ぷりぷりカキたちが、未知の生き物にわちゃわちゃ大騒ぎする物語に「愛おしすぎる…」「ほのぼのしてて好き」の声【作者インタビュー】

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、「カドコミ」や「pixivコミック」にて掲載中の『ぷりぷりカキ わちゃわちゃパラダイス』(KADOKAWA刊)の1エピソード『ピンノを大切にしてるカキ』をピックアップ。作者のれれれさんが、2024年12月29日に本作を含む数話をX(旧Twitter)に投稿したところ、9.1万件を超える「いいね」や反響が多数寄せられた。本記事ではれれれさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。

• 【漫画】ぷりぷりのカキたちが繰り広げるユルい会話に癒される…「かわいいの権化だ」の声
• 叔父が経営する銭湯を救う男の子とドラゴン　全力でお風呂を沸かす姿に「2人の連携プレイ最高」の声【作者インタビュー】
• 思い出と紐づいたチョコレート菓子の香り…寒い冬の日に作るブラウニーに「いい香りがこちらにも伝わります…」「癒される」の声【作者インタビュー】

ぷりぷりなカキたちのかわいい物語

ぷりぷりとした見た目が特徴のカキが3匹、わちゃわちゃ騒いでいる。ある1匹のカキに黄色い小さな生き物がついることに気づいて、「な!!!!なにかついてるよ!!!」と驚きながら指摘する2匹のカキ。

しかし黄色い生き物がくっついているカキは、殻の中にいたころからずっと一緒にいるパートナーなのだという。名前はピンノちゃんというらしい。すると2匹のカキは「ほぇ〜」といって不思議そうにピンノちゃんを見つめる。

ピンノちゃんをかわいがるカキたち。ピンノちゃんの存在が“おっきかき”にバレて没収されてしまわないようにと注意されたところ、カキはピンノちゃんをぎゅっと抱きしめ…。

この物語を読んだ人たちからは、「ふんわりした絵がかわいい」「ほのぼのしてて好き」「癒される…」「とってもかわいい」「愛おしすぎる…」「かわいいの権化だ」など反響の声が多数寄せられている。

注目は「っ」を省略する“カキ語”

――『ピンノを大切にしてるカキ』が収録されている『ぷりぷりカキ わちゃわちゃパラダイス』を創作したきっかけや理由があればお教えください。

11月23日の「牡蠣の日」に、カキのイラストをSNSに投稿したところ多くの反響があり、それからカキのキャラクターが誕生しました。

――カキのイラストや、セリフからやわらかい印象を受けました。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい！」というポイントがあればお教えください。

見ている人が癒されるような、無邪気なわちゃわちゃ感にこだわって描いてます。ちっちゃカキのセリフで、「よかった」を「よかた」「なった」を「なた」など、「っ」を省略するカキ語があるので、ぜひ注目して見てほしいです！[/B]

――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

カキがピンノちゃんをぎゅっとして、「うん」「まもる」と言っているシーンがお気に入りです。二言の短いシーンですが、このコマでカキがピンノちゃんをとても大切に思っていることを表現できたかなと思ってます。

――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか？

身の回りのものやペットの行動などを見て、カキがこう動いてたら可愛いかな、カキだったらこれをどんな感じに使うかな…とストーリーを組み立ててます。どうしても思いつかない時は、今日はなんの日かを参考にしてます。

――作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか？

おっきカキ以外は目をニコッとさせて笑うことがなく、また口を描くこともないため、キャラクターの感情や表情をどう伝えるかを常に意識して描いています。

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします！

いつも応援していただきありがとうございます！みなさまの応援やコメントがとても励みになっています。これからも『ぷりぷりカキ』を盛り上げていくので、どうぞよろしくお願いいたします！