「SHOGUN 将軍」が全米映画俳優組合賞で“4冠”日本人初・最多受賞を達成最高賞・アンサンブル賞も獲得

2025.02.25 16:52

真田広之が主演・プロデューサーを務め、世界で大ヒットを記録したドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」。2月23日にロサンゼルスで開催された「第31回全米映画俳優組合賞(SAGアワード)」にて、真田とアンナ・サワイが日本人初の受賞を果たしたほか、最高賞に当たるアンサンブル賞を含む4冠を達成した。

壮大な戦国スペクタクルを繰り広げる「SHOGUN 将軍」とは

本作は、ディズニー公式動画配信サービス「ディズニープラス」の「スター」にて配信中のドラマシリーズ。戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルの小説を原作に、第一線で活躍するハリウッドの製作陣によって制作された。

徳川家康をはじめとする歴史上の人物にインスパイアされた「関ヶ原の戦い」前夜、窮地に立たされた戦国一の武将“虎永”、その家臣となった英国人航海士“按針”、二人の運命の鍵を握る謎多きキリシタン“鞠子”らが、日本では描ききれない壮大な戦国スペクタクルを繰り広げる。

日本人初&本年度最多受賞…「全米映画俳優組合賞」で4冠を獲得

すでに製作が決定したシーズン2・3にも大きな期待と関心が寄せられる中、「第31回全米映画俳優組合賞(SAGアワード)」が2月23日、ロサンゼルスで開催。日本人がこれまで誰も受賞したことのない同アワードにおいて、本作がまたもや歴史に名を刻んだ。

2007年の菊地凛子以来、18年ぶりに日本人がノミネートされた「全米映画俳優組合賞」にて、本作は、最高賞に当たるアンサンブル賞(ドラマシリーズ部門)、男優賞(真田広之/ドラマシリーズ部門)、女優賞(アンナ・サワイ/ドラマシリーズ部門)、そしてスタント賞(テレビシリーズ部門)の4冠を獲得。日本人としては初の全米映画俳優組合賞受賞、そして本年度最多受賞を達成した。

2024年、日本のディズニープラスで最も視聴されたシリーズとして記録を打ち立てた本作。その勢いはアメリカのテレビ業界にも新風を巻き起こし、エミー賞歴代最多18部門、ゴールデングローブ賞最多4部門の他にも全米の各アワードで多数の受賞を果たしている。

さらに先日のクリティクス・チョイス・アワード(旧・放送映画批評家協会賞)では最多4部門を達成するなど、今回のアワードを含め、本作は英・米各賞において86個の賞を獲得している。