込んでくださって安心感を持てましたし、この優しさこそが今のNMB48を作っているんじゃないかなって思いましたし、私も今後後輩メンバーが選抜入りした時とか、劇場公演の時とか、教えられることがあったら優しい気持ちで教えられたらいいなって思います。
小嶋花梨「“大きな穴が開くね”と言われた時代を何度も乗り越えてきた」
――現在、4期生の川上さんが一番上になりましたが、意識の変化とかはありますか?
川上:私はちょっと前までは引っ張っている感覚があったんです。でも、今は引っ張られています(笑)。それだけ後輩のみんながすごくしっかりとしているというか、頼もしさも感じられるんですよね。なので、先輩のメンバーが引っ張っていくというよりは、みんなで今のNMB48を一緒に作っていっている感覚なんです。それが今の私たちらしさでもあるんじゃないかなって思います。
――最後にキャプテンの小嶋さん、今後目指すところを教えてください。
小嶋:同期の上西怜ちゃんが卒業しましたけど、若いメンバーも増えているので、この15周年イヤーは本当に新たな一歩を踏み出す時だと思っています。これまでもたくさんのメンバーを見送ってきて、山本彩さん、吉田朱里さん、渋谷凪咲さんをはじめNMB48を代表するメンバーが卒業するタイミングでは「大きな穴が開くね」と言われてきたんですが、そういった時代を何度も乗り越えてきました。
なので、今後に関してもどのメンバーが卒業しても次の新しい形を作り続ける自信はあります。不安要素は今はありません。今年が15周年イヤーと万博で大阪が注目される年なので、このタイミングを生かして、NMB48がもっと夢に一歩でも近づけるように頑張りたいです。
◆取材・文=田中隆信
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