オン・ソンウ“コビ”、おいしいエスプレッソを淹れるために奮闘「甘く見てました」＜コーヒーを飲みましょうか？＞

2025.03.18 12:00

オン・ソンウ主演、パク・ホサン共演の心温まるヒューマンドラマ「コーヒーを飲みましょうか？」(全12話)が動画配信サービス・Huluにて配信中。公務員受験に失敗した青年が、あることをきっかけにコーヒーの世界に飛び込み、バリスタとして成長していく姿が描かれる。本記事では、コビ(オン・ソンウ)がエスプレッソを淹れようと悪戦苦闘する姿が描かれる第2話のあらすじや見どころを紹介していく。

「コーヒーを飲みましょうか？」とは

本作は「食客」や「タチャイカサマ師」などで知られる、韓国の人気漫画家ホ・ヨンマンが、デビュー40周年を記念して制作したコミックが原作となっている。公務員試験に失敗し人生に悩む主人公カン・コビ(オン・ソンウ)が、偶然立ち寄ったカフェ。そこで飲んだコーヒーに感銘を受け、“コーヒーに人生を賭けたい”と店長のパク・ソク(パク・ホサン)に弟子入りし、バリスタとして成長していくヒューマンドラマだ。

純粋な意志と情熱だけを持ってコーヒーの世界に飛び込む新人バリスタ・コビを、「PRODUCE 101」をきっかけにデビューを果たしたボーイズグループ・Wanna Oneの元メンバーで、現在はソロアーティストや俳優として活躍するオン・ソンウが担当。

また彼の成長を見守る店長のパク・ソクを、「ペントハウス」シリーズやドラマ「刑務所のルールブック」などに出演するベテラン俳優のパク・ホサンが、ソクの恋人であるキム・ジュヒを、ドラマ「7人の脱出」や映画「探偵なふたり」などに出演するソ・ヨンヒが演じている。

“コーヒー”を通して成長を遂げる若者の姿と、その周囲との人間関係、そして物語を通してゆったりとした雰囲気を楽しめる内容に仕上がっている。

エスプレッソ作りに悪戦苦闘するコビ…第2話あらすじ

晴れて「2デコーヒー」の従業員となったコビ(オン・ソンウ)。記念すべき初出勤でコビはソク(パク・ホサン)から説明を受けながら仕事に打ち込む。

昼食の時間になり、ソクはコビに店番を任せて恋人のジュヒ(ソ・ヨンヒ)と過ごすことに。しかしコビのことが気になって仕方ない様子のソクを見て、ジュヒは「店に行って余裕を楽しみましょ」と提案。その後店に戻ると、ソクはエスプレッソをコビに振る舞う。そして今度はコビにエスプレッソを作るよう指示するのだが、エスプレッソマシーンはソクによって初期化されており、今の味を1時間で再現するよう告げるのだった。

その後コビはなんとかエスプレッソを作ってみるのだが、ソクの味には到底近付けず、繰り返し作るうちに閉店時間になってしまう。コビは「甘く見てました」と反省し、店に残って作業を続けることに。

そんな中、出張後の会社員・ジヨンが閉店後の「2デコーヒー」へやって来てエスプレッソを注文。コビは練習中の身なので断るも、食い下がるジヨンに押され、結局自分で作ったエスプレッソを提供するのだが――。

常連客・ジヨンの協力のもと、コビは特訓に励む

第2話では、コビがエスプレッソ作りに奮闘する様子が描かれた。ソクは、コビの特訓のために店の外に「故障中」の張り紙をして、マシーンを使ったメニューの提供を中止する。“味が再現できるまで客を受けさせない”というソクに対し、「僕が故障しました」と冗談交じりにうなだれながらも試行錯誤していくコビ。

そんなコビは、「2デコーヒー」の常連客・ジヨンと店長・ソクの3人で、おいしいエスプレッソを作るための特訓もおこなう。コビが淹れたエスプレッソを何杯も飲んで感想を述べるジヨンだが、その出来はどれもイマイチ…。「ボタンを押すだけだと思ってました」と悩むコビにソクは寄り添い、ジヨンはあるヒントを得る。このような、「2デコーヒー」に通う常連客の優しさに触れる些細なやり取りも見どころの一つと言えるだろう。