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主演・十味×原作者・斎創の対談が実現「十味さんの詩織里は、イメージ通りです!」<うちの会社の小さい先輩の話>
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アイドルグループ・#2i2(ニーニ)の十味が主演を務めるドラマ「うちの会社の小さい先輩の話」(毎週水曜夜11:00-11:30、BS松竹東急[全番組無料放送・260ch])が現在放送中。累計発行部数130万部突破の同名人気漫画を実写ドラマ化した本作は、キャラクター開発会社で働く片瀬詩織里(十味)と入社1年目の後輩・篠崎拓馬(瀧澤翼)が繰り広げる甘すぎオフィスラブコメディーだ。
初めての後輩・篠崎を気にかけるあまり、距離感近めの行動をとってしまう詩織里の“甘ハラ”に、SNS等では第1話の放送直後から「ドキドキしすぎる!」と話題沸騰。2月26日(水)放送の第7話では、詩織里と篠崎が倉庫のロッカーに隠れたり、詩織里が篠崎から「定時後に2人で話したい」と告げられたりと気になるシーンも。物語も終盤に入り、先輩・後輩という2人の関係がどう変わっていくのか、期待が高まっている。
今回、本作で詩織里を演じる十味と原作者・斎創によるスペシャル対談が実現。ここまでのドラマを振り返りつつ、印象的だったシーンや今後の注目ポイントなどについて話を聞いた。
原作となるWebコミックとの高いシンクロ率も魅力
――放送が始まって約2カ月。実写ドラマとなった「うちの会社の小さい先輩の話」をご覧になっての率直な感想からお聞かせください。
十味:1話から、原作でも話題になった肩もみのシーンがあったので、台本をいただいて「これ、どんな感じで放送されるんだろう」とドキドキしていたんですけど、見てくださっている方の反応がかなり面白くて。個人的には、ちょっと恥ずかしくて見ていられないシーンもあるんですけど、皆さんの感想とともに楽しんでオンエアを楽しんでいます。
斎創:私も台本をいただいて例の肩もみシーンが1話にあったので、十味さんがやってくださるんだ!と驚きました。ちょっと過激になってしまいそうなシーンでしたが、ほどよくパソコンの画面を使うなどして、現実と妄想の境目みたいな感じで、ちょうどいいあんばいで実写化していただいたなぁと。
十味:あのシーンは、監督から「思いっきりやってください」と言われて一生懸命がんばったんですよ。同じグループのセクシー担当の子を思い浮かべたりして、私なりに全力でやったら、最初「ちょっとこれは使えないかも……」と言われてしまって(笑)。放送されたのは、だいぶマイルドになっているバージョンです。
――2023年にはアニメ化もされている「うちの会社の小さい先輩の話」ですが、そもそも実写化のお話を聞いたとき、斎創先生はどう感じられたのでしょうか。
斎創:漫画的な表現が多い作品なので、ドラマ化すると聞いたときはどう作っていくのかなと思っていたのですが、割と早い段階で十味さんが詩織里をやってくださると伺っていたんです。十味さんなら、イメージぴったりだから大丈夫だなと。実際に原作に近い詩織里を作ってくださっていて『本当にありがとうございます!』という気持ちです。
十味:うわ~うれしいです! こちらこそありがとうございます!! ドラマのお話をいただいたときに、原作を全部読ませていただいたんですけど、この詩織里のかわいさを私が出せるのかな…という不安が強かったので、ホッとしています。
斎創:この作品は、詩織里がとにかくかわいいというところがキモな作品なんですが、そこは十味さんが演じてくださるならクリアしている状態ですし、作品を理解して演じてくださっているのが伝わってきたので、私から「こうしてほしい」というお願いも特になかったですね。
十味:原作の詩織里に近付けられるように。本質は変わらないように、ということを意識しているので、詩織里を生み出した先生にそう言ってもらえて本当にうれしいです。
――ドラマも後半戦に突入。ここまでのオンエアで印象的だったシーンを教えてください。
十味:やっぱり4話の個室サウナのシーンですね。このシーン、実はクランクイン初日だったんです。読み合わせではお会いしていたけど、篠崎役の瀧澤くんとはほぼ初めましてといった状態。逆に失うものは何もないなという気持ちになりまして(笑)。やるしかないなと!
