香取慎吾×MEGUMI×ニューヨーク・屋敷がこたつで仲良くまったり収録、先輩ロケ芸人らの「生きざまを見てほしい」＜正解は現地で＞

香取慎吾、MEGUMI、ニューヨーク・屋敷裕政が出演する「正解は現地で」が1月2日(木曜夜11:59‐0:54、読売テレビ・日本テレビ系)で放送される。なにも知らされていない解答者たちに突然クイズを出題し、「現地に行かないとわからない正解」答えを求めて即ロケに向かうクイズ×ドキュメンタリー番組で、香取、MEGUMI、屋敷の3人は、そのVTRをスタジオで見守る側として出演。収録を終えたばかりの3人にインタビューを敢行し、番組の見どころについて聞いた。

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こたつでまったりの収録は「楽しかった」

――収録を終えての感想を教えてください。

香取：楽しかったです。のんびりこたつに入りながら(の収録)、というのもいいですね。

MEGUMI：これまで参加させていただいた正月特番は「わーわー」言いながらお祭り騒ぎ的に始まるものが多かったので、こんなにメロウな感じで始まるのは初めてでした(笑)。

屋敷：こたつに入りながらまったり進行する正月特番は、あまりないかもしれませんね(笑)。

MEGUMI：新鮮だったし、(番組内で流れる)VTRの統一感のなさにもビックリしました(笑)。でも、すごく面白かったし、お正月にみんなで観たら楽しそうだなと思いました。

――みなさんがそれぞれ共演するのは久しぶりだったそうですね。

香取：MEGUMIちゃんと久々に会えてうれしかったな。

MEGUMI：慎吾さんとは2021年の「アノニマス〜警視庁“指殺人”対策室〜」(2021年、テレビ東京系)というドラマ以来でしたが、やっぱり大リスペクトしている方なので、私もお会いできてうれしかったです。

香取：裕政とは…。

MEGUMI：いきなり“裕政”呼び(笑)。

屋敷：うれしい！　一気に距離が縮まった(笑)。

香取：裕政とは今回で2度目だけど、こうやってご一緒できてうれしいし、この雰囲気はいいですね。いつかこんな感じのバラエティーができたらなと思っていたから、それが実現できたのは本当にうれしい。

屋敷：僕がこんなことを言ったら生意気ですけど、やっぱりずっと観ていたお二人だったので、共演させていただけてうれしかったですし、すごくやりやすかったです。

MEGUMI、屋敷の印象は「感じが悪かった」

MEGUMI：でも、屋敷さんは前にお会いしたときに、すごく感じが悪かったんですよね。

屋敷：テレビ局のエレベーターでたまたまお会いしたときですよね？

MEGUMI：そう。だから、今日も感じが悪かったら、どうしようかなと。

屋敷：いや、それはまったくの誤解なんですって！

香取：今日の収録でも言っていたけど、自分のラジオ番組でMEGUMIちゃんと会ったときのことを話していたのは本当なんだよね？

屋敷：それはマジで本当です！　MEGUMIさんに声をかけていただいて、本当にうれしかったんです。だから、今日は絶対にMEGUMIさんの誤解を解いて帰りたいと思ってました(笑)。

MEGUMI：やっぱりすごく頭のいい方で、面白くて、最高でございました(笑)。

屋敷：よかった！

屋敷、これまでのロケ対応に「反省してます」

――この番組は「クイズの正解は“現地に行かないとわからない”ため、解答者が自らの足で現地に向かう」というクイズドキュメンタリーですが、わけがわからぬまま現地へ直行させられる解答者さんたちのロケがものすごくハードで面白かったです。

屋敷：僕もちょいちょいロケに行かせていただいていますが、撮影が押したりしたときに「まだ終わらんのかな」と思ってしまっていた自分を反省しました(笑)。解答者として出演してくださった先輩方が本当に体を張ってらっしゃって、すごかったです。

MEGUMI：(芸人として)背筋が伸びた(笑)？

屋敷：めちゃめちゃ伸びました！　2025年は全力でいかせていただきます！！

香取：ホントに？

屋敷：いやいや、ほんとに背筋が伸びる思いで。

MEGUMI：でも、朝の4時に集合して、そのまま海外ロケに直行というのは、今の時代ではあまりないですよね。しかも、ロケで体を張っていただいているのが、江戸時代で言えば“初老”もしくは“老人”の方ばかり(笑)。

