でんぱ組inc.鹿目凛、「自分が変わるきっかけになった」タイで撮ったアイドル集大成の写真集

2024.12.25 16:38

提供：ENTAME next

でんぱ組inc.の鹿目凛が2冊目の写真集『beatutiful journey』（徳間書店）を12月25日に発売した。同日に取材会が行われ、鹿目が撮影の思い出などを振り返った。

2014年にベボガ！でデビューし、2018年からでんぱ組inc.で活動していた鹿目。2025年1月に11年間の活動に終止符を打つでんぱ組inc.とともにアイドルも卒業する。

「今までの自分と、アイドルでなくなるこれからの自分を見せつつ、アイドルとして最後の写真集を残したい」という思いを胸に、タイでの撮影では大胆に下乳を見せるショットにも挑戦した。

「タイトルの『beatutiful journey』には、タイでの美しい旅、私の人生の旅という意味も込めました。2年前にでんぱ組inc.のライブでタイに行った時、『大丈夫かな』とドキドキしながら行ってみたんですが、トゥクトゥクに乗ってタイの空気を浴びたら最高の気分になって、リミッターが外れました。新しいことに挑戦してみたくなって、自分が変わるきっかけになったタイが好きになって、この写真集も『タイで撮りたいです』とお願いしました」

撮影では、リゾートホテルでの撮影中に蟻にたかられたり、野良犬と“急接近”したこともあった。

「ビーチで撮影した時に、その場で犬が悠然と寝ていて。私がブランコから落っこちて犬の目の前で転んでも、スヤスヤと寝てるんです。タイの犬って優雅で、私も彼らのように自由気ままで優雅に生きてみたいなって思いました」

今作の自己評価は「100点満点といいたいところですが、99点」。「今後の未来ももっともっと自分は行けるって、気合を込めての1点です」と語った。6年ぶりの写真集として前作より大幅に肌の露出を増やした。

「でんぱ組.incのライブパフォーマンスって、めちゃくちゃ動くからなんか消費カロリーも激しいんです。私はどんどん痩せてっちゃう体質なので、動いた分より食べたりして、ガリガリにならないことを意識して体作りをしました。おかげでほどよくむっちりお肉がつきました（笑）」

今年4月に、でんぱ組.incがエンディング（活動終了）を発表してからの日々は「最高に楽しかったです。終わりがあることでゴールに向かって走れるというか、皆が同じ方向を向いて走っていく日々が楽しくて。終わりがあるって素敵なことなんだなって思って」と、ラストイヤーの“完全燃焼”をアピール。

「ここ数年で物心ついたというか、メンタル面での成長も大きかったです。今までは子どもっぽい面も多くて、周りの人への配慮を想像するのも苦手だったんですが、結構人間として成長できた部分が大きくて。グラビアでもそういう、内面でも大人になった面を見せられたかなと思います」

鹿目は「ぺろりん先生」の愛称でイラストレーターとしても活動している。来年の展望は「まずはスタートダッシュを決めたくて、SNSを頑張ってみたいです。1月17日からは写真展も開催するので、たくさんの方に来てほしいです。イラストとかお芝居とか、個人の活動もさせていただいたので、今後はやってきたことを強化して、一タレントになれるように頑張る年にしたいと思います」と、マルチに活動していきたい抱負を見せた。