伊藤あさひ“整”、体を重ねた翌朝に武藤潤“一顕”と初めてキスを交わす姿に感涙「気持ちが本物」の声＜ふったらどしゃぶり＞

2025.02.07 18:47

伊藤あさひと武藤潤(原因は自分にある。)がＷ主演を務めるドラマ特区「ふったらどしゃぶり」(毎週木曜深夜0:59-1:29ほか、MBSほか)の第5話が2月6日に放送された。整(伊藤)と一顕(武藤)が初めてキスするようすが描かれて、思わず涙があふれてきた。SNSでも「気持ちが本物ってわかった瞬間するのが、するのがー！」「求めているのはもう身体だけじゃないのでは？と感じさせるシーンですごく良い」と視聴者の熱いコメントが寄せられた。(以下、作品のネタバレを含みます)

“セックスレス”に悩む不器用な大人のラブストーリー

同作は、「ツミデミック」で第171回直木三十五賞受賞した一穂ミチのBL代表作「ふったらどしゃぶり When it rains, it pours」の実写ドラマ化。WEB小説マガジン「fleur(フルール)」(KADOKAWA)で連載され、2013年にフルール文庫版が発刊、2018年に新書館ディアプラス文庫として新装版が発売された、“セックスレス”に悩む不器用な大人のラブストーリー。

タワーマンションで同居する幼なじみへの恋心に思い悩む、家電メーカー「伊坂堂」総務部の半井整(なからい・せい)役には、伊藤が配役。彼女とのセックスレスに悩む、整と同じ会社の営業部に勤務する萩原一顕(はぎわら・かずあき)役を、武藤が演じる。

その他、一顕の同棲中の彼女でネイリストの水谷かおり(みずたに・かおり)役の秋田汐梨、整の幼なじみであり同居相手の藤澤和章(ふじさわ・かずあき)役の松本大輝らがドラマを盛り上げる。

また、オープニング主題歌は、本作のために書き下ろされたONE LOVE ONE HEARTの「ビターネクター」に決定。エンディング主題歌は、わんちゃんわんわんねこにゃんにゃんによる書き下ろし楽曲「明けない夜」。切ない思いを歌う両曲が本編に彩りを加える。

彼女とのセックスレスに悩む一顕と同居中の幼なじみとのかなわぬ恋に悩む整

家電メーカーの営業部で働く萩原一顕は、同棲中の彼女・水谷かおりとのセックスレスに悩んでいた。ある日、会社で同期会の幹事を任され、店の候補を自分宛にメールしたつもりが、誤って“誰か”に送ってしまう。届いた先は、実は一顕と同じ会社の総務部で働く同期の半井整で、彼もまた、同居中の幼なじみ・藤澤和章とのかなわぬ恋に悩んでいた。

まさか連絡を取っている相手が同僚だと思いもしない2人は、メールを送り合い、やがてぶっちゃけた話をする関係に。そして、ひょんなことからお互いがメール相手だと知る。

かおりから拒絶された夜、整と会った一顕は初めて整と体を重ねる。

一顕「嫌だ、帰したくない。本気です」整「だから悪いんだろ」

朝、一顕が買ってきた朝ご飯をホテルの部屋で食べる2人。整が「一応の共通認識として、このことでお互い相手と別れるとかないよ。何も変わらない。何も壊さない」と告げ、服を着てホテル代を渡して出ていこうとすると、一顕は整の手首をつかむ。整はわざと明るく軽い口調で「なんだよ、名残惜しくなっちゃった」と振り向くと、「嫌だ、帰したくない。本気です」と真剣な表情で告げる一顕。

整が「だから悪いんだろ」というと、一顕は整を抱きしめて首元にキスする。「どうすんの…？　どんすんの、俺たち。こんなんなっちゃって」と整が泣きそうな声で訴えると、一顕は整の唇に優しくキスする。「俺たちバカだよ」と一顕が言うと「俺もそう思う」と整が返し、2人は激しくキスを求め合う。ベッドに整を座らせてキスをし、一顕が「ふったらどしゃぶり。ここに来る途中、ラジオで言ってた。なんか俺たちのことみたいじゃないですか？」と言うと整は笑い、一顕はベッドに整を押し倒すのだった。

夜に体を重ねたときは唇にはキスしていなかった2人が、気持ちを確かめ合ったようにキスするようすに思わず涙があふれてきた。SNSでも「気持ちが本物ってわかった瞬間するのが、するのがー！」「最初のときしなかったキスを朝初めてするとこ、そう来たか～って」「求めているのはもう身体だけじゃないのでは？と感じさせるシーンですごく良い」と視聴者の熱いコメントが寄せられた。

◆構成・文＝牧島史佳