タワマン生活で女の子にモテようとした横川尚隆、借金600万円の事態に「モテないやつはどこに住んでもモテない」＜しくじり先生＞

2024.10.23 13:00

過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが、自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる反面教師バラエティー「しくじり先生俺みたいになるな!!」(毎月第1～3金曜夜9:30-10:00　第4金曜テレビ朝日地上波放送終了後／ABEMA SPECIALチャンネル)、“筋肉界のカリスマ”プロボディビルダーの横川尚隆が登壇した10月18日配信回では、「筋トレに沼りすぎて地獄を見ないための授業」後編が公開され、過度な筋トレが身体におよぼす影響について学んだ10月11日配信回に続き、マッチョに起こる“私生活でのへい害”について、横川先生の実体験をもとに授業を行った。

「筋トレに沼りすぎて地獄を見ないための授業」後編

「マッチョになった僕は、ふつうの人が当たり前にできていることができなくなった」とスタートした横川先生は、まず「背中が洗えない」「寝返りが打てない」「横向きに寝られない」といったへい害が起こっていると打ち明ける。

さらに、「街を歩くだけで周囲がざわつく」とし、ある日、街ですれちがったカップルから「キモっ、なんであそこまでやっちゃったんだろうね」と心無い言葉をかけられ、「これはキツかったですね」「悲しい」とふり返る。

そして、外を歩くのが恥ずかしくなって、家にひたすらこもるようになってしまった横川先生に、「恋人にフラれる」というさらなる悲劇が起こる。3時間ごとに決まったメニュー＆プロテインを摂取するという生活を送っている先生は、当時の恋人から「それ、3時間ごとにぜったい飲まなきゃダメ？　一緒にごはん食べにいきたいな」「筋肉と私、どっちが大事なの？」と言われ、別れ話となり、その最中に3時間経ってしまい、「すみません、そろそろ3時間経つんで、プロテイン飲んでいいですか？」と発言したことで、「そういうことを言ってるんだよ」とあきれられ、思い切りビンタされてフラれてしまったと打ち明ける。

その後、孤独を埋めるために女の子にモテてようとした横川先生は、「タワマンに住めばモテる」と思いつき、タワマンに住んでいる友人から紹介された、東京・渋谷の街が一望できる“家賃3桁万円”のタワマンに住むことになるが、タワマンに引っ越して女の子を誘う生活を始めたものの、「まったくモテず、毎月数百万円をたれ流す生活」になってしまっい、「モテないやつはタワマンに住んでもモテない」とふり返る。そんなタワマン生活を続けた結果、横川先生は、「借金600万円、すべてを失い、実家生活」という事態になる。「収入と家賃が見あってない。家賃のほうが高い」と語った先生に、生徒たちからは「家賃で借金ってこと？」「モテようがモテまいが借金になる話じゃない」とツッコミが飛び交っていた。

借金を背負い、実家住まいとなった横川尚隆

そして、借金を背負い、実家住まいとなった横川先生は、「僕には筋肉しか残っていない」と筋肉を失う恐怖にとらわれる。「生活の全部を筋トレにささげたいので、働きたくないという考え方になる」とし、「気がついたら『内臓　売る　業者　値段』と検索していた」「これしかないんじゃないかと、自分の内臓がいくらで売れるか調べていた。追いこまれすぎて、そんなことまで考えるようになってしまった」と打ち明ける。

加えて、マッチョの日常で起こるしくじり現象の数々や、つらい出来事や不便な思いをしてまで筋トレを続ける理由なども告白した横川先生は、現在、筋肉に沼った先にあるしくじりの真っ最中だという。

最後に、「どうしようもない生活しているなとヘコんだんですが、そのなかで、こんな筋肉の性質を思い出した……」と語った、先生自身の経験から学んだ人生の教訓を発表した。