仲村宗悟、尊敬する岡本信彦について「声優業界だけでなくこの10年で出会った人でいちばんエネルギッシュ」＜声優と夜あそび＞

2025.03.17 17:00

声優の岡本信彦と仲村宗悟が出演する「声優と夜あそび土」(毎週月～土曜夜10:00-11:30　ABEMAアニメLIVEチャンネル)、3月8日放送の #36では、ピンク色の照明に照らされ、ソファに密着した状態で登場した岡本と仲村だが、岡本は「何これ、恋リア(恋愛リアリティーショー)なの？」と思わずツッコミを入れる。今回の放送では、2024年度の放送が残り3回ということで、1年でさらに仲を深めたふたりにぴったりなラブソファで、台本、筋書きなしの「密着ゼロ距離トーク」をしていった。

「密着ゼロ距離トーク」

番組オープニングでは、岡本の3年ぶりのライブツアー「Love Culture」の裏話になり、岡本は、本番前に仲村からの差し入れのドリンクや、番組スタッフお手製の手打ちそばを食べ、“チーム夜あそび”のパワーをたっぷり注入して公演に臨んだという。ライブを訪れた番組スタッフは「すごかったですよ、演出が。ちょっと芝居も見られてラッキーみたいな気持ちになった」と絶賛する。

さらに、スタジオでは公演中のファンサービスの話になり、岡本が「アンコールではファンサマシンガンになるようにしていて……」と話すと、仲村は「ファンサマシンガンを当たり前の言葉みたいに言わないでくださいよ……」とツッコミを入れる。岡本は「アンコールって言われたら3階席まで駆けあがり、それぞれの階で一曲ずつ披露。今回はうちわの持ち込みがOKだったので、『うちわに書いてあること全部やる』というルールにした結果、ファンサがマシンガンのようになった」と明かす。

例えば、「斬って」や「1＋1＝？」といったリクエストに加えて、「じゃんけんをあいこにさせられる」こともあったそうで、仲村が「うちわの内容によっては無視することもあるんですか？」と聞くと、岡本は「本当に申し訳ないけど、ひとつだけ無理だったのはつめ将棋。曲中に1分、考えちゃうから、さすがに無理だった」と告白する。それに仲村は大爆笑し、「それ、めっちゃおもしろいですね。歌詞を思い出しながら、つめ将棋も考えてるって」とコメントする。

さらに、岡本は「IQポーズや『俺、社長！』はやりましたね」「IQポーズの指定は多い」と、「声優と夜あそび土」内で誕生したポーズや一発ギャグの指定が多かったことを暴露すると、仲村は「いちばん無視していいのに」とつぶやく。

また、岡本は「コジコジ(番組スタッフ)にもやりましたよ、3階席で見えたんで」と語ると、番組スタッフからの衝撃の暴露として、「うしろのほうからトントンってされて、『このうちわあなたが持ちなさい』って渡された」とのエピソードが飛び出し、仲村も「そんな保護者みたいなファンいるの？　息子に持たせるように？」と驚きをかくせずにいた。

これからの声優界を担うのは

その後、おたがいの尊敬するところの話になると、仲村は「のぶさんは1年間やってきて、マジで声優業界でいちばんエネルギッシュ。声優業界だけじゃなく、10年で出会った人のなかでも」と岡本について言及すると、岡本も「そこは自信があって、体力もそうだけど、メンタルも超強いと思う」と自己分析する。仲村は「そこが好きなんですよ。打たれて沈むことが悪いわけじゃないけど、僕らの仕事には『ここを乗り越えたらつかめる』みたいな瞬間がある。そうとうきつくても、へこんでいられない時があるし、チームの人も助けられていると思う」と語る。

岡本は「それを目指そうとしたきっかけは、『ヒロアカ』だったりして。何でこのキャラクターにこんなに心惹かれるんだろうって考えた時、自己犠牲の精神があって、それが華やかさやパワフルさ、そして心配な部分として複合的に表れている。その姿に惹かれることが多いから、そういう人になりたいっていうのが、根底にあるのかもね」と語る。

さらに岡本は、「『夜あそび』ファミリーでいうと、緩衝材だなと思うのは宗悟と八代拓くん、これからの声優界を担うんだろうなって」「ちなみに声優界には“3大空気清浄機”がいる。この3人がいると現場の空気がやわらぐ」と絶賛する人物を明らかにしていた。