兄からのプレゼントは“怪獣パジャマ”だった…「かわいすぎる！」「まじで優勝」の声【漫画】

コミックの映像化や、小説のコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、海老原べにこさんが描く『怪獣パジャマな妹ちゃん』をピックアップ。こちらは海老原べにこさんのXとpixivで連載されている『ほっぺがもちもちな妹ちゃん』シリーズの第23話となる。

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海老原べにこさんが2月17日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、1.6万件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、海老原べにこさんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。

兄からもらったプレゼントとは…

ある日、妹のもちは兄からプレゼントをもらう。それは怪獣の着ぐるみのような、全身つなぎタイプのパジャマであった。からかわれていると思ったもちだったが、似合っていてかわいい、と兄に言われうれしくなる。さらに写真を撮っていいか、と言う兄に「がおっ」と怪獣ポーズをしてみせるのだった。

作品を読んだ読者からは、「パジャマ姿の妹ちゃんめちゃめちゃ可愛い」「がおっの破壊力がやばすぎでした！」など、反響の声が多く寄せられている。

作者・海老原べにこさん「たくさんの“かわいい”を描き続けていきたい」

――『怪獣パジャマな妹ちゃん』は、『ほっぺがもちもちな妹ちゃん』というシリーズの1エピソードですが、描かれようと思ったきっかけや理由などをお教えください。

『ほっぺがもちもちな妹ちゃん』はもともとイラストシリーズとして2022年4月から2024年3月までの間、毎週月曜日にSNSで投稿していました。現在の漫画版は、そのイラストを元に制作しています。

『怪獣パジャマな妹ちゃん』は、2022年12月に投稿したイラストがもとになっています。「どうして怪獣パジャマを着ているのか」「なぜこのポーズをとっているのか」といった背景を考え、物語として漫画化しました。

このイラストは妹ちゃんファンの方々からも評判がよく、私自身もとても気に入っていたため、今回漫画として描くことにしました！

――『ほっぺがもちもちな妹ちゃん』のシリーズを描くうえで、特に心がけているところ、大切にしていることなどをお教えください。

お兄ちゃんと妹ちゃんの距離感を大切にしています。

妹ちゃんはお兄ちゃんが大好きなのですが、あくまで兄妹なので、恋人のように空気が甘くなり過ぎないように気をつけています。

読者が「微笑ましい」「かわいい」と思えるような、“程よい距離感のやりとり”を意識して描いています。

――『怪獣パジャマな妹ちゃん』のなかで、特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

1つ目は3P目で妹ちゃんが『ぽぽぽ』と照れるシーンです。

からかわれたと思って怒っていたのに、素直に「かわいい」と言われたことで、戸惑いつつも嬉しさを隠せない――そんな気持ちの変化を表現しました。表情がうまく描けたかなと思い、とても気に入っています。

2つ目は4P目でお兄ちゃんが思わず写真を撮るシーンです。

『怪獣パジャマな妹ちゃん』は、『ほっぺがもちもちな妹ちゃん』の23話目にあたるのですが、それまでお兄ちゃんのほうから妹ちゃんに対してアクションを起こすことが少なかったんです。

今回は「お兄ちゃんも妹ちゃんのことをかわいいと思っている」という気持ちを表現できたので、特に印象に残っているシーンです。

――X(旧Twitter)の投稿には多くの“いいね”やコメントが寄せられていました。特に印象に残っているコメントなどはありますか？

「怪獣パジャマはお兄さんからのプレゼントだったんですね！」というコメントが印象に残ってます！

過去に描いたイラストを覚えていてくださったことが嬉しくて、「怪獣パジャマ回を描いてよかったな」と心から思いました。

――海老原べにこさんご自身や作品について、今後の展望・目標をお教えください。

目標は、1日でも長く“海老原べにこ”として、活動を続けることです。

イラストレーターとして活動を始めてから、目の前の仕事に精いっぱいで未来のことを深く考える余裕はありませんでした。それでも、これからもできるだけ長く、たくさんの“かわいい”を描き続けていきたいと思っています。

――最後に、作品を楽しみにしている読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。

『ほっぺがもちもちな妹ちゃん』を読んでいただき、本当にありがとうございます！

皆さまの応援のおかげで、ここまで描き続けることができました。

これからも、妹ちゃんの日常を温かく見守っていただけますと幸いです。