

仲野太賀主演の2026年大河ドラマ新キャストに濱田龍臣、松本怜生、乃木坂46・井上和ら<豊臣兄弟!>

仲野太賀が主演を務める2026年1月スタートの大河ドラマ「豊臣兄弟!」(NHK総合ほか)に佳久創、松本怜生、濱田龍臣、井上和(乃木坂46)、菅井友香が出演することが発表された。出演決定に伴い、キャストからコメントが到着した。
大河ドラマ「豊臣兄弟!」とは…
大河ドラマ65作目となる同作の主人公は、豊臣秀吉の弟・豊臣秀長(仲野)。強いきずなで天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡を、天下一の補佐役・秀長の目線でダイナミックに描く、波乱万丈のエンターテインメントドラマ。脚本は八津弘幸が務める。
仲野演じる豊臣秀長の兄・豊臣秀吉を演じるのは池松壮亮。登場時の名は藤吉郎(のちの豊臣秀吉)で、小一郎(のちの豊臣秀長/仲野)の3歳年上。尾張中村の貧しい農家で生まれ育ったが、主君である戦国武将・織田信長の下でメキメキと頭角を現し、ついには天下統一を果たすという役どころだ。
オーディションによって選ばれた豊臣兄弟と深く関わる人々
今回発表されたのは、後世に名を残し、豊臣兄弟と深く関わった藤堂高虎、石田三成、斎藤龍興、茶々、まつを演じるキャスト陣。いずれもオーディションで選抜された。
文武両道に秀でた、秀長の腹心で築城名人としても知られる藤堂高虎を佳久、豊臣政権を支えた秀吉の忠実なる家臣・石田三成を松本、信長に徹底抗戦した美濃・斎藤道三の孫・斎藤龍興を濱田、数奇な運命にほん弄された浅井三姉妹の長女で秀吉の側室となる茶々を井上、夫・前田利家とともに歩み、支え続けた賢妻・まつを菅井が演じる。
佳久創のコメント
――藤堂高虎役のオファーを受けたときのお気持ちは?
今回のオーディションでは普段以上に緊張しており、正直覚えていることは少なく、手ごたえなども感じる暇も無くて、あっという間に終わってしまった印象でした。ですので、数日後にマネジャーから直々に「大河ドラマ無事決まりました」と言われた時は、思わず「よっしゃー!」とガッツポーズをしました。その後にじわじわと「本当によかったー」と安堵(あんど)の気持ちがこぼれて来ました。
続けてマネジャーから「役は藤堂高虎です」と言われた時、「え、あの知る人ぞ知る、あの高虎!?」と、さらにうれしかったです。まさか藤堂高虎を演じられるとは思いもしてなかったので、その日は一日中興奮が収まらなかったです。
――高虎を演じるにあたっての意気込みをお願いします。
元々、藤堂高虎については主人をコロコロ変えていたという、少しネガティブな印象を持っていました。しかし、いろいろと調べてみると自分を正しく評価してくれて、仕えるに値する主人に精いっぱい尽くしていたという、むしろ情に熱く有能な武将であったという印象に変化しました。秀長に対しても、その人柄にほれ込み、そして自分自身を評価してくれていたからこそ、精いっぱい努力し、結果的に右腕と呼ばれる存在になれたのではないかと想像しています。
高虎は戦に出陣すれば必ず戦果をあげると言って良いほど、屈強な武将であると同時に、築城の名人ともいわれるほどの頭脳も持ち合わせる人物です。「力強さ」だけではなく「知性」も感じられる高虎を演じられるように挑んでいきたいです。
――高虎にゆかりの深い、奈良の人に向けてメッセージをお願いします。
藤堂高虎が秀長と共に過ごした最後の地が、奈良・大和の地だったのではないかと思っています。秀長に寄り添い、多くを託された高虎にとって、大和納言と呼ばれるようになった秀長の領地は、主君との忘れがたい時間がたくさん詰まった場所だったんだろうと思います。近いうちに、秀長に最も信用されていたであろう高虎の気持ちを感じながら、大和路を巡りたいと考えています。
松本怜生のコメント
――石田三成役のオファーを受けたときのお気持ちを聞かせてください。
夢かと思いました。昨年から毎日紙に書いていることがあり、それが「大河ドラマの出演が決まった!」でした。出演する妄想はひそかにしていたのですが…いざ決まると実感が湧かなかったのが本音です。
石田三成という名だたる諸先輩方が演じてこられた大役を、自分が楽しみにしていた「豊臣兄弟!」で演じられること、俳優人生においてこれほどに名誉で、挑戦させていただける機会はありません。不安や緊張は全部捨て、自分に求められていること、自分に表現できることにただ真っすぐに向き合い石田三成を全うしたいと思います。
――三成を演じるにあたっての意気込みをお願いします。
戦国の歴史が好きですが、石田三成は素性の知れない人物の一人です。“知的で冷酷、日本一の嫌われ者”なんてことも言われており、あまり良い印象を持たれていない武将ですが、歴史が勝者によってつくられる戦国の時代で関ヶ原の合戦に敗北した三成は一番の被害者な気もします。
“一人が万人のために、万人が一人のために尽くす”、石田三成が掲げた「大一大万大吉」の旗印の理念が僕は好きです。賛否分かれる武将だからこそ、近年数ある作品ごとに三成像が変化し、今回もまた「豊臣兄弟!」でどういう描かれ方をするのか、僕自身すごく楽しみです。秀吉のために最後まで戦い抜いた三成と共に「豊臣兄弟!」を最後まで戦い抜けるよう一心同体で頑張ります!!
