“4000年に1人”の美女ジュー・ジンイーと最旬イケメン俳優リウ・シュエイーの垂涎タッグ！2024年最速で“熱度”1億到達の話題作「花間令＜かかんれい＞～Lost in Love～」

2025.01.24 10:00

中国時代劇きっての美女ジュー・ジンイーと新進気鋭のイケメン俳優リウ・シュエイーの共演で話題を集めた2024年の大ヒット時代劇「花間令＜かかんれい＞～Lost in Love～」が、1月29日(水)午後9:00からCS「衛星劇場」で日本初放送される。元SNH48のトップアイドル、ジュー・ジンイーの“1人2役”や、リウ・シュエイーとのビジュ爆発カップルぶりなど、本作を大ヒットへと導いた作品の魅力を深掘りする。(以下、ネタバレがあります)

善良ヒロインと性悪ライバルが入れ替わる！「花間令～Lost in Love～」あらすじ

「花間令～Lost in Love～」は、顔に大きな刀傷があるため“醜女(しこめ)”と蔑まれ、遺体収容人として生きてきた善良なヒロイン、ヤン・ツァイウェイ(ジョンホー・フイズー/ジュー・ジンイー)と、朝廷に仕える御史パン・ユエ(リウ・シュエイー)の間に巻き起こる愛と疑念のロマンス時代劇。

10年前、強盗に襲われ両親を失ったヤン・ツァイウェイ(ジョンホー・フイズー)。自らもその時受けた刀傷のせいで周囲から虐げられ、遺体収容人として周囲から蔑まれる生活を送ってきた。

ある日ヤン・ツァイウェイは、遺体収容の現場で御史のパン・ユエと出会う。実は2人は幼なじみで、パン・ユエは10年にわたりヤン・ツァイウェイの行方を捜し続けていたという。「生涯で娶りたいのはそなただけ」と永遠の愛を誓うパン・ユエに、戸惑いながらも心動されるヤン・ツァイウェイ…。

だが、パン・ユエに思いを寄せるわがままな令嬢シャングワン・ジー(ジュー・ジンイー)によって、なんと体を入れ替えられてしまう。

パン・ユエを手に入れたいあまりに自らの美貌を捨ててまでヤン・ツァイウェイの姿になり、パン・ユエと婚礼を挙げたシャングワン・ジーだったが、その婚儀当夜、不審な死を遂げる。事件がヤン・ツァイウェイの自害として闇に葬られる中、シャングワン・ジーの姿で目覚めたヤン・ツァイウェイは、花嫁の死後にわかに出世したパン・ユエをヤン・ツァイウェイ殺しの犯人ではないかと疑い、密かに調べ始める。

艶やかな美貌も…性悪キャラのジュー・ジンイー“シャングワン・ジー”

まず目を奪われるのが、ジュー・ジンイーの磨き上げられた美貌と演技力。古装劇美女ランキングで必ず名前が挙がる美しさはもちろん、「如意芳菲～夢紡ぐ恋の道～」(2020年)、「宮廷衛士の花嫁」(2021年)と続けてヒットを飛ばす中で培ってきた演技力を、本作でも最大限に発揮している。

彼女が序盤で演じるシャングワン・ジーは、愛するパン・ユエを手に入れるためなら手段を選ばない女性。彼女の“美”への固執は相当なもので、美しくなるためなら体を壊すことも厭わない。「私があの女に劣るはずがない」とヤン・ツァイウェイを見下し、パン・ユエの心がヤン・ツァイウェイだけに向いていることを知ると、世間から“醜女”扱いを受ける彼女と外見を入れ替えるという荒業までやってのけてしまう。

侍女たちやヤン・ツァイウェイへの仕打ちを見れば“性悪”だが、根底にいじらしいほどのパン・ユエへの恋心も透けて見えるだけに、単に“性悪女”と切り捨てられない不思議な魅力をまとっているのがシャングワン・ジー。艶やかで色気あふれる美貌も、さすが“4000年に1人”のポテンシャルを持つジュー・ジンイーならではだ。

誠実で誇り高く…善良なジュー・ジンイー“ヤン・ツァイウェイ”

一方、本作の真のヒロイン、ヤン・ツァイウェイは賢く誠実で、誇り高き女性。不審死した遺体の検死をてきぱきとこなし、10年ぶりに現れた幼なじみ、パン・ユエの求婚に内心ときめきを感じながらも舞い上がることなく冷静で、わがまま激情タイプのシャングワン・ジーとは正反対のキャラクターだ。

2人の体が入れ替わって以降は、そんなヤン・ツァイウェイの賢く誠実で誇り高い魂が、シャングワン・ジーの体を借りて生きていくことになる。体はそのまま、中身は180度異なる別人に…。“性悪美女”シャングワン・ジーの時には冷たく心を閉ざしているように見えたジュー・ジンイーの美貌が、中身が善良なヤン・ツァイウェイになった後は柔らかく、あたたかみを感じさせるものに変わっている。その劇的な変化を、ジュー・ジンイーが鮮烈に演じ分けている。

信頼度ゼロでも…最強ビジュカップル誕生！

そんなジュー・ジンイーの相手役として容姿端麗な貴公子パン・ユエ役を務めるのが、イケメン俳優リウ・シュエイー。「天命～白蛇の伝説～」や「琉璃～めぐり逢う2人、封じられた愛～」で1人2役を演じるなど演技力も確かで、「少年歌行～Beginning of the Legend～」での絶世の美僧役でも注目を集めた彼が、本作では真意を見せない貴公子を好演している。

序盤でヤン・ツァイウェイに永遠の愛を誓ったかと思えば、愛するヤン・ツァイウェイ(中身はシャングワン・ジーだったのだが)が謎の死を遂げても狼狽する様子もなく、さっさと群主と婚約し、とんとん拍子に出世していく。シャングワン・ジーへは別人のように冷たくクールに接するなど、いくつもの顔を持ち合わせ、真意を見せないキャラクターだ。