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成人式、日本髪にしたら“あの芸人”みたいに仕上がった…恥ずかしさが勝って欠席したエピソードに共感の声「私も嫌な思い出が…」【作者インタビュー】
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コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、すやすや子さんが描く『成人式、後悔してる』をピックアップ。
2025年1月12日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、1.7万件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、すやすや子さんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。
お母さんの振袖を着て日本髪で成人式に行こうと思ったが…
作者であるすやすや子さんが19歳の頃のお話。来年に控える成人式のことで、お母さんにあるお願いをされたことから始まる。そのお願いとは、お母さんが若い頃に両親(すや子さんにとっては祖父母)から買ってもらった振袖と日本髪で成人式に参加してほしいということ。生活が苦しい中でもお母さんに振袖を買ってくれたという祖父母の話に心を打たれたことと、「お母さんの希望を聞いてくれたら15万円あげる」という提案に惹かれて、すや子さんは二つ返事で快諾した。
しかしその後、友達と成人式の話になり、周りは流行に合う振袖や髪型にすると盛り上がっている傍らで、流行とは違う古風なスタイルで出席しようとしているすや子さんは「自分だけ目立ってしまうかも」という不安を抱き始める。その一方、美容室の予約など着々と準備を進めるお母さんを見て「もう後には引けない」と感じるすや子さんだったのだが――。
いよいよやってきた成人式当日。朝早くから昔馴染みの美容室で日本髪を結ってもらい、知り合いに振袖の着付けをしてもらう。そしてその足で写真館へ向かい、撮影してもらった写真はまるで昔にタイムスリップしたような仕上がりだった。
お母さんや知り合いの人達からはその振袖姿を絶賛されたすや子さんだったが、流行に合わない見た目と、当時ブレイクしていた日本髪が特徴的な芸人と格好が似ているという不安要素から、成人式に行くのをやめようと思い始める。色々な人に協力してもらって申し訳ないという気持ちもあったため、時間いっぱい悩んだのだが、最終的に待ち合わせしていた友達に欠席を伝えたすや子さん。
続けて、お母さんにも成人式に行かないことを伝える。驚いたお母さんがすや子さんを説得していると、家のインターホンがなった。すや子さんの欠席を聞いた友達が迎えに来てくれたのだった。
果たして、すや子さんの成人式の一日はどうなってしまうのか――。続きはすや子さんのX(旧Twitter)にて公開されているため、ぜひ最後まで読んでみてほしい。読者からは「私も嫌な思い出が…」「僕も後悔してる」など、男女問わず成人式の後悔について共感する声が多く寄せられている。
作者・すやすや子さん「母の振袖に日本髪…今ではもうしたくてもなかなかできない貴重な体験」
――『成人式、後悔してる』はご自身の体験談を漫画にした作品ですが、創作しようと思ったきっかけや理由などをお聞かせいただけますでしょうか。
私と同じようにあとから後悔する方が少しでも減るといいなと思い描かせていただきました。
――本作で描いた“後悔”は、「髪型やメイクが周囲から浮いてしまうかもしれないと思っても気にせず成人式に行けばよかった」と「髪型やメイクは自分の好きなものにしたいと母に事前に伝えればよかった」とどちらの気持ちが大きかったのでしょうか?
「髪型やメイクが周囲から浮いてしまうかもしれないと思っても気にせず成人式に行けばよかった」の後悔のほうが大きいですね。
というのも当時はギャルな感じや派手目な感じの髪型やメイクが流行っていたのですが、私はそれが好きだったわけでもなく、どちらかというと古典的な和の雰囲気の方が好きだったので、母の着物も髪型も変だとは思っていなかったんですよね。ただただ周りと違う格好で行って目立ってしまったり、人と違う格好をするのが怖くて…(日本髪の芸人さんも流行っていたし)
母の振袖に日本髪…今ではもうしたくてもなかなかできない貴重な体験なのでやっぱり行けば良かったなと後悔しています。
(私は昔から周りの目を気にしがちだったので、周りを気にせず自分を貫ける人に今でも強い憧れがあります。)
――X(旧Twitter)の投稿には、読者から共感の声や自身のエピソードを披露するコメントが多く寄せられていました。今回の反響への感想をお聞かせください。
Xはインスタよりも厳しい意見が多いイメージだったので、覚悟をしてアップしたのですが、共感の声や振袖と日本髪を褒めてくださる方がたくさんいて嬉しかったです。なかには私の態度や母の対応に対して厳しい意見もありましたが、私にも母にも悪い部分があったのは事実だと思うので反面教師にしていただければ幸いです。
――本作は“後悔してるシリーズ”となっていて、ブログでは“メイクアップレッスン”の後悔エピソードも漫画で描かれています。もしよろしければ、最近「後悔したな~」と感じた出来事があればお聞かせいただけますでしょうか。
家にいるとついスマホを触ったりゴロゴロしてしまって、夜になってからもっと一日を大事に過ごせば良かった!!!私のバカ!!と後悔することがよくあります。今年こそはスマホ離れしたいです。
――漫画家としての今後の展望や目標をお教えください。
息子が藤子・F・不二雄さんの漫画(ポコニャンやドラえもんなど)を読むようになり、お母さんもこういう漫画描いてよ〜と言うようになったので、いつかはかわいい生き物がでてくる創作漫画を描いてみたいなと思っています。
――最後に、来年以降に成人式を控えている人たちに、メッセージや後悔しないためのアドバイスをお願いします。
自分が素敵だと思う格好をしてください。
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