屋敷：“おじさん”という裏テーマがあるのかなって思うくらいおじさんしかいなくて。本当はこのロケに挑まないといけない若手芸人がいっぱいいるんですけどね(笑)。

香取、旅行の段取りは「全部決める」

――解答者が予測不能なロケに即向かわないといけないのもこの番組の魅力だと思いますが、みなさんは旅行に出るときに“(無計画の)行ったとこ勝負”なのか、それとも事前に密な計画を立てるのか、どちらのタイプですか？

香取：僕は計画を立ててから行きます。やっぱり行った先であまり時間がないので、どこでご飯を食べるのかとかも全部決めますね。

屋敷：すごい！　しっかりしてますね。

香取：計画を立てないで行って、失敗したことがたくさんあるからね（笑）。

屋敷：例えば、どういう失敗を？

香取：飛行機に乗り遅れた。

MEGUMI：それはやばいですね(笑)。

香取：トランジットで、次の空港カウンターに着いたら「もう飛行機はないよ」と言われて。しかも、それが空港が閉まるくらい遅い時間だったので、そこの国で予定外の一泊を過ごすことになったので、計画はしっかり立てるべきだと思いました(笑)。

MEGUMI：私は、東京にいるときは仕事を含めて計画的に動いているので、旅行の目的が「ぼーっとすること」なんですよね。昔は計画を立てて動いていたけど、今はほぼ無計画。とくに海外旅行は思いつきで動くことのぜいたくを味わいに行くので、「そのときにやりたいことをやる」というのを重視しています。

――それは友人と旅行に行ったときも同じですか？

MEGUMI：友だちと行ったときは、めちゃくちゃ計画を立ててアテンドしますね。あそこでこうして、おみやげはここで、とか(笑)。それは好きなのでやりますが、一人のときは無計画なことのほうが多いです。

屋敷：そういう意味では、僕も半々ですね。二泊するんだったら、1食か2食は「ここで食べる」と決めて、訪れる名勝地も1つ、2つを決めるくらい。あとはなんとなく雰囲気で、という感じですね。

MEGUMI：最初に決めるのは“食”なんだね。

屋敷：確かに！　言われてみれば、そうかもしれないです。旅先で1つくらい高くていいところを入れておくと、おのずとテンションが上がりますからね(笑)。

口コミを気にしない二人に、屋敷が驚がく

――そういった旅先に限らず、普段食事に行く店を選ぶときに、口コミサイトやSNSの評判を気にしたりしますか？

屋敷：僕はわりと見ますが、お二人はどうですか？

MEGUMI：見ないです。

香取：僕も見ない。

MEGUMI：そもそも口コミを調べて、その通りだったりするんですか？

屋敷：えー！　例えば、鍋屋さんを探していて、星取りが「3.2」と「3.5」だったら、「3.6」のお店に行きますよね？　そういうこと、ないですか？

香取・MEGUMI：ない。

屋敷：いやいや、お二人が芸能人すぎるんですよ！　新規のお店を自分で探していくことなんてないですよね？

香取：ないね。

屋敷：ですよね（笑）。だから、僕が普通なんだと思います！

番組の見どころは「生きざまを見てもらいたい」

――最後に番組の見どころと視聴者へのメッセージをお願いします。

香取：番組内に「早オチクイズ」というのがあるんですけど、あれはよかったですね。たまにVTRが流れて「長いな…」となることがあるけど、この番組のVTRは「こうちょっと流したほうがいいんじゃない？」と思うくらい本当にショートショートで(笑)。でも、それが逆に面白かったし、テンポがよくて楽しかったです。

MEGUMI：見どころで言えば、やっぱりお兄さんたちの頑張りですかね(笑)。面白いだけでなく、ちょっと泣きそうになるところもあって、いろんなことを感じられるVTRになっているので、お兄さんたちの生きざまを、ぜひ観ていただきたいですね。

屋敷：ぜひ若手芸人に観てもらいたいです(笑)。先輩たちの体を張っている姿にグッときましたし、正月から元気をもらえる番組になっていると思います。ぜひご覧ください。