STU48 石田千穂(@_ishida_chiho) 撮影/松山勇樹

STU48のエース・石田千穂が語る「アイドル人生最大のターニングポイントとセンターの重圧」

2024.12.29 06:03
提供:ENTAME next

STU48のエース・石田千穂の躍進が止まらない。10月25日に発売された4年ぶり写真集『太陽って何⾊?』(秋田書店)は売り上げ好調で、「持ち前のアイドル性に加えて、大人っぽい女性の魅力も加わった」と評判になっている。石田にアイドルとしてのターニングポイントや、センターで感じたプレッシャー、そしてこれからについて聞いた。

【アイドル人生で最大のターニングポイント】 加入して2年目の選抜総選挙(2018年)です。大雨の沖縄でやった1年目のときは記念受験みたいなものだったんですよ。まだ入って1~2カ月の状態だったから、“参加している”という実感も全然湧かなかったですし。その次の年の名古屋は“世界選抜”ということで、初めて100位まで発表されるということになったんですね。そして私は99位。なんとかギリギリ入れたんですよ。

 STUからランクインできたのは、ゆみりん(瀧野由美子)と私だけ。STU48自体もまだそこまで知られていない時期だったし、100位までじゃなかったら絶対ランクインなんてできなかったはずです。ラッキーなことにランクインできたことでAKB48のお仕事にもゆみりんと2人で呼んでいただけるようになったし、今思い返しても大きなターニングポイントでしたね。

 あのとき、初めて「センターになりたい」と思ったことも覚えています。ランクインしたことでチャンスをいっぱいいただけたのは、ファンの方の力があってのこと。その期待に応えなきゃと思ったんです。

 やっぱり総選挙って空気感がピリピリしていて、緊張感がハンパじゃないんですよ。ライブとかのバックステージとかとは雰囲気がまったく違いますから。ちょっと比べる対象が思いつかないですね。気合の入り方が他とは明らかに違うし、総選挙は総選挙でしかないと言いますか……。ちなみに私は復活してほしいなと思っている派なんですけどね(笑)。

【センターとしての重圧】 一応、これまでのシングル曲では単独でのセンターを2回、トライアングルセンター(※石田、瀧野、中村舞の3人体制で担当)を1回やらせていただきました。「STU48の エース」とか言われることもたまにありますけど……率直にうれしいですね(笑)。昔ほど重圧は感じなくなったので。それはもう卒業しちゃいましたけど、同じ1期生の薮下楓ちゃんの影響も大きいです。

 ずっと薮下楓ちゃんのことをライバルだと思っていました。すごく仲良くて、今でも連絡を取り合っているんですけどね。

 このお仕事をしていると、結果が数字で見える部分があるじゃないですか。お互い一番近い距離で、相手のことを意識しながら「楓ちゃんも頑張っているな。私も頑張らなきゃ」とか刺激を受け合っていた気がします。お互いにしっかり負けず嫌いなので、単なる仲良しこよしじゃなくて、ピリッとした緊張感もありましたね。負けたくないなって思っていました。

 いつも一緒だったけど、性格的には私と全然似ていないんです。でも、それがよかったんでしょうね。私も過去にすごく思い詰めちゃう時期があったんですけど、今は逆にめちゃくちゃ楽観的で、常に「どうにかなるやん」って感じなんですよ。考え方が変わったのは、ポジティブでカラッとしている楓ちゃんの影響が確実にありました。いつの間にか、ものすごく影響を受けていたんです。

 初めてセンターをやらせていただいたのが、『独り言で語るくらいなら』という3年以上前の曲でして。そのときはプレッシャーに押し潰されて、結局、休業まですることになっちゃったんですよね。でも今となっては、それもプラスだったのかなって思います。今は本当に真逆で、重圧なんて一切感じていないですから。

 変わった理由ですか? やっぱり自分に自信が持てるようになったのが大きいと思います。いろんな経験をしたことで、ある種の開き直りが持てるようになったといいますか……。「みんないつかは死ぬ」という発想が私にとっては大事で、いろいろ考えすぎなくなりました。クヨクヨしていたって何も変わらないですからね。

【アイドルとしてコレだけはやってみたい!】 もともと私はAKB48さんが好きでアイドルを目指すようになったんです。だから『言い訳Maybe』とか『ポニーテールとシュシュ』みたいな曲が自分の中ではアイドルの王道というイメージが強いんですよね。

 それに対して、STU48はもう少し清純派路線。特に私がセンターをやらせていただいた『独り言で語るくらいなら』と『息をする心』は衣装も含めておとなしい雰囲気だから、一度くらいはバリバリのアイドル曲でセンターをやってみたいなという気持ちがあります。おもいっきりミニのスカートを着て、キラキラしてみたい!

