池袋コスプレPR大使・しょこらさん「コスプレをするキッカケは姉に連れられた『コミケ』」

過去最大規模で行われた第3回「ウルアコ」では、オールナイトでの交流会や撮影会のほか、同人誌即売会「acosta！マルシェ」や、特設ステージでのコスプレパフォーマンスなどが実施され、述べ2.3万人のコスプレイヤーやカメラマンが訪れた。「ENTAMEnext」では当日会場で注目を集めたコスプレイヤーさんに直撃し、撮り下ろしの撮影とインタビューにも答えていただいた。

お話を伺ったのは、X（旧ツイッター）のフォロワー70万人を誇り、8月には「池袋コスプレPR大使」に任命されたコスプレイヤーのしょこらさん。この日はアクションRPG『ゼンレスゾーンゼロ』よりエレン・ジョーのコスプレをしており、ファンと交流する場面も見られた。そんな彼女にコスプレを始めたキッカケや、やりがいなどについて訊いてみた。

――普段の活動を教えてください。

しょこらさん　コスプレイヤーとして活動していて、4年が経ちました。また、ありがたいことに、「池袋コスプレPR大使」というものに任命いただきまして、池袋のコスプレをもっと盛り上げるべく活動していきます。

――具体的にどういう活動をしていくのでしょうか。

しょこらさん　次は10月25日から10月27日まで池袋で開催される『池袋ハロウィン コスプレフェス2024』への出演が決定しました。あとは台湾のイベントにも出演するなどグローバルに活動していきます。

――今回、エレン・ジョーを選んだ理由はなんですか？

しょこらさん　キャラクターの特徴である大きなしっぽが印象的で好きなキャラなんです。忠実に再現されたこのしっぽは重たそうに見えて、じつは軽いんですよ！　ジャンプしても大丈夫！

――衣装で気に入ってるポイントを教えてください。

しょこらさん　しっぽもそうなんですけど、ウィッグのピンクと黒のインナーカラーが好きです。スカートの丈が若干短い気もしますが、原作では下着が見える瞬間もあるのでそこは忠実ということで（笑）

――そもそも、コスプレを始めたキッカケは？

しょこらさん　最初は姉に誘われて「コミックマーケット」（日本最大級の同人誌即売会）に参加したんです。姉はそれっきりコスプレはしていないのですが、私だけハマっちゃいました。それこそ始めたばかりのときはよく「acosta！」に参加していたので、今こうして「池袋コスプレPR大使」として、ここに立っているのは感慨深いなと思います。社会生活が苦手な私にとって「acosta！」は、現実逃避の場所でもありましたからね。

――コスプレをしていてよかったと思うことはありますか？

しょこらさん　最近はありがたいことに、配信やイベントで直接会った方から「SNSを見てコスプレを始めました」と言っていただけることが多いんです。みんなの楽しいことを少しでも増やせているのは嬉しいですね。――憧れの存在になることも、憧れの人に会えるイベントも素晴らしいですね。

しょこらさん　素晴らしいですよね！　「acosta！」は永久に続いてほしいなと思います。憧れで言うと私も、コスプレした作品の原作者さんからコメントをいただくことがあったんですよ。私もファンなので、「作品を世に生み出してくれて、ありがとうございます」と直接伝えられたのは本当に嬉しかったですね。

――それは嬉しいですね！！

しょこらさん　通知が来たときはびっくりしすぎてスマホ投げましたもん（笑）。

――では逆に、コスプレをやっていて、やらかした失敗があれば教えてください。

しょこらさん　先日、台湾の同人誌即売会に行ったときの話で、台湾のイベントって写真集の販売もさせていただくのですが、チェキがメインの商品なんです。なのに、チェキのカメラを忘れてしまって、現地に着いてすぐに買いに行きました。

――買えてよかったですね。これからコスプレしてみたいけど、勇気が出ない人もいると思うんですが、そんな人に一言お願いします。

しょこらさん　とりあえずウィッグとセットの衣装がAmazonに売っているので買ってみよう！　すっごく楽しいから、一度着てみることをおすすめします。世界が変わりますよ！　困ったことがあったらYouTube配信で、お悩み相談もやっているので是非遊びに来てください！