菊池風磨の肉体美＆かわいすぎる笑顔にドキドキ、恋の始まりを巧みに表現＜私たちが恋する理由＞

2024.10.13 16:57

timelesz・菊池風磨主演、久間田琳加がヒロインを務めるオシドラサタデー「私たちが恋する理由」(毎週土曜夜11:00-11:30、テレビ朝日系)の第1話が10月12日に放送された。あえて恋と距離を置いていた黒澤(菊池)に訪れた恋の予感。笑顔封印からドキッとさせる笑顔を見せる菊池の絶妙な演技が光った。(以下、ネタバレを含みます)

6人の男女による“大人のピュア恋”を描く

同ドラマは、「第2回みんなの推し恋愛マンガ大賞」の大人の恋愛部門で大賞を受賞したma2による同名コミックが原作。オフィスを舞台に6人の男女が繰り広げる、じれったくもほろ苦い“大人のピュア恋”ストーリーだ。

菊池が演じるのは、笑わず寡黙でクールな広告会社の営業部課長・黒澤智也。煩わしい人間関係の火種になりそうな“恋”とは距離を置いてきた黒澤に、久間田演じる入社3年目の部下・森田葵が変化をもたらすことに。

そして、葵の同期・坂元凌を七五三掛龍也(Travis Japan)、葵＆坂元の同期・小津京を齊藤なぎさ、黒澤の同期・大島蛍を佳久創、黒澤＆大島の同期・市川絢香を山崎紘菜が演じる。

笑顔を見せない主人公・黒澤の笑顔にドキっ

年齢を重ねるごとにいろいろ考えてしまい、踏み出すことに臆病になる大人の恋。第1話は、黒澤と葵の他、優しい性格ゆえに恋愛対象に見られづらい坂元と恋愛に不器用な絢香、体形にコンプレックスがある大島と大島の体形が理想の京と、3組の恋が始まりそうなドキドキ感が詰まっていた。

そんな中、引き付けられたのはやはり主人公の黒澤だ。

愛想笑いやお世辞は苦手で、正直ではっきりとした物言いをするため、周囲から怖がられたり、怒っていると勘違いされたりすることもある黒澤。あるとき葵とエレベーターに乗り込むとモラハラ上司が先に乗っていて、黒澤に嫌味を言うばかりか、葵に向かって「君、でかいなー」とデリカシーのない発言を。さらに「君みたいな大きい子にあんなの(ヒール)履かれたら、俺たち男なんて見下ろされちゃうな」と皮肉に笑った。

すると、黒澤は「私は見下ろされても別に構いませんが」とバッサリ。続けて「男だからとか女だからとか、仕事に不必要な競争心を持たないところが、うちの森田の素晴らしい点で。力仕事でもいつも快く動いてくれてるんです。ほら、口ばかり動いてあら探しばっかりして動かない男っているでしょう？」とチクリと反論した。

上司がいなくなってから葵が感謝しつつ「すっきりしました」と言うと、黒澤は「森田さんみたいな忍耐強さがなくてダメだよな」と自分のことを嘆きながら笑顔を見せた。

これまで見たことない黒澤の表情にドキッとする葵。まさに恋の始まりともいえるシーンだが、部下のことをちゃんと見ていて、嫌味な上司にも立ち向かえる黒澤の格好良さも現れていた。

菊池風磨が見せたクールさとかわいい笑顔のギャップに反響

その後、葵が自販機で間違えて購入したものを交換してあげた黒澤。葵が立ち去った後に密かにほほ笑んだのを見た絢香が「黒澤が恋すると、そんな顔するんだね～」と指摘。

その絢香が気を利かせて、葵とサシ飲みすることになった黒澤。恋バナを聞かれて、最後に恋愛したのは5年前で、今は愛犬がいて仕事が楽しいから退屈はしていないものの、「料理の腕が上がっても、振る舞える相手がいないんだよなぁって。そういう時だけ少し寂しい…かな」とポロリ。

そんな告白を聞いてしまったらさらにドキドキしてしまうもの。現に、恋バナを聞き返されて黒澤とは断言せずに、エレベーターでの出来事によって「もっと相手を知りたい」という人がいると明かした。

帰り際、お礼を言って握手を求めてきた葵に再びほほ笑んだ黒澤。それを見て「黒澤さんが笑ってる！初めて見ました。2人だけの秘密ですね」と葵が喜ぶと、握っていた手を引き寄せて「今日だけだから、よく見とけ」と言った。

黒澤は恋に距離を置いていたはずだが、待ったなしで引かれてしまう魅力にあふれていた。

黒澤の自宅シーンでは、料理するところ、またシャワー後の鍛えられた上半身披露もありつつ、愛犬にメロメロな笑顔もかわいすぎた。2023年には4本のドラマに出演し、演技の仕事が続いている菊池だが、本作のインタビューで「純粋なラブストーリーは初めて」と語っており、クールな上司というのもこれまでにない役どころ。だが、ピタッとハマっていて今後に期待が高まった。

SNSには「ふと見せる笑顔にやられまくった」「私も恋に落ちました」「黒澤さんは理想の上司」「ギャップ萌え」といった反響が上がり、タイトルがトレンド入りした。

◆文＝ザテレビジョンドラマ部