斎創:撮影現場に見学に行ったのが、3話の会議室で主任(鈴木康介)が早川(雪見みと)に写真を撮らせてほしいとお願いするシーンだったのですが、そのときに十味さんが「サウナは一発目に撮りました」とおっしゃっていて、驚きました。現場の方に、温かくしすぎるとカメラが曇るし、寒すぎると役者さんが凍えてしまう…、いろいろ大変だったとお聞きしたんですけど、実際はどんな撮影だったんですか。
十味:正直言うと、結構寒かったです(笑)。サウナなので、汗の演出が必要になってくるんですけど、実際汗をかくわけではなくて。霧吹きで濡らすんですけど、音が入っちゃうからと暖房も切って撮影していたので、「ここは、めちゃくちゃ暑いサウナ!」と思いながら撮影していました。
斎創:やっぱり大変だったんですね。あと、個人的には居酒屋さんで酔った詩織里と篠崎がニャンコになっちゃうシーンもかわいかったですね。十味さんが大きな招き猫を持っているのが、すごく好きでした。
十味:あれは、私もびっくりしました。現場で急に監督さんに『これ、持ってください』と言われて、『これですか!?』って(笑)。
斎創:かわいくて笑えるシーンですよね。原作のエッセンスを残しつつ、ドラマ版ならではの要素も加えてくださっていますけど、ドラマとして面白くなっているので、そこは全然気にならないですね。むしろ原作にない居酒屋さんのシーンとか、逆に楽しんで見ています。あと、主任も原作だと明るく元気なキャラクターですけど、ドラマだとミステリアスというか、真顔でガン詰めしてくるみたいな人になっていて。あれはあれでいい味出していますよね。
――原作のエピソードをそのまま実写化しているところもあれば、その要素をうまく散りばめているところもあって、原作ファンからすると「これはあのエピソードだな」という発見もありますよね。
斎創:そうなんですよね。この要素をここで使うんだ、みたいなところは漫画とドラマ、両方を履修しているからこそ分かる面白さですよね。
十味:今回は季節的に難しかったですけど、夏に海の家で働いていて嫉妬が生まれるという回を演じてみたかったですね。実写で見たい!というシーン、先生にもありますか?
斎創:先輩がかわいい的なところだと、やっぱり遊園地のシーンは見たいですよね。今回のドラマであるかどうかは見ていただいてのお楽しみですけど(笑)。
「この作品は詩織里のかわいさが一番のポイント」(十味)
――改めて、斎創先生がこの作品を描くときに大切にしていることをお伺いできますか。
斎創:基本的には、詩織里がかわいいことですね。かわいいが一番で、そこに加えて年上の先輩として頼りになるところも出せたらいいなと思っています。ドラマではその頼りになりつつも、ちょっと抜けててかわいい先輩を十味さんが創り上げてくださっているので、本当にありがたいですね。原作の先輩は、どうしても2次元よりになってしまうので、それを十味さんが演じてくださることで実在感が増したところもあるのかなと感じています。
――今後のドラマの見どころ、注目したいポイントも教えてください。
十味:後半には、いろいろな事情で(笑)、メタっぽい演出が出てきたりするんですけど、個人的にはそういう演出も好きなところなので、皆さんにも注目していただきたいなと思います。
斎創:監督が出てきたりするんですよね。
十味:そうなんですよ。次元の壁を越えてくる感じがあります。
斎創:あと、漫画だと作画コストがかかるので、そこまで背景を描きこめないところもあるんですけど、実写だと居酒屋さんで2人がわちゃわちゃしている後ろで同僚たちが話してたりとか、オフィスでも「お疲れさまです」と言っていたりとか。役者さんがいろいろ動いてくださっているのも、面白いなと。
十味:たしかに、後ろの方でいろいろ遊び始めたりしてますね。
斎創:そういう実写化ならではのところに注目したいですね。
十味:あとは、やっぱり詩織里と篠崎が今後どうなっていくのか、ですよね。ドキドキなシチュエーションはありつつも、2人の関係は変わらず、といった感じでしたが、後半はその関係が一気に進んでいきます。2人の純粋さが感じられるシーンが多くなるのもポイントですね。
――今回、実写ドラマから「うちの会社の小さい先輩の話」という作品に触れた方もいらっしゃると思うのですが、この作品の面白さ、魅力をどんなところに感じてほしいか、教えてください。
十味:ドラマには、原作とは違うオリジナルの要素もあるので、それぞれに異なる味が楽しめると思うんですけど、まずは原作に描かれている詩織里のかわいさを知っていただきたいです。先生もおっしゃっていましたが、この作品は詩織里のかわいさが一番のポイント。私がそれを再現しきれていない部分もあると思うので、原作でそのかわいさを存分に堪能していただきたいです。あと、ちょうどBS松竹東急ではアニメ版も放送中なので、あわせて楽しんでいただけたらうれしいです。
斎創:原作も、ドラマも詩織里がかわいい作品にはなっていると思うので、相乗効果じゃないですけど、どっちの詩織里もかわいいと思ってもらえたらありがたいですね。どっちを食べてもおいしい!みたいな感じで、それぞれを楽しんでいただきたいです。
取材・文=吉田光枝
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