

心の拠り所だった婚約者が既婚者だった…慰謝料でお金も家もなくなり、大嫌いな上司と一緒に住むことになる話に「どうしても続きが読みたい」と反響【作者インタビュー】

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、コミックシーモアにて連載中の『上司の家に転がり込みまして。』(オーバーラップ)から『婚約者と別れて人生再スタートしようと引っ越したら、苦手な上司と謎の子供が住んでた話』をピックアップ。
作者のむしろさんが10月15日に本作をX(旧Twitter)に投稿したところ反響を呼び、2700件を超える「いいね」が寄せられ話題を集めている。この記事では、作者・むしろさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
慰謝料で無一文になった主人公・雪に訪れるさらなるハプニングとは
取引先からも可憐でお淑やかと好評の主人公・立花雪。学生時代に見た目と中身のギャップに引かれて、素を出さず猫をかぶって生きるようになった。同僚からの評価も高く、「苦手な人とかいなさそう」と評されていた。
そんな雪には「外出た瞬間どしゃ降りになってしまえ」と思うほどの相手がいた。それはマネージャーの霧島だ。霧島は、会社では“七三分けの鬼”と言われるほど怖がられており、愛想という概念が無い。定時に帰るのも霧島の特徴で、雪の同僚の間では「彼女では?」と噂になったが、会社イチの仕事人間ということでその可能性は薄そうだ。
残業して霧島に戻された企画書を直していた雪は、人の顔色を気にせずなんでも言える霧島を羨ましくも思っていた。でもそんなことはどうでも良く、雪には同棲と婚約して2年が経つ、優しくて心が広い理解者・直樹がいた。直樹との幸せを噛みしめていると、直樹から一件のメッセージが届いた。
「妻に浮気がバレた 別れてくれ」
直樹は既婚者で、雪は不倫相手だった。慰謝料として奥さんに貯金を全て渡し、家も明け渡してしまい、1日で婚約者も家もなくした。幸運にも、古くぼろぼろだが出勤に間に合う物件を見つけ、人生再スタートを切った。
新居のドアを開けると見知らぬ小さい女の子が立っていた。その後ろから女の子を諭すように出てきたのは…上司・霧島だった。謎の子どもを連れているだけでなく、普段とは違い関西弁、おまけにかわいいピンまでつけている。ギャップで頭が混乱しそうだ。
なんとこの家はシェアハウスだったようで、雪はあまりにも焦っていたがためにちゃんと条件を聞いていなかった。お互い家を譲りたくない状況だが、他に行く当てもない。果たして雪は大嫌いな上司・霧島と一緒に住むのか、住めるのか――。
一見相性最悪な2人が打ち解けていく様子やがんばる雪の姿、霧島マネージャーの“かわいい”ギャップなど盛りだくさんなストーリーに、「めちゃめちゃ良かった」「どうしても続きが読みたい」「映像化したら嬉しい」など絶賛の声が読者からは届いている。
登場人物の“ギャップ”が魅力的、アットホームなラブコメを展開…作者・むしろさんにインタビュー
――『上司の家に転がり込みまして。』の創作のきっかけをお教えください。
連載のお話を頂いたとき、いつも通りのラブコメ要素の他にアットホームなお話も追加出来たらと思っていました。そこでヒーローの娘ではなく、姪っ子という少し関係性が変わっている“ももちゃん”が居たらどんなラブコメ漫画になるかな、3人のちぐはぐな関係性を時間をかけて築いていって欲しいな、と思いながら描き始めました。
――ギャップある雪さんや、オフでは関西弁の上司・霧島さんのキャラクターはどのようなところから着想を得られているのでしょうか。
着想と言うほど具体的なものはありませんが…私自身が元々ギャップのある人間に弱いこともあり、こういうキャラにはこういうギャップが欲しい!という願望をストレートにぶつけました。
――雪さんや霧島さん、ももちゃんたちのキャラクターデザインのこだわりがございましたらお教えください。
雪ちゃんにはガツガツした性格とは真逆の、優しいおっとりとした顔立ちに。誠は会社では常に眉間にシワが寄っている怖い顔ですが、家に帰ればオフ感満載のギャップを持たせ、ももちゃんはどこか大人びている、だけどちゃんと子どもに…などこだわりを詰め込みました!
――『上司の家に転がり込みまして。』の中で、むしろ様が特にお好きな展開や注目してほしい!というシーンがございましたら、お教えください。
10話、11話の水族館のシーンが特に印象に残っていてとても好きです。誠とももちゃんの少し複雑な関係性の二人が本音でぶつかった時、雪ちゃんという存在がいた事で仲直りができ、3人に絆が出来た大事な回だと思っています。
――今後の展望や目標をお教えください。
描いた作品がドラマ化するのが夢ですがそれに囚われず、自分の好きな漫画を楽しく描く信念を変えずに頑張っていきたいです。そして猫が大好きなので、猫を題材にしたお話や何か猫を助けられる活動をしたいと思っています!
――最後に作品を楽しみにしている読者やフォロワーの皆さんへメッセージをお願いいたします。
いつも読んでいただきありがとうございます。数ある漫画の中から読んでいただけていることに感謝しかありません。読者の皆さんが楽しく読んでくださることが、漫画家として私の一番の喜びです!
これから展開が進み、新たな登場人物なども出てきますが不器用ながらも少しづつ変わっていく3人の関係性を楽しみにしていただけると嬉しいです。今後ともよろしくお願いします^^
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