今田美桜“のぶ”と北村匠海“嵩”が夢を追い続け「アンパンマン」にたどり着くまでを描く物語がスタート＜あんぱん＞

2025.03.29 21:30

今田美桜が主人公を務める連続テレビ小説「あんぱん」(毎週月～土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月～金曜の振り返り)の第1週となる「人間なんてさみしいね」が、3月31日(月)より放送される。

「あんぱん」とは…

連続テレビ小説第112作目となる本作は、「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかしと小松暢夫妻をモデルにしたオリジナル作品。戦前、戦中、戦後と激動の時代を生きたやなせと、やなせと共に生き、彼をけん引し続けた“ハチキンおのぶ”こと暢が、あらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどり着くまでの人生を描く。主人公・朝田のぶ役を今田が、夫・柳井嵩役を北村匠海が務め、脚本は連続テレビ小説「花子とアン」、大河ドラマ「西郷どん」の中園ミホが担当する。

第1週「人間なんてさみしいね」あらすじ

第1週では――

昭和初期、高知の町中をものすごい勢いで走る“ハチキンおのぶ”こと朝田のぶ(永瀬ゆずな)がいた。朝田家はのぶの祖父・釜次(吉田鋼太郎)が石屋を代々営んでいるが、継ぐ気がない父・結太郎(加瀬亮)は商事会社で国内外を飛び回り、のぶに「女子も大志を抱け」と語る。

一方、幼い時に父・清(二宮和也)を病気で亡くした柳井嵩(木村優来)は、母・登美子(松嶋菜々子)に連れられて高知・御免与町にある柳井医院を営む伯父・寛(竹野内豊)の家に引き取られる。そして転校先の小学校でのぶと出会う。

そんな矢先、朝田家に激震が走るのだった。

――という物語が描かれる。

第1週予告動画

公式ホームページ掲載の予告動画は、「うち見つけたかもしれん」という主人公・のぶ(今田美桜)の言葉と共に、笑顔で走るのぶの姿や嵩の姿が映し出され始まる。

さらに、朝田のぶを演じる今田美桜の「とても自由で素直な女の子だなと思っています。家族思いで、正義感が強くて、高知の大自然の中でのびのびと自由に育っている女の子なんだなと」というのぶに対するコメントが流れ、朝田家のシーンやのぶの快活な姿が次々と映し出される。

場面が替わると、「のぶちゃんは来年の卒業までにお相手が見つかりそうなが？」「うちは小さい時から探しゆう夢が見つからんが」というのぶと友達とのやり取りが流れ、そして父・結太郎が「女子も遠慮せんと大志を抱きや」とのぶに伝える場面が映る。その後も、パン食い競争に出場するのぶの姿、祖父・釜次に将来の夢を語る姿、パン職人・屋村草吉(阿部サダヲ)からあんぱんをもらうのぶの姿が流れる。

続いて柳井嵩を演じる北村匠海の「(嵩は)内気で、人よりも一歩前に出ない。少年、青年、大人と年を重ねていくんですが、嵩自身が歩んできた家庭環境が彼を少し寄り道させてしまっている感じはあります。ただ、そんな嵩だからこそ、誰に対しても揺るがない愛情を常に持っています」というコメントが流れ、嵩に迫られる選択の日々の様子が映し出される。

そして最後は、「朝田のぶ、ええ先生になれるよう気張ってきます！」というのぶの姿、そして「のぶちゃん、僕は絵を描いて生きていく」「嵩は絵を描くために生まれてきた人やき」というのぶと嵩の姿が描かれ動画は幕を閉じる。

何者でもなかったのぶと嵩の二人が、夢を追い続け、やがて「アンパンマン」にたどり着く物語に注目が集まっている。