家族全員感染…胃腸炎の辛さと、乗り越えていく母の姿を描いたコミックエッセイに「二度となりたくない病気No.1」など共感の声【作者インタビュー】

2025.01.21 18:30

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、つんさんが描く『胃腸炎に翻弄されてる様子』をピックアップ。

つんさんが2024年12月18日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、4,000件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、つんさんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。

息子の嘔吐から家族全員感染

二児の母親である作者・つんさんが描く、子育ての日常を描いたのコミックエッセイである本作。今回は、息子・ムギがある夜、お腹が痛いと訴えたところから始まる胃腸炎の話である。

ムギが腹痛を訴えた夜中のこと、「お腹痛いよ」と言う声で目覚めるつんさん。隣でお腹をさするものの、突然の嘔吐を家族の布団の上でされてしまう。「全員感染確実」を覚悟したつんさんは、その後汚れてしまった布団を洗い、吐いてしまうムギの看病を夜通しする。

2日目、まだまだ吐いてしまうムギのお休みを連絡するため保育園に電話。すると園で胃腸炎が流行っていると知らされる。念のため小学校に通う姉のヤンも休ませることに。病院でも胃腸炎と診断され、その夜にはムギは医者が言った通り発熱する。

3日目の朝、腹痛がないと言うムギ。ムギの胃腸炎が良くなって喜んだのもつかの間、その夜にはヤンが調子を崩し吐いてしまう。さらにヤンも発熱。つんさんは手際よくリビングのソファをベッドにし、ヤンの看病をする。そしてついに母親であるつんさんもお腹がシクシクとしだして…。

作品を読んだ読者からは、「あまりにタイムリーで続きも全部一気読みしてしまった」「我が家にはタイムリーな話題すぎ」「親に感謝したくなる」など、共感と反響の声が多く寄せられている。

――『胃腸炎に翻弄されてる様子』を描かれようと思ったきっかけや理由などをお教えください。

胃腸炎を他のご家族はどのように乗り越えているのか気になって、自分が気になっているということはきっと皆さんも気になるかもしれないと思い描きはじめました。

――今作を描くうえで、特に心がけた点や大切にした点などがあればお教えください。

〇日目がどんな感じだったのかわかるように描きました。

――特に気に入っているシーンや見てほしいシーンがあれば、理由と共にお教えください。

リズムにのって下から攻撃をうけているシーンです。

――Xの投稿には多くの反響や共感のコメントが寄せられています。その中で特に印象に残っているものはありますか？

コロナよりもインフルよりもなりたくない病気と恐れられているコメントが印象的でした。

――最後に、作品を楽しみにしている読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。

kindleでウイルスとの奮闘記漫画を他にもまとめていますので、読んでいただけたら嬉しいです。