チョン・ソンイル“ハン・ド”決意のイメチェンに視聴者も驚き「別人かと」“サイコパス”怪演の天才少年との対峙も圧巻＜トリガー＞

2025.01.24 07:10

韓国きってのカリスマ女優キム・ヘス主演のドラマ「トリガーニュースの裏側」第3、4話が1月22日に配信された。今回注目を集めたのは、オ・ソリョン(ヘス)らの調査報道チーム“トリガー”にコネ採用で加わった中年新入りPDハン・ド(チョン・ソンイル)。残虐な犯行を目にし、ハン・ドの中に眠っていた正義感が目覚めていく過程に視聴者はくぎ付けになった。また、“決意のイメチェン”で髪をばっさりカットして別人のようになったソンイルの新ビジュアルにも注目が集まった。(以下、ネタバレがあります)

容疑者は10代の少年…その時ハン・ドは

同ドラマは、ニュース番組を手掛ける超型破りな調査報道チーム”トリガー”が悪人たちをなぎ倒していく痛快エンターテインメント。広告主を恐れることなく物議を醸すニュースを発信してきたトリガーだが、その危うさが仇となり、番組打ち切りの危機に直面。番組と自分たちのキャリアを守る最後の手段として、チームに与えられたミッションに挑んでいく。

3話では、7歳児の失踪事件が描かれた。容疑者として浮上してきたのは中学生のソン・ジュニョン(ムン・ウジン)。猫を殺していたとして、動物好きのハン・ドが2話で危険性を指摘していた動物虐待少年だった。

「言ったじゃないですか！」ハン・ド悲痛な訴え

児童だけでなく、ジュニョン少年から猫を守っていたナムギ老人(ヨ・ムヨン)までも残虐な目に遭わせたジュニョンにハン・ドの怒りが爆発。チーム長のソリョン相手に「言ったじゃないですか…ヤツを捕まえろって！猫を残虐に殺すやつは人も殺しかねないって！」と絶叫し、気絶するほど怒りをあらわに。

食らいつくようにジュニョン少年を取材し、事件の終結後にはナムギ老人を弔うと床屋へ向かい、続く第4話では別人のような短髪スタイルで登場。表情にもがぜん緊張感がみなぎり、“トリガー”のメンバーとしての覚悟が芽生えたことを感じさせた。

「新スタイルめちゃめちゃカッコいい」の声

ガラリと印象が変わったハン・ドに、4話まで視聴したファンからは驚きの声が続出。「すごいイメチェン！別人かと思った」「1、2話の前髪下ろしたソンイルさんも良かったけど、新スタイルめちゃめちゃカッコいい」の声が上がったほか、出演作の「ザ・グローリー～輝かしき復讐～」(2022年)を見たファンからは「チョン・ソンイルさん、『ザ・グローリー』とも印象違いすぎてわからなかった！」「いじめっ子の旦那役だった人よね！同じ人と思えない」の声も上がる盛り上がりを見せた。

3話では、ハン・ドがジュニョン少年と直接対決するシーンも。「どのみち触法少年は収監されない」とタカをくくり、人を殺した瞬間をうれしそうな表情で振り返るサイコパスなジュニョン少年を「おまえは将来、何になると思う？ただの…負け犬だよ」と笑い飛ばした。

15歳の天才俳優ムン・ウジンも話題に

ジュニョン少年を演じるムン・ウジンは、2009年2月19日生まれの15歳。7歳でデビュー後、パク・ソジュンやチャウヌらの幼少期を演じ、「無人島のディーバ」(2023年)では1話のメインキャラクターとして視聴者の涙を誘った天才子役。「熱血司祭2」(2024年)にも出演し、SBS演技大賞で「青少年演技賞」を受賞した実力派だ。

ソンイルは今回、高い集中力でそんなウジン演じるジュニョン少年をも黙らせる怒りの演技を披露。見応えのある2人の対峙(たいじ)シーンは、視聴者に強烈な印象を残した。

4話ではソリョンを巡るスキャンダルの行方と、“トリガー”が追うチャ・ソンウク失踪事件の新たな展開が描かれている。給料が上がらないことをボヤキつつも揺るぎない信念を手に入れ、髪形だけでなく顔つきにも変化が現れたハン・ドも加わって、より無敵になった“トリガー”はいよいよ、未解決事件に本格的に向き合っていく。

「トリガーニュースの裏側」はディズニープラスのスターにて毎週水曜に2話ずつ最新エピソードを独占配信中。

◆文=ザテレビジョンドラマ部