いしだ・ちほ◎2002年3月17日、広島県生まれ。趣味:映画鑑賞、卵焼き作り。特技:継続力、ら行言葉。2017年、STU48に1期生として加入。デビュー以来、10作連続でシングル選抜入りを果たすなど、グループの中心的存在となる。幸せを一番感じる瞬間は「やっぱりごはんを食べているときじゃないですかね。具体的にはラーメン。特にちょっと仕事を頑張った日なんかは、ご褒美的な感じで行くことが多いかな」

関連リンク

関連記事

  1. SKE48 古畑奈和、「自分は誰かの役に立てている」10年突き進んだ"アイドル"という職業
    SKE48 古畑奈和、「自分は誰かの役に立てている」10年突き進んだ"アイドル"という職業
    ENTAME next
  2. 美女コスプレイヤー・蒼猫いな、フェチ感じる衣装で美スタイル完全解禁【写真10点】
    美女コスプレイヤー・蒼猫いな、フェチ感じる衣装で美スタイル完全解禁【写真10点】
    ENTAME next
  3. 10年ぶりの写真集、中川翔子「過去最大の露出に挑戦したきっかけは江頭2:50さんの一言」
    10年ぶりの写真集、中川翔子「過去最大の露出に挑戦したきっかけは江頭2:50さんの一言」
    ENTAME next
  4. 中川翔子、すべてを出した10年ぶり写真集を語る「血管を褒められる体験は初」
    中川翔子、すべてを出した10年ぶり写真集を語る「血管を褒められる体験は初」
    ENTAME next
  5. 桃月なしこ、話題のフォトスタイルブックからナチュラルな白ランジェリーショット公開
    桃月なしこ、話題のフォトスタイルブックからナチュラルな白ランジェリーショット公開
    ENTAME next
  6. 似鳥沙也加、まん丸バストを置きパイした泡風呂グラビアに「キュンが止まらない」
    似鳥沙也加、まん丸バストを置きパイした泡風呂グラビアに「キュンが止まらない」
    ENTAME next

「ニュース」カテゴリーの最新記事

  1. えなこ、美谷間際立つビキニ姿披露 ヘビとのオフショットに「破壊力すごい」「すごすぎる」と反響
    えなこ、美谷間際立つビキニ姿披露 ヘビとのオフショットに「破壊力すごい」「すごすぎる」と反響
    モデルプレス
  2. 溝端淳平、一般女性と結婚 伊達みきおが祝福「明るいニュースをありがとう!!淳平お幸せに!」
    溝端淳平、一般女性と結婚 伊達みきおが祝福「明るいニュースをありがとう!!淳平お幸せに!」
    ABEMA TIMES
  3. 【連載】人を愛せたら立派なのか/三浦瑠麗氏連載「男と女のあいだ」#12 愛するということ
    【連載】人を愛せたら立派なのか/三浦瑠麗氏連載「男と女のあいだ」#12 愛するということ
    WEBザテレビジョン
  4. 「餅と食パン」あったら試して 木村拓哉が絶賛した“激ウマトースト”
    「餅と食パン」あったら試して 木村拓哉が絶賛した“激ウマトースト”
    Sirabee
  5. 上白石萌歌、芸人の演技を絶賛「素敵でした」田中美久・高田夏帆らも登場【THE突破ファイル新春3時間SP】
    上白石萌歌、芸人の演技を絶賛「素敵でした」田中美久・高田夏帆らも登場【THE突破ファイル新春3時間SP】
    モデルプレス
  6. 「格付けチェック」GACKTのパートナー2人発表「気が重いです」
    「格付けチェック」GACKTのパートナー2人発表「気が重いです」
    モデルプレス
  7. 神崎恵、豪華な手作りおせち公開「彩り豊かで美味しそう」「盛り付け素敵」と反響
    神崎恵、豪華な手作りおせち公開「彩り豊かで美味しそう」「盛り付け素敵」と反響
    モデルプレス
  8. <モデルプレスあけおめ動画Vol.8>森戸知沙希・一生友子・粕谷亜理紗から新年のメッセージ
    <モデルプレスあけおめ動画Vol.8>森戸知沙希・一生友子・粕谷亜理紗から新年のメッセージ
    モデルプレス
  9. 木村拓哉、名セリフ「ちょ待てよ」本人再現にネット沸く「羨ましい」「サービス精神すごすぎ」
    木村拓哉、名セリフ「ちょ待てよ」本人再現にネット沸く「羨ましい」「サービス精神すごすぎ」
    モデルプレス

あなたにおすすめの記事