「乃木坂、逃避行。SEASON2」第7回に登場する筒井あやめ、川崎桜(写真左から)

乃木坂46筒井あやめ、川崎桜の軽快なスケーティングに「マジかっこいい」大阪＆京都の旅へ＜乃木坂、逃避行。SEASON2＞

2025.02.21 12:00

乃木坂46メンバーによる2人旅に密着するドキュメントバラエティー「乃木坂、逃避行。SEASON2」の第7回が、2月21日にLeminoで配信された。第7回は大阪と京都を舞台に、4期生の筒井あやめと5期生の川崎桜の旅が始まった。(以下、ネタバレを含みます)

“ひらパー”でグルメに目移り

旅の始まり、東京駅で新幹線に乗るべく待ち合わせるところから、川崎は筒井のことを「めんしゃん」とオリジナルの愛称で呼んで慕っていた。グループ歴は4期生の筒井のほうが長いが、年齢は5期生の川崎が1歳年上という間柄でもある。「あやめさんって和のイメージがあるんです」という川崎のアイデアで、大阪と京都を巡る旅になった。

新大阪駅から車を走らせて向かうのは、“ひらパー”こと大阪・枚方市の遊園地「ひらかたパーク」。絶叫系が苦手と言っていた2人ゆえか、アトラクションよりもまずグルメを味わおうとする。いくつもの店に売られているスイーツやスナックに目移りしながら、唐揚げとクリスピーポテトをセレクト。「見ているだけで楽しい」とひらパーの空気感にすっかりなじんでいった。

ひらパーにある複数のジェットコースターの中から、川崎が「一番怖くなさそう」と思った、ワニをかたどったレトロなコースター「ラウディ」に2人で乗ってみるが、いざ走り出すと予想外のスピードにびっくりして、怖がっているうちに笑いが漏れていく。アイドルには定番のジェットコースター上の絶叫シーンを初めて経験し、「想像の30倍怖かった」と笑う川崎。

屋内のアトラクションに移ると、まず射的をやってみるがなかなか景品に当てられず、筒井は「当てられるまで帰りたくなくなっちゃうんだよね」と負けず嫌いな面をのぞかせる。シューティングゲームでは2人して0点を記録してしまい、「こんなことある？」とびっくり。そんな中でも終わりには一緒にプリントシールを撮り、川崎は「ずっとも(ズッ友)」とギャルなセリフを描き込んで記念の1枚になった。

フィギュアスケート経験者・川崎が実力を見せる

冬のひらパーでは、毎年恒例の「ウインターカーニバル」でスケートリンクが開設されている。フィギュアスケート経験がある川崎は、初めてスケート靴を履く筒井の手をとって丁寧にレクチャーしていくが、その姿が頼もしい。筒井も、軽快にリンクを滑ってみせる川崎に「マジかっこいい」と見とれていた。

ひらパーを楽しんだ後は、京都の奥座敷・貴船の老舗旅館「ひろ文」へ。お座敷に庭園を備え、離れで夕食をとれる京都らしさを凝縮したような隠れ宿だ。

この「乃木坂、逃避行。」シリーズで筒井との旅を熱望していた川崎は「表と裏が本当にないじゃないですか」と筒井の素直なところにベタぼれ。人の本音をうかがってしまいがちと話す川崎にとって、気持ちを何でも話せる筒井の優しさが癒やしになっているようだ。

筒井は14歳で乃木坂46の一員になり、川崎ら5期生の加入までずっとグループ最年少で、年齢の離れた先輩たちの中で成長してきた。それを踏まえて「親しみやすい先輩になりたいな」と話す。「なかなか(先輩に)近づけなくて…だからそういう子がいないように、親しみやすい人になりたい」と、これから入ってくる後輩たちへの気遣いも明かした。

そして川崎にも「努力をあんま表に出さないタイプというか、裏でコツコツ系だから。見えないところで頑張ってるんだろうなってことはめっちゃ伝わるよ」と優しい。川崎が「めんさん」と呼んで大好きになってしまうのも納得の、自然体で人をリラックスさせてくれる人柄がにじみ出ていた。旅の中では川崎にとってもう1人、めげそうになった時に気遣ってくれた先輩の名前も明かされた。

日ごろの本音を明かすうちに、つい涙がにじむほど共感し合った語らいで、京都の夜はふけていく。

◆文=大宮高史

※川崎桜の「崎」はタツサキが正式表記