研究室の有能な先輩は恋愛偏差値ゼロの理系女子…恋の難問を前にジタバタする先輩の可愛さに読者から「アラサーの可愛さとは思えん」の声【作者インタビュー】

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、2025年1月8日にX(旧Twitter)に作者の椎日けえさんが投稿された『博士課程の先輩と飲みに行く話』をピックアップ。

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X(旧Twitter)に本作が投稿されたところ、5千件を超える「いいね」と共に多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、作者の椎日けえさんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。

有能だけど恋には不器用な先輩

大学博士課程の田中さんは後輩のことが気になって仕方ない。今まで勉強に研究に没頭してきた人生、恋愛未経験の田中さんは”恋”という正解の出ない問題に頭を悩ませる…。恋愛の最適解ってなんだ？どうにもこうにも進まない現実に、ネットで”恋のアプローチ方法”をググってみるものの空回りばかり。

恋愛下手な理系女子の恋は果たして実るのか…有能な田中さんが後輩に翻弄される姿や、一人考えすぎてジタバタする様子にキュンと共感が止まらない。読者からは「あらあらあらあら…」「アラサーの可愛さとは思えん」など田中先輩の可愛さに惚れる声が続出している。

作者・椎日けえさん「自分の中の一番可愛い女の子を表現する」

――『博士課程の先輩と飲みに行く話』を創作したきっかけや理由などをお教えください。

昨年末までずっとイラストをメインで描いていたのですが、コミケで二次創作漫画を同人誌で出した際に「漫画を描くのって楽しい！」と思ってから漫画を描き始めたのが最初のきっかけです。

その中で自分の中の一番可愛い女の子を表現する方法として、二次創作よりも一次創作だと思い、昨年の冬コミ同人誌作業後からオリジナルの漫画を描き始めました。　

今回のお話では尊敬する先輩だけど、ちょっとずれていてうまく行かずにあたふたする様子やそれでもまっすぐに好きな人に向かっていく様子など、それら全てをひっくるめて可愛い女性を描きたいと思い、本作を描きました。

――本作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。

とにもかくにもヒロインの田中先輩の可愛さです。中盤のうまくいかないことにへこみながらも、へこたれずに好きな人を振り向かせようと取り組む様子ももちろんですが終盤の田中先輩の表情は特に一番見てほしいです。

――先輩と後輩のかわいい二人が今後どうなるのかとても気になります。今後の2人を描くご予定があるかどうかについてもお教えください。

読んでくださる方々のご要望に応じてではございますが、現時点では予定はありません。自分の中での可愛い女の子は他にも種類が無限にあるのでその子たちを今後どんどん表現していきたいと考えております。

――今後の展望や目標もお教えください。

自分の中の可愛い女の子をより多くの人に読んでいただき伝えていきたいです。

その手段として「商業誌などのエンタメの媒体にその子たちを載せていけたら」と妄想する毎日ですが、まだまだ自身の実力不足を感じておりますので、もっと自分の漫画における表現力や演出力、なにより画力をあげていきたいと考えています…

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。

この度は本作を読んでいただき本当にありがとうございます。

まさかここまで多くの方々に読んでいただけるとは思っておらず、本当に驚いているのと同時に感謝をしております。これからも可愛い女の子をメインテーマで描いていきたいと考えておりますので、引き続き応援いただけましたら幸いです。