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<119エマージェンシーコール>うその通報の判断に揺らぐ中村ゆり“高千穂”の涙が胸に迫る
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清野菜名が主演する月9ドラマ「119エマージェンシーコール」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第5話が2月17日に放送。通報がうそか本当か、難しい判断を迫られる指令管制員たちの様子を描いた。(以下、ネタバレを含みます)
消防局の指令管制員たちのリアルを描く
同ドラマは、消防局の通信指令センターを舞台に、一本の電話で命をつなぐ“最前線に立つ、指令管制員(ディスパッチャー)たちの現実(リアル)を描く完全オリジナルストーリー。
清野が演じるのは、銀行を辞めて指令管制員になったばかりの粕原雪。雪と同じ横浜市消防局・司令課3係のメンバーとして、雪の指導係を務めた兼下睦夫を瀬戸康史、雪より年齢は若いがキャリアは先輩の新島紗良を見上愛、救急救命士の資格を持つ与呉心之介を一ノ瀬颯、しゃべりが得意な箕輪健介を前原滉、係長・高千穂一葉を中村ゆり、主任・堂島真一を佐藤浩市が演じる。
虚偽の通報に指令管制員たちが困惑する
現実世界でも課題となっている緊急性が高くない場合の救急車の要請。第5話は、雪らがその問題と向き合った。
「(救急車を)100回出場して100回無駄だったとしても、101回目も出場させるしかない。誰かの無事に勝るものなんてないんだから」。管制員たちにそう告げたのは高千穂だ。
そんな中、雪が会う約束をしていた“フルカワジュンコ”という女性が倒れ、代わりに救急車を要請する男性からの通報を受けた。しかし、通報のあったマンションの女性宅に要救助者の姿はなく、通報者や女性本人、マンション管理会社に連絡がとれないまま、救急隊がマンションの他の部屋を捜すことに。
さらに、箕輪が通報を受ける。通報者は、偶然にも“フルカワ”という女性を探しているマンションに住む男性だった。箕輪が救急車を出場させる手配をした直後、女性を捜している救急隊が男性の部屋を訪れた。男性は自分を救助に来たものだと思うが、ちょうどそのときに先の通報の女性が別の部屋番号であることが分かり、後から来る予定の救急車を待機するように言われて激怒する。
調べにより、“フルカワ”という女性の通報が虚偽であることが分かった一方、男性は「後回しにされた」などとSNSに発信し、世間から司令課が非難されることに。また、兼下から「いつも以上に気を付けろよ」と釘を刺されていたにもかかわらず、雪がいつもの通報の復習を通じて虚偽の通報をされた女性に接触したことで、さらなる問題に発展してしまう。
「最後は自分の判断を信じる」
通報がいたずらかどうかの判断は難しいが、自分たちの対応が本当に適切だったのかは悩みどころ。高千穂は係長として市民からのクレームにも対応し、広報などを担当する総務課にも頭を下げる。事態を収束させるために会見を開くことになると、「これで会見を開いてしまったら、職員の士気が下がるだけですし、今後似たような通報が来た際に、失敗を恐れて取り返しのつかないミスをしかねません」と訴えるが、「そもそも発端は君の判断ミスでしょ」と言われてしまう。
落ち込む高千穂に、「最後は自分の判断を信じるしかない」と声をかけた堂島。かつて堂島が被災した神戸に応援で行ったとき、高千穂の父に言われた言葉だという。その災害以降、消防のシステムや技術は進歩しているが、それでも「結局、人間ができることなんて何も変わっちゃいない」「それができなきゃ、誰かの命を救うなんてことはできやしない」のだと。
最後に堂島は「お前が間違っているかどうかは、お前の下のやつらが一番分かっているからよ」と付け加えた。目に涙をためた高千穂の姿が胸に迫る。
その後、高千穂は一度聞いた声は忘れない雪が受けた通報の相手が、先の虚偽通報をした男性の可能性があると言われる。判断を迫られた高千穂は救急車を出す許可をし、さらには雪の機転をきっかけに、その男性はストーカーで、女性宅に忍び込もうとして本当にけがをしていたのだった。
「最後は自分の判断を信じる」「100回無駄だったとしても、101回目も出場させる」。責任ある判断を任される高千穂が、信念を取り戻したのが頼もしい。
そんな高千穂の姿と共に、記者会見で進行役を務めていた田中(三浦りょう太)があげた声にも切なる願いが込められていた。「何回うそをつかれても、指令管制員は通報者を信じ続けるしかないんです。誰かの命にかえられるものはないから。どうか、そんな職員たちの思いを踏みにじるような通報はやめてください。119番の適正な利用に、ご協力よろしくお願いいたします!」。
SNSには「大変な仕事」「高千穂の判断かっこよかった」「119の適切な利用を求める叫び良かった」といった声が上がり、心にとめておきたいストーリー展開となった。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
※三浦りょう太のりょうは、正しくは「けものへんに寮のうかんむりなし」
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