©井龍一・伊藤翔太/講談社 ©ytv

見逃し配信再生数350万回越え、成田凌主演ドラマにSNS騒然「主人公が犯人なの新しいパターン過ぎる」

2024.07.22 22:13
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毎話衝撃の展開が話題を呼ぶ、成田凌主演、読売テレビ・日本テレビ系日曜ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』。共演には吉川愛、小日向文世ほか、萩原利久、佐藤大樹、野間口徹、そして山下美月、黒木メイサら演技派キャストを迎えた、現在と過去2つの事件が交錯するヒューマンサスペンスが視聴者を謎の渦へと巻きこんでいる。

原作は、講談社「マガジンポケット」で連載中のマンガ『降り積もれ孤独な死よ』(原作・井龍一、漫画・伊藤翔太)。本ドラマでは未完の原作を元にオリジナルの要素も交えたストーリーを展開する。ストーリーが進むにつれて、謎が謎を呼び、放送後の考察も盛んに進む本作。第三話の放送を終えた7月21日時点での総再生数は350万回を超え、好評を博している。

昨日放送の第3話では、番組冒頭5分で13人の子供の白骨死体が見つかった灰川邸事件の容疑者・灰川十三(小日向文世)の死亡が確定。「十三…第3話で死んじゃった…。このドラマ予想外過ぎる」と早くも驚きの声が。さらに、灰川邸事件の犯人を追う刑事・冴木仁(成田凌)の壮絶な過去が明らかに。腹違いの弟・瀧本蒼佑(萩原利久)と同様、父親から暴力を受けていたのだ。

灰川邸事件と並行して、連続傷害事件の犯人を追う冴木の先輩刑事・五味明日香(黒木メイサ)は、被害者がみな「子供を虐待する男性」であることに気付き、犯行現場の防犯カメラを調べると…。「冴木、あんたなんでしょ?」五味は、カメラに映し出された姿から犯人は冴木であることを見抜く。

主人公である刑事が傷害事件の犯人という驚きの展開に「えっ!?まさかすぎるんだけど」「人生でおそらく1番長い えーーーー!が出た」「主人公が犯人なの新しいパターン過ぎる…」とネットは騒然。犯人であることを見抜かれ失意の冴木。彼の自宅を訪れた蓮水花音(吉川愛)は、冴木の背中に刻まれた傷を目にしてしまう。冴木は自身の虐待の記憶を花音に語り始めて…痛々しい記憶に「あまりにもつらい」「心が痛い」との声が上がった。

「私を(階段から)突き落とした犯人は、灰川邸事件の犯人です」と訴える花音。かつて灰川邸に住んでいた子供たちの内、唯一、花音が突き落とされた時間にアリバイの無い蒼佑に灰川邸事件の犯人ではと疑いがかかる。冴木は同じように父からの暴力を受け、自身も暴力衝動を持つようになってしまった蒼佑と向き合うことを決め、蒼佑の後を追うと…蒼佑が訪れたのはDV加害者更生プログラムだった。

花音が突き落とされた夜にも蒼佑はこのプログラムに参加していたという。「蒼佑、自分とちゃんと向き合ってたんだ」「無理泣いちゃう」と、必死に生きようとする蒼佑の姿に共感の声も。そんな蒼佑に対して、冴木は疑いをかけたことを詫び、涙ながらに自身の罪を打ち明ける。冴木の涙に蒼佑は「生きていれば大抵のものは直せる」という冴木の言葉を胸に、何度もやり直そうとしてきたことを語って…。ネットでは「蒼佑君…ちゃんとお兄さんとの思いでちゃんと大事にしてたのね」「蒼佑は心の奥底では兄貴のこと好きな気持ちを捨てられないんだな…」との声が上がった。

そして、番組のラストシーンでは、花音を突き落とした犯人として新たに浮上した顔に傷のある男が、花音の自宅のインターホンに映し出されてー。果たして花音を突き落としたのはこの男なのか?そして、灰川邸事件の犯人もこの男なのか?

過去の痛みと苦しみを分かち合い、向き合い始めた冴木と蒼佑。家族の物語がつづられた第3話を受けて冴木仁役・成田凌と瀧本蒼佑役・萩原利久からコメントが到着した。互いの想いをぶつけ合うシーンを演じ、冴木役の成田は「萩原利久さんとは初めての共演、そしてこの作品の中でもまだ数回しか会っていませんし、会話も少ししかしていません。それでも蒼佑と冴木として、同じ思い出を共有し、同じ苦しみを抱え、まるで0地点が同じであったかのように、ふたりの距離があいていました。このマイナスからのふたりで踏み出した一歩は、決してプラスには届かなくとも、大きく力強い一歩になったと思います」と冴木と蒼佑として向き合えたことを振り返った。

蒼佑役の萩原は「めちゃくちゃ緊張感ありましたよ。台本だといくつものシーンにまたがっていますが、一気にぶっ通しで撮影したので、シーンとして長いですし、一言一言がすごく重くて。お互いがなかなか今まで言ったことないことをお互いにぶつけるっていうシチュエーションだったので。僕は最大限その緊張感が生きたんじゃないかなって思います」と緊張感あふれる撮影現場の様子を明かした。

さらに、萩原は「長い目で見ても蒼佑にとってはひとつのターニングポイントとなるシーン。蒼佑のいろんなバックボーンを考えても、あのシーンは本当に無駄な部分はなくて、一言一言に本当に思いがあり、これまでの蒼佑や、これからの蒼佑を含むシーンだったかなと思います。本当に良い緊張感の中で演じさせて頂きました」と語り今後のストーリーに繋がるシーンとなったことを語った。

一方の成田は「これはテレビドラマという、作り物、偽物ですが、あそこにはどこか本物の空気がありました。全スタッフが作り出してくれた空気、熱量にも感謝します。監督の、ここ3話の一番大事なシーンだから!というリハーサル前の一言だけ余計でした。笑 嘘です、締まりました。感謝してます。長々とすみません、全部忘れて楽しんでみてください」と、すでに作品を見た人にも、まだ見