“ゾクゾクキュンキュン”な四角関係が面白い韓国BLドラマ「秘密の間柄」第5＆6話では愛がそれぞれの方向へ突き進む

2025.03.20 13:49

世界的に大きな話題を呼ぶウェブトゥーンを実写化した韓国BLドラマ「秘密の間柄」の第5話が3月13日、第6話が3月14日よりFODにて独占配信されている。主人公のダオンにまっすぐに思いを伝えるソンヒョンの誠実さと、ダオンへの思いを拗らせたジェミンの驚くべき暴挙が描かれ、ドキドキとさせられた。配信直後から、SNSでは「ドロッドロでおもろい」「続きが気になりすぎる」と視聴者から反響の声が続出。物語が進むにつれてゾクゾクキュンキュンな四角関係ドラマに沼る人が増加中だ。本記事では第5話＆第6話の注目ポイントを紹介する(以下、ネタバレがあります)。

秘密を抱えた4人の男たちが複雑に絡み合うBLドラマ！

「秘密の間柄」の原作は累計1.7億PVを突破し、韓国だけでなくアメリカや日本を含む6カ国で大ヒット。過去に秘密を抱えた4人の男たちが複雑に絡み合う恋愛模様が繰り広げられる。

優れた頭脳と外見に恵まれているものの家庭の事情を抱えるダオンを演じるのは、韓国の人気ボーイズグループWEiのメンバーであるキム・ジュンソ。ダオンに急接近する会社の同僚・ソンヒョン役はチャ・ソンヒョン、10年以上片思い中の高校の先輩・ジェミン役はキム・ホヨン、ジェミンの元恋人・スヒョン役はチャ・ジョンウと、韓国の若手実力派俳優たちが共演。3人はそれぞれの秘密を口実に、ダオンを自分のものにしようと動き出す。ダオンと秘密の関係を清算し、本当の愛を手にするのは誰なのか？最後まで予測不可能なラブストーリーとなっている。

第5話＆第6話の見どころは？

第5話＆第6話では、ジェミンに惹かれているダオンだが、まっすぐに思いを向けてくるソンヒョンへと心が揺れ動き、ダオンへの思いをこじらせているジェミンは辛い思いをする様子が展開される。

酔ったダオンにキスしたときにジェミンの名を口走っていたことをソンヒョンは思い出す。“ジェミン”とは誰なのか、ダオンに尋ねたソンヒョンは「僕のもとに来ればいいんです。幸せにします」「傷つくことなんて怖くありません。そばにいたいです」と目を見つめて、切々と訴えかける。反論しようとするダオンも最終的にはコクリと頷き、そんな自分に驚く様が描かれる。

ソンヒョンに癒され、ジェミンに震え上がる

また、ダオンの妹がケガをした事件の裏で怪しげな動きを見せるジェミン。ダオンに思いが届かないスヒョンはたまりかねて、ジェミンの計略をダオンにばらす。本当にジェミンがやったのか、スヒョンと両思いだったはずのジェミンがなぜそんなことをするのか。ダオンが真っ向から問い詰めると、ジェミンはあっさりと認めて「愛しているから。お前のためにやった」と言う。動揺するダオンが立ち去ろうとすると、ジェミンは驚くべき暴挙に出るのだった。

ダオンがスヒョンと言い争いをした際に顔にケガを追い、隠そうとするダオンの傷に気づいたソンヒョンは手を引っ張って、手当てをする。ダオンが自分ですると言っても、それを制して綿棒でそっと薬をぬってあげるソンヒョン。傷でさえも愛おしそうに見つめるソンヒョンの視線が優しくて、見ている方も癒やされてくる。そのあと、自分の思いが伝わるようにと丁寧に語りかけて、まっすぐに思いを吐露するソンヒョンに胸がときめいた。やわらかな逆光に包まれた映像も美しく、注目すべきシーンとなっている。

また、打って変わってジェミンの登場する場面は不穏な空気でいっぱいに。ダオンが来るとなっていそいそと夕食を準備していた楽しそうな様子から一転。ダオンに計略を問われると、瞳孔が開いたような目で「ああ、そうだ」と開き直る姿にはゾッとさせられる。さらにダオンが立ち去ろうとしたときにジェミンが移した行動は、恐ろしくてここに書くのも憚れるほど。ダオンへの思いを拗らせ過ぎたサイコパスとも言えるジェミンには、震え上がってしまった。

果たしてダオンはソンヒョンを受け入れるのか、そして恋の鞘当てだけでは済まなくなったジェミンはどうなってしまうのか。最終話に向けて、これからますます目が離せない。

構成・文＝牧島史佳