伊藤沙莉、ドラマ「ちびまる子ちゃん」オーディション受けていた「悔しかった記憶があって」
2025.02.10 14:46
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女優の伊藤沙莉が10日、都内で行われた新CM発表会に広瀬すず、オダギリジョーとともに出席。伊藤が過去にドラマ「ちびまる子ちゃん」のオーディションを受けていたことを明かした。
伊藤沙莉「ちびまる子ちゃん」オーディション受けていた
本CMシリーズは「ちびまる子ちゃんがプレミアムな大人になったら?」というオリジナルストーリーを描いた作品。プレミアムなまるちゃん役を広瀬、プレミアムなたまちゃん役を伊藤、プレミアムな花輪クン役をオダギリが務める。広瀬と伊藤は、原作でも人気の2人の友情を描いたストーリーをモチーフにした「手紙篇」に出演するが、広瀬は「制作のみなさまの熱量が尋常じゃなくて、そこまで原作ファンだったり、みんな知っているシーンをやるってドキドキするというか、沙莉ちゃんとは久しぶりだったので、ドキドキしました」と吐露。
また、伊藤は「有名な回ですし、自分も好きなお話なので、ある種の緊張をしましたけど、大好きが故に愛情を持ってできるんじゃないかなと思った」といい、「昔まるちゃんのドラマがあって、オーディションを受けたことがあったんですけど、このシーンをやったときに、自分の中で全然うまくできなくて悔しかった記憶があって」と告白。「何年も経ってから大人になったたまちゃんを、すずちゃんとできるというのが感慨深くて楽しかったです」と目を輝かせた。
さらに、CMのテーマである「人生はゆっくり美味しくなる」にちなんで、自身の経験を語る一幕もあり、広瀬は「日々、現場と家を行き来しているので、家の時間は自分にとっては1番リラックスできてホッとできる場所」と明かし「お家の中で楽しみを作りたいなって年齢を重ねてどんどん思ってきて、家具とかインテリアが好きなので、アンティークのものをいつか手が出せるようになったときに、1度は自分のお家に置いて、だんだん香ばしくなっていくものを眺めたりする家具に出会って、見るだけでハッとなれるような楽しみもできるので、じっくり時間をかけて出会いたいですし、出会えたものを大切に長く楽しむのも憧れがあります」と語った。
一方、伊藤は「去年30歳になりまして、それこそビールが美味しく感じるようになったとか年々感じるんですけど、最近は自分についてとか自分の趣向をじっくり考えている時間が嫌いじゃなくて」と自身の変化を口に。
続けて「1人でご飯を食べたりお酒を飲んでいるときに、なるべくケータイを触らずにというのがあって、まだ悟るような境地にはいっていないんですけど、迷いだったり葛藤だったり、自分に疑いを持ったり、そういうものをじんわり考えている中で、お仕事に対してもそうですけど、100%満足するかっていうと、しないから楽しかったり、続けられている部分がすごくあって。そういうことと向き合ったり、自分の知らない価値観を知っていったりという時間が好きになってきました」と打ち明け「そういう積み重ねで、ゴールというゴールを迎えないまま大人になっていくもの、ゆっくり美味しくなっていく時間の重ね方なのかなと思っています」と熱く語った。
広瀬すず&伊藤沙莉「プレミアムな大人としてやりたいこと」は?
そして「プレミアムな大人としてやりたいこと」を聞かれると、伊藤は“贈り物上手”と答え「最近、贈り物をいただくことがすごく多くて、私のことを思ってくださったり、こういう風な気持ちを込めてみたいなことで、何かをプレゼントしていただいたりとかすると、やっぱりその人の思いが伝わったりとか、“そういう風に考えてくださっていたんだ”みたいなことを思って、とっても嬉しい気持ちになりました」と理由を説明。続けて「何かプレゼントする時とかって、何よりその人のことを思うっていう時間がとってもすてきだなって思うので、そういう時間を大切にしたり、そういうセンスも含めてもうちょっと自分を磨いていきたいなっていう風には思います」と回答した。
広瀬は“趣味を作りたい”と答え「(趣味は)ずっと無くて、それこそゴルフとか旅行とか、割とアクティブなことにとても憧れはあるんですけど、自分は絶対やらないだろうなとか、めんどくさいとかが結局勝っちゃったり、“今日は家でリラックスしたいな”ってことが多くて、最終的に家から出なくなったら趣味がなくなってしまって」と告白。
「もっとアクティブなことに挑戦したり、興味を持つだけでも勝手に価値観が変わったり、視野が広がったりすると思うので、年々、趣味があったほうがいいだろうなとか、楽しみができるってすごくすてきだなと思って、そういったちょっと特別なものが日常に1つ増えたらいいなと思うんですけど、これは何年も言っていてできていないので、多分できる気があまりあんまりしないんですけど(笑)」と笑った。
イベント後の代表質問で、プレミアムな大人になる前(子どもの頃)は、どんな大人になると思っていたか尋ねられると、広瀬は「何にも考えてなかったです」といい、「子どもの頃からあんまり将来の夢っていう夢がざっくりとしていて、バスケをやっていたから『バスケ選手になりたい』って周りに合わせて言っていたことはあったんですけど、保育園の頃から誕生日になるとバースデーブックを作ってもらえて、毎年そこに『将来の夢:1人暮らし』って書いていたタイプだったので、あんまりこうなりたい、ああなりたいというより、今が楽しければ何でもいいっていうタイプで(笑)」と振り返り「あんまり想像をそんなにしなかったですし、まさにこういうお仕事とか、授業の発表とかでも人前で言葉を発することがすごく苦手なタイプだったので、むしろ想像もしていないような場所に今いて、今びっくりしてるって感じです」とコメント。
また、伊藤は「少なくともこれじゃないと思うんですけど、自分が思い描いてた大人は、こういう風な形ではなかくて、もうちょっとしっかりしてるはずだったっていうこととか、なんか毎年思いますけど、“20歳ってもっと大人だと思ってた”とか、“30歳ってもっと大人だと思ってた”って思うけど、もう自分のペースでやっていくしかないから、その頃の未来に自分がいるのかどうかは思い出せないですけど、これはこれでありかなっていう感じで生きさせていただいています(笑)」と語った。
広瀬すず&伊藤沙莉、昔の自分に教えたいこととは
最後に、昔の自分に教えた“びっくりポイント”を聞かれると、広瀬は「『くせ毛が直ったよ』って言ってあげたい」と答え会場の笑いを誘い、「すごいくせ毛だったんですよ。みんながヘアアイロンをしていて、それを真似してやって、ストレートになったときに本当に感動して、一気に大人になった気分になったんですけど、1時間も経てば元に戻っちゃうくらい強めだったんです」と回顧。「でも、お仕事を始めてからなぜか直ってきて、女の子として本当に悩んでいてたので『直ったよ』って言ってあげたいです」と答え、「こんなに人生豊かになるんだってくらい、世界観が変わったんですよ(笑)。なので、それが1番のびっくりポイントというか、子どもの頃の自分を安心させてあげたいです」と笑顔で語った。
伊藤は「自分でも実感がないので難しいんですけど、最近2人くらいから『声が高くなったね』って言われたんですね(笑)」と明かし、「『前より透き通って聞こえる』みたいな感じで言われることが2回あって、1回目は“そんなバカな”って思ったんですけど、2回目は“いよいよそうなのかな”って少しだけ思い始めて、そこでつまずいた過去もあったので、声にもいろんな時期があるよって伝えてあげたいですね(笑)」と嬉しそうに話した。(modelpress編集部)
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