ヒコロヒーが見守ってきた30歳独身女性、離婚歴を初告白「自分が傷物みたいに」『さよならプロポーズ』
結婚決断リアリティ番組『さよならプロポーズ via ギリシャ』第5話が17日(木)21時より放送された。
お付き合いをしながらもなかなか結婚に踏み切れない2組のカップルが、7日間の海外旅行を経て、最終日に“結婚”か“別れ”のどちらかを必ず決断しなければならない、最も切なく愛に溢れた結婚決断リアリティ番組『さよならプロポーズ』。スタジオ見届け人としてレギュラー出演のヒコロヒー(MC)とさや香・新山が、第4・5話スタジオゲストの高山一実、伊原葵、カルマとともに、2組のカップルの旅を見守った。
30歳同士の会社員のシュウヘイとエステティシャンのカホのカップルは、カホの口から「彼とは婚約中。今年6月に入籍予定だったが、彼から『結婚って今なのかな?』と言われ、先延ばしになっている」という事実が明かされた。4話では、ついにシュウヘイが結婚に踏み切れない理由に至った過去のトラウマを激白。「小学校1年生でお父さんが亡くなったとき、現実を受け止めきれなくて1年ぐらい学校にも行ってなかった」「そのときに母親に向かってすごくひどいことを言っちゃった」「自分が感情的になるのってよくないな、人を傷つけるなって思ってそこから感情を抑えて当たり障りのない伝え方をしている」「そんな一面をカホちゃんに見せていないのに、自分が結婚していいのかな?って不安だった」と語った。
17日(木)放送の第5話では、カホの「過去に浮気されて裏切られてつらい気持ちがあったから、結婚というかたちで繋がっていたい」との主張の根底にある過去の出来事が明かされた。「シュウヘイくんには同棲前に伝えていた通りでただの浮気じゃなくて…」と涙を流すカホの口からはなんと「結婚をした人に浮気をされてたのね」「入籍して1ヶ月もしないで発覚してすごく傷ついて」「でも付き合っていてシュウヘイくんがまっすぐ私を見てくれたからこそそれを隠したくないなって」「自分が傷物みたいですごく伝えるのも怖かったけど」と悲痛な胸の内を語る。
シュウヘイは「伝わっているよ」と優しく返答。さらに、「結婚という形を取っていたにも関わらずそういうことになった、その辛かった思いがあって、そういう背景があったからっていうこともわかってもらいたいなって」と語る。さらに結婚については「シュウヘイくんと同じように重くというか深く思ってるよ」と伝えた。
この言葉を受けてシュウヘイは「結婚して価値観が違ったから別れるって俺の中では絶対になくて」「重さでいうとカホちゃんと同じなのかなって、それが俺の覚悟なのかなって思った」と語った。
その後のインタビューでシュウヘイは「言ってもらえて嬉しかったです」「僕が素直に気持ちをぶつけることでカホちゃんも応えてくれるんだなって今まで自分が遠回りして伝えていたのでカホちゃんにわからない、難しいって言わせてしまっていたんだなって」「そこは僕の責任だったなって思いますしこれから残りの旅でも自分の気持ちに素直になって思いをぶつけたい」と語り、カホは「なんで結婚したいかってことをちゃんと言葉にして言えてよかった」「シュウヘイ君が結婚するにあたって引っ掛かっている部分がお父さんお母さん含めた家族っていうものがわからないってところから不安な部分があるのかなって」「そこを聞いていきたい」と話した。
また、次の日2人は出かけた先でカホの誕生日にシュウヘイがプロポーズしたことについて「気遣いだった?」と尋ねると、シュウヘイは「言いづらいけど気遣いでプロポーズした」と告白。この発言にスタジオのさや香・新山は「気遣いのプロポーズ…」とコメントし、ゲストの伊原葵も「キツくないですか、そんなこと言われたら」とカホを思いやり、ヒコロヒーも「ふつうなんやそれ!ってなりそうだけどね」と語る。
カホは「じゃあどうしたらシュウヘイくんに気遣いじゃなく結婚したいって思ってもらえるの?」と尋ねると、シュウヘイは「結婚への責任、重みがすごくて」とコメント。カホは「それはいいことだと思うの、結婚を重く責任を持ってするものって思ってくれてるシュウヘイくんが素敵だと思う」と告げた。
シュウヘイは「実際に自分が夫になる、父親になる、家族を作っていくっていう覚悟がついてこないのかなって」と語り、カホは「そのあたりをもっと教えてほしい」と正直な気持ちをぶつけた。また、この後、カホはシュウヘイに婚約記念でもらったブレスレットを返却したことも明かされ、「改めてちゃんと結婚したいって思ったらまたほしいしどんな結果であれ私は受け止めるからまっすぐ私を見てほしいし伝えてほしい」と告げた。
その後スタジオトークで高山は「シュウヘイくんはカホさんのことどれくらい好きなんですかね」「自分自身も見失っちゃっているのか」と切り出し、ヒコロヒーも「見えないよね」と同意。伊原は「未来を考えていることはいいことだけどちょっと考えすぎて視野が狭くなっちゃってる感じもします」と発言。
さや香・新山はシュウヘイの「父親像が浮かばない」との発言に「たまにふとしたときに家に子どもおるやんってなるときがある、3歳なんですよ」「時間経過とともに(父親に)なっていくもんやから覚悟決めてどうこうとかじゃないと思うんですよね」と実体験を語った。
さらにスタジオではさや香・新山が自身のプロポーズについて「子どもができた報告が先だったので、じゃあ挨拶行こっかってなったので『結婚しようか』となり、ちゃんと言ってないんですよね」「指輪も渡してなくて」と告白。しかし、「2人とも阪神ファンなので、背中に僕の名字が書いてあるユニフォームをあげた」「小学生みたいなプロポーズでした(笑)」と自虐的にコメントした。
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