乃木坂46佐藤楓が卒業セレモニーを開催「私の存在が日々の活力、糧、日常の一部になっていたら、ここにいる意味がある」

2025.04.06 09:32

提供：WEBザテレビジョン

乃木坂46の「38thSGアンダーライブ」が4月5日、神奈川・ぴあアリーナMMで開催。アンダー楽曲「交感神経優位」のセンター・4期生の柴田柚菜が初めてアンダーライブの座長を務めた他、3期生・佐藤楓の卒業セレモニーも開催された。

約5年ぶりのノンストップライブ

今回は、岩本蓮加、岡本姫奈、黒見明香、佐藤楓、佐藤璃果、柴田柚菜、松尾美佑、矢久保美緒、吉田綾乃クリスティーの9人が参加。アンダーライブ史上最少人数での実施に。伊藤理々杏はスケジュールの都合により休演となった。

1曲目は「アンダー」からスタート。センターに立つ柴田は、豊かな感情表現を武器に、アンダーメンバーであることを歌った曲を表現すると同時に、座長として臨む今回のライブへの意気込みを示す。

2曲目以降は、曲ごとにセンターを替えながら、アンダーライブでおなじみの楽曲を届けていく。岩本、吉田、佐藤璃、岡本、黒見、矢久保、松尾、佐藤楓。9曲連続で披露すると、座長の柴田が「今日は約5年ぶりのノンストップライブです！」と叫ぶ。毎回アンダーライブでは、何らかのハードルに挑戦しているが、今回の挑戦はノンストップで歌い踊ることだった。

続いて、9人はトロッコに乗り込んでアリーナ席の通路へ。「自惚れビーチ」「13日の金曜日」を披露してステージに戻ると、一人ずつダンスインターで見せる。柴田がソロで「My rule」を披露。以降は、もう一度センターを替えながら全員で曲を畳みかける。

本編ラストで、最新アンダー楽曲「交感神経優位」をパフォーマンス。約1時間20分のライブをノンストップで駆け抜け、柴田はほっとしたような印象的な笑顔を見せた。

柴田柚菜、初センターに「違う視点から新たな気付きがたくさんあった」

アンコールでは、トロッコに乗ったメンバーがアリーナ後方から登場。「裸足でSummer」「ハウス！」と人気曲を続ける。

ステージに戻り、「好きになってみた」を歌うと、柴田は「初めてセンターという場所に立たせていただいたんですけど、自分にもっとできたことがあったかなとか、違う視点から新たな気付きがたくさんありました。メンバーとかスタッフさんとか(ファンの)皆さんとか優しいなと思って、改めて大好きになった期間でした。ありがとう」とあいさつする。

佐藤楓「乃木坂46が夢中になれるものを私に与えてくれた」

ライブが終了すると、ファンからすかさず「でんちゃんコール」が沸き起こる。場内が赤いペンライトで染まる中、佐藤楓セレモニーが始まった。

赤いドレスに身を包んで登場した佐藤楓は、「8年半を振り返ってみると、高校を卒業して、ぼんやり大学に通っていて、将来の夢とか目標もなかったんですけど、乃木坂46が夢中になれるものを私に与えてくれました」と活動を振り返る。

そして、「私の存在が日々の活力だったり、糧だったり、日常の一部になっていたらうれしいですし、ここにいる意味があります」とファンにメッセージ。続けて、メンバーに向けて「乃木坂46に入っていなければ出会えていなかった人たちがたくさんいます。みんなに出会えたから私の人生はキラキラしたものになりました」と感謝の気持ちを表した。