芳根京子“まどか”、決死の心臓マッサージ…ひたむきさが滲み出た第1話がTVerで配信＜まどか26歳、研修医やってます！＞

2025.01.21 18:00

芳根京子が主演を務めるドラマ「まどか26歳、研修医やってます！」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)の第1話が1月14日に放送。民放公式テレビ配信サービス「TVer」では、第1話の配信が開始している。

イマドキ研修医が人生と向き合う、笑えて泣ける新しいお仕事ドラマ

同作は、水谷緑の「まどか26歳、研修医やってます！」「あたふた研修医やってます。」「離島で研修医やってきました。」(KADOKAWA)を原作にした研修医の成長物語。

「お医者さんだって、幸せになりたい！」と願う主人公が、令和の働き方改革で変わりゆく医療現場で「研修医はお客さま」と皮肉を言われ戸惑いながらも、ベテラン医師たちの試練に立ち向かい、同期の仲間たちと励まし合って、医師として女子として人生と向き合う濃厚な2年間を描く。

芳根が演じるのは、医師1年目のイマドキ研修医・若月まどか。そして、まどかの最初の研修先となる外科の指導医・菅野尊を鈴木伸之、まどかの医学部時代からの同期でよき仲間である研修医・尾崎千冬を高橋ひかる、同じくまどかの医学部時代からの同期の研修医・五十嵐翔を大西流星(なにわ男子)が演じる。

芳根“まどか”の心臓マッサージに反響

放送された第1話では芳根演じるまどかが心臓マッサージをするシーンに注目が集まった。

SNSでは「最後の心臓マッサージのシーンで涙出た」「まどかのひたむきさと強さが滲み出てた」「めっちゃ感情移入した」「コメディとシリアスがいいバランス」など、ひたむきに頑張るまどかの姿を絶賛する声が多く寄せられた。

次回、第2話は1月21日(火)に放送。まどかは、彼氏の砂田直人(渡邊圭祐)と野球観戦をするが、仕事のことで頭がいっぱいに。険悪なムードとなってしまう。

なお現在、民放公式テレビ配信サービス「TVer」では、第1話の配信に加え第1話ダイジェスト、配信限定のSPインタビューほかが配信中となっている。

「まどか26歳、研修医やってます！」第1話あらすじ(※以下ネタバレを含みます)

研修医の若月まどか(芳根京子)は、清桜総合病院で働き出した矢先、コードブルー(病院内で心肺停止またはそれに類する事例が発生した際に用いられる緊急コール)に遭遇する。謎の男・角田茂司(奥田瑛二)に声をかけられ見学する中、心臓マッサージをする先輩医師たちの迅速な対応に感動した。

まどかは、同期の尾崎千冬(高橋ひかる)、五十嵐翔(大西流星)、桃木健斗(吉村界人)、横川萌(小西桜子)らとともにスーパーローテーションと呼ばれるシステムで、2年の間に外科や内科などさまざまな科を巡っていく。まどかの指導医は、消化器外科の菅野尊(鈴木伸之)。菅野はあのコードブルーで活躍した医師の一人だった。

そこで、心臓マッサージをする際のリズムの話に。「もしもしかめよ」や「アンパンマン」など、世代によって教えられる曲が違う、という話題になると、菅野は「自分は『(崖の上の)ポニョ』でした……」と答えた。

その後、いざ点滴をしようとしてもうまくいかず、手術を見学していても定時の17時で帰るよう促され、「研修医はお客様」と言われる始末。悔しいことや違和感を覚えることも多かった。

仲良くなった入院患者・湯川茜(田中真弓)のもとを訪れ、問診を兼ねて話を聞くまどか。腰に痛みがあるようだが、寝違えただけで先生に相談しなくていい、と言う。まどかは、気になりながらも退勤した。

しかし、翌日になって茜が手術室に運ばれた。なんとか一命を取り留めたものの、ベテラン医師の西山正樹(赤堀雅秋)は、なぜ腰の件を報告しなかったのか、と激怒。「研修医が勝手な判断をするな。お前はまだ医者じゃない。研修医はお客様だ。その意味を考えろ」とぶつけられた。

茜に謝罪しようとしたまどかだったが、病室には行けなかった。菅野にその話をすると「逃げずにきちんと向き合うんだ。若月先生はお客様じゃない。俺たちと同じ医者だから」と寄り添ってくれた。

翌朝、茜に謝罪。茜からは、言わないで、とお願いしたのは自分であり、今後も話し相手になってほしいと優しい言葉をかけてもらう。

その後、まどかが一人で病院を歩いていると、コードブルーに遭遇。現場に駆けつけると、まどかが最初に到着した医師だった。「ポニョ」のリズムで心臓マッサージをしながら、研修医になって悔しかったことやうれしかったことなど、さまざまな思いが交錯する……。その直後、先輩医師たちが到着し、患者は息を吹き返した。

まどかは“私、生まれて初めてこの手で人の命を救った！”と感動するも、すでに患者が運ばれた後で、人影もない。“誰も褒めてくれない”と思っていると、角田がやって来て親指を立てた。彼から「医者なら当たり前だけどな」と背中を強く叩かれたまどかは「この仕事……ヤバッ」とつぶやくのだった。

※高橋ひかるの「高」は正しくは「はしごだか」