“筋肉界のカリスマ”プロボディビルダー横川尚隆“マッチョに大食いロケのオファー”は地獄「おなか下すのは覚悟」＜しくじり先生＞

2024.10.16 14:00

過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが、自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる反面教師バラエティー「しくじり先生俺みたいになるな!!」(毎月第1～3金曜夜9：30-10：00　第4金曜テレビ朝日地上波放送終了後／ABEMA SPECIALチャンネル)、“筋肉界のカリスマ”プロボディビルダーの横川尚隆が登壇した10月11日配信回では、筋肉を追い求めすぎたことでさまざまなしくじりを体験した横川先生が、“筋トレに沼りすぎて地獄を見ないための授業”を行った。

番組オープニングでは、20代～50代の41％の社会人が筋トレをしているというデータを発表し、健康のために筋トレをする人が急増しているなかでも、「筋肉に没頭しすぎると予想外のしくじりを生んでしまう」と警鐘を鳴らした横川は、自身も筋トレに没頭するあまり「体調不良の連続、彼女と破局、住む家がなくなり借金600万円」というしくじり状態に陥ってしまったと打ち明ける。その横川の授業では、「横川尚隆直伝！しくじりマッチョの作り方〜筋肉を求めた先に起こる『3大地獄』〜」と題し、横川の実体験をもとにいきすぎた筋トレの先に待ち受ける地獄について解説した。

「横川尚隆直伝！しくじりマッチョの作り方〜筋肉を求めた先に起こる『3大地獄』〜」

ひとつめの地獄について、「とにかく体調をくずしやすい」と明かした横川は、“オープンウインドウ”という激しい運動をした直後、一時的に免疫力が低下する現象によって、筋トレをやりすぎると免疫力が下がり、体調不良になりやすいと説明する。

さらに、横川は「365日タンクトップ、時々パンイチ」というマッチョタレントの悲しき宿命があるとし、「(タンクトップが)ユニフォームになっているので、これで仕事をしないといけない」「ほぼ確実に毎回の収録で体調くずす」と打ち明ける。

次にふたつめの地獄は、“すぐおなかをこわす”ことだとし、「同じものを同じ時間に食べる無限ループ」という食生活を送っているため、「ふだんと違う高カロリーな食事をすると、胃がびっくりして、すぐおなかをこわす」と明かした横川は、ここでも「デカ盛り、大食いロケのオファーがくる」というマッチョタレントの宿命があるとし、「食べないと『マッチョなのに食わないんだ』って空気になっちゃうので、とにかくつめこむ、おなか下すのは覚悟して」と語る。

そこで、「それでもタレントの仕事はやりたいんですか？」と質問が飛ぶが、横川は「タレントの仕事好きで、すごく楽しい。仕事って感覚がない、遠足みたいな」とまさかの答えに、生徒たちは「小学生」「子どもすぎるって」と爆笑していた。

「1週間、徹夜してる時みたい」

そして、3つめの地獄は「糖質制限で頭に糖が回らず、まともな会話ができない」というもので、「特に大会に出る前は身体をしぼるので、かなり糖質制限をする。極限の状態までしぼる。そうなると頭に糖が回らず、会話ができなくなる」と語る横川に、生徒役で出演した筋トレ芸人のマヂカルラブリーの野田クリスタルも「感覚で言うと、1週間、徹夜してる時みたい」と共感する。

そこで、オードリーの若林正恭が「マッチョに特化したテレビの企画あるじゃん。ああいう時は見せるためにしぼる？」と質問すると、横川と野田はそろって「身体、作っていきますね」と回答し、「みんな、ボーッとしてる状態でロケ行ってるはず」と言う。「でも、みんな程度が一緒なんで、逆に会話が成り立つ」と明かし、笑いを誘う。

また、大会前の極限状態な時に「この仕事が入ると地獄……」とある番組出演時の苦悩を明かす横川だったが、どこかズレた発言を連発する横川に、生徒たちからツッコミが飛び交う。

加えて、「本当にキツかった」とふり返る過酷なロケや、大好きな二郎系ラーメンを食べにいく際の覚悟、“激辛大食いロケ”で起きた大惨事と、その翌日に待ち受けていた悲劇などを告白した横川が、授業の最後に「筋肉に沼る前に覚えておいてほしい」と筋トレにハマっている人へ贈る教訓を語った。