――三成にゆかりの深い、京都の人に向けてメッセージをお願いします。
「大義を思うものは、命を大切にするものだ」。京都で処刑される直前に三成が残したこの言葉が、すごく印象的です。最期まで自分の信念を貫き通す三成の人間性と、豊臣家のために生涯をささげる忠義心、さまざまな発想を持つ天才ぶりを自分なりに精いっぱい表現したいと思いますので、最後まで見守っていただけたらうれしいです。
濱田龍臣のコメント
――斎藤龍興役のオファーを受けたときの気持ちを聞かせてください。
「龍馬伝」以来、大河ドラマにまた出演できる機会を頂けたのがとてもうれしい限りです。
――龍興を演じるにあたっての意気込みをお願いします。
織田勢から見ると敵、となるとは思いますが、覚悟と信念を持った、視聴者の皆さまの心に残るようなお芝居をお届けしたいと思っています。
――龍興にゆかりの深い、岐阜(美濃)の人に向けてメッセージをお願いします。
斎藤道三の孫、そして美濃に密接に関わっている龍興役を本作にて、これぞ齋藤龍興!織田軍の相手として不足なし!と思っていただけるよう、龍興なりの覚悟や美濃への思い入れを抱え、精いっぱい演じていきたいと思っています。
井上和のコメント
――茶々役のオファーを受けたときのお気持ちを教えてください。
とても驚きましたし、まだ信じられない気持ちです。私の所属する乃木坂46の先輩、久保史緒里さんの出演されていた「どうする家康」を視聴者として見ていて、画面の中で生きる先輩の姿に、いつか私も同じように活躍したいなと思っていました。
今回、オーディションを受けさせていただけることがまずはうれしくて、とにかくオーディションに真摯(しんし)に向き合おうという気持ちで挑みました。そんな中でこうして選んでいただけたことが本当に光栄ですし、刺激的な日々を過ごせるのではないかと今からとてもわくわくしています。
新たな挑戦への不安もありますが、それ以上に選んでいただけたことへの感謝や、それに応えられるように頑張りたいという気持ちが大きいです。
――茶々を演じるにあたっての意気込みをお願いします。
私は最初、茶々という人物に対して、気の強い女性という印象が強かったです。しかし、調べていくうちに、実は自分の大切な人のために最善の策を取ろうと強く立ち続けた女性なのだと知りました。そんな茶々を過去にたくさんの素晴らしい役者さんが演じられてきた結果、より魅力的で印象の強い人物となったんだと思います。
私はまだ演技経験も浅く、茶々という人物を演じることに対して不安もあるのですが、同時にこのような機会に胸が躍る私もいます。激動の時代を激しく生きたこの茶々という女性の魅力を私なりに引き出せるよう、精いっぱい演じたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
――茶々にゆかりの深い福井県の人に向けてメッセージをお願いします。
茶々を演じます、乃木坂46の井上和です。織田信長を伯父にもつ浅井三姉妹の中で、最も母・市に似ていたのが茶々ではないかと言われていると聞きました。特に越前での時間は、茶々の過酷な人生の中でも、とても強く関係している気がします。茶々の心情の変化や思いを福井県の皆さまに見守っていただけたら心強いです!
菅井友香のコメント
――まつ役のオファーを受けたときのお気持ちを教えてください。
夢であった大河ドラマへの出演のチャンスに、胸の高鳴りを感じつつ、当日は夢中でオーディションに臨みました。お話を頂いた際は、素晴らしいチームの皆さまとご一緒できること、そして戦国時代を力強く聡明に生き抜いたまつ役を託していただけることに心から感謝し、万感胸に迫る思いでした。
台本を頂くまではまるで夢のように感じていましたが、現実であることを実感した今、安堵(あんど)の気持ちと共に、新たな挑戦への高揚と緊張が入り交じった思いです。
――まつを演じるにあたっての意気込みをお願いします。
まつは、夫・前田利家の名声を支えながら、家族や家臣を守り抜いた力強い女性です。同じ女性としても尊敬するまつとして生きられることに喜びを感じる一方で、歴代の大河ドラマにおいて主人公として描かれるなど、そうそうたる役者の皆さまが演じてこられた重責に、身を律する思いでおります。
人生の全てを注ぎ、学びを深めながら、芯の強いまつを真っすぐ演じさせていただき、「豊臣兄弟!」の世界をまつとして盛り上げられるよう、全身全霊で挑みたいと思います!
――まつにゆかりの深い石川県の人に向けてメッセージをお願いします。
昨年の能登半島地震にてお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災された全ての皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
北陸に生きたまつさんは、ただ前田利家の正室というだけではなく、お互い協力し合って戦国を生き抜いた最強のパートナーだったと伺いました。大東駿介さんが演じられる利家と共に、たくましく生き、現在においても大変な思いをされている石川県の皆さまにとっても、少しでも楽しいひと時に感じていただけるよう、心を込めて演じさせていただきます。
そして、個人的にも石川県に足を運び、豊かな自然や伝統工芸、おいしい食など、数え切れない程の魅力を存分に堪能させていただきたいです。皆さまと直接お会いできる日を楽しみにしております。
高橋優香子プロデューサーのコメント
戦国時代を舞台に、波乱万丈のエンターテインメントとしてお届けする大河ドラマ「豊臣兄弟!」。本作の見どころの一つが、若い世代の活躍です。主人公をはじめ、まだ何者でもなかった若者たちが乱世の中で出会い、共に成長し、やがて歴史に名を残す人物となっていく。そうした世代のキャスティングを進めるにあたって、20~30代の俳優さんたちを中心に大規模なオーディションを行いました。1600人以上のご応募をいただき、約400人とお会いした中から、今回は5人のキャストを発表します。
藤堂高虎は、圧倒的な体格と雰囲気が印象的だった佳久創さん。石田三成は、繊細なお芝居が素晴らしかった松本怜生さん。難役でも的確に演じてくださる濱田龍臣さんには斎藤龍興をお願いし、年齢以上の落ち着きと妖艶さを見せてくれた井上和さんには茶々を、かれんをながらに芯のある菅井友香さんには、まつを演じていただきます。
彼らの若いエネルギーや輝きが劇中でどのように発揮されるのか、ぜひご期待いただけますと幸いです。どうぞ応援のほど、よろしくお願いいたします。
番組ロゴが完成
この度、番組ロゴが発表された。デザインを担当したNHK映像デザイン部の田中伽奈芽氏は「このロゴデザインは兄弟が共に築き上げた偉業、そして『陰の立役者』としての弟の重要性を強調する新たな視点を表しています。『!』は弟の存在に対する注目を示すシンボルとして使用しています。弟が隠れた力を持ち、世間の期待を超えて活躍する重要な役割を担っていることを強調するため、『弟』に注意を向け、ロゴ全体に活気とインパクトを与えることを意識しました」とコメント。
さらに「築城に長けていた兄弟のイメージから石垣が積み重なっていく様子を文字の組み方に取り入れ、時間と努力を重ねた功績の象徴として用いています。また、ロゴの中に用いている石目模様は秀長の代表的な城、大和郡山城天守から取ったものです。下から上へと順に積み上げられた石垣が、農民から天下に這い上がっていく豊臣家と重なるのではないかと考えました。このロゴが皆さんに親しみを持って記憶に残っていくことを願っております」と思いを明かした。
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