プリンセス天功の1日を密着取材「ギャラを“プリンセス天功埋蔵金”として埋めたので探して持っていって」＜ABEMAエンタメ＞

2025.01.15 10:00

世界的イリュージョニスト「プリンセス天功」こと二代目・引田天功のとある1日の密着取材が、厳選したエンタメ情報のニュース番組「ABEMAエンタメ」(毎週月～木曜夜11:00ー深夜0:00　ABEMA NEWSチャンネル)の密着企画「NO MAKE」にて全編無料配信された。

「NO MAKE」

番組では、ハリウッドスターが集結するポップカルチャーの祭典「東京コミックコンベンション2024」のステージで、イリュージョンを披露する天功の1日に密着。「何億年前にしたかどうかっていうぐらいしていない」と語るリハーサルの様子の特別公開に加えて、世界を感動させるパフォーマンスの舞台裏に潜入した。

現在は年間300ステージをこなし、アメリカ、ヨーロッパ、アジアと世界中を駆けめぐっている天功のイリュージョンとの出会いは、初代・引田天功さんのアシスタントの代理で急きょマジックの箱のなかに入ったことからで、初代がこの世を去ると、二代目を襲名し、体を張った大がかりな「大脱出シリーズ」を次々と成功させ、アメリカへ進出する。

海を渡ると、「プリンセス天功」の愛称で人気を得、「TENKO」としてアニメーションになったり、バービードールが発売されたりと生活が一変する。そして、その裏では、全身100か所にもおよぶ“細かい契約”をしていたことを告白する。天功は「前髪はパッツンで、長さが決められている黒髪。爪の色やまつ毛の角度、口紅の色、あとは体型も全部、契約で決められているんです」とその内容をふり返る。

続けて、「日本で茶髪や金髪が流行っていて、『私もやったらかわいいかな？』と思って金髪に染めたんですよ。それでうっかりテレビに出てしまったら、国際裁判にかけられちゃって(笑)。何億ドルだろう？　違約金がかなりの金額だったんです」と驚きのエピソードを公開し、「『あれはカツラです』ということにして、すぐに真っ黒に染め直して、一応、難を逃れました(笑)」とふり返る。

また、天功は「アメリカでは『宇宙人がいる』と信じられているので、宇宙人に公演を売る場合の契約書にもサインしたんです。『宇宙人がいるんですかぁ～』って言いながら(笑)。公証役場でそれにまじめにサインすることに、日本人ですから驚きました」と驚きの契約内容を打ち明けた。

規格外なプレゼント話

また、天功は、アメリカでの破格の待遇、「私の友達で、ラスベガスで公演をしている人は、ひとつの公演で100億円をもらっているんです。アメリカのギャランティーや契約金ってすごいんだなと思って、私もいただきました。アニメーションやバービードールになった時はすごかったみたいです。ちょっと見たけど、相当でした」とケタ違いのギャランティー事情をを告白する。

さらには、「いろんな国の王様のお誕生日に公演をしました。そこではギャランティーのほかにメニューをもらって、『好きなものを選びなさい』と言われた。ありえないことを言ったほうがおもしろいかな？と思って、いちばん上に書いてあった“油田”って言ったんです。プリンセス天功の油田は、今でも石油がじゃんじゃん出ているらしいです(笑)」と規格外なプレゼント話も飛び出す。

そのギャランティーの使い道については、「地球儀で自分が行ったことのあるところに針を刺しているけど、海以外は全部、刺さっているのかな？　なので、宇宙のほうが興味ある。先月も行ったし、余裕があれば1月も行ってこようかなって思ってます」と語る。

さらに、天功は「けっこうギャランティーをいただくけど、使い道がないんです。ビルや家を買っても、そこには行かないし、遊ばない。ずっと仕事をしているので」と打ち明けた上で、「“徳川埋蔵金”って本当にあるのかどうかわからないということを聞いた。じゃあ、私が“プリンセス天功埋蔵金”をして、見つけた方が持っていけばいいと思って。このあいだ、6か所目を埋めたんです！」と声を弾ませる。番組スタッフが「探してもいいんですか？」とズバリ質問すると、天功は「ぜひ！　見つけたら、もう仕事しなくてもいいかと思います」と笑みを浮かべていた。

加えて、プリンセス天功になるまでの波乱万丈な道のりや、現在、イリュージョンに加えて熱中している活動まで素顔に迫るインタビューが無料配信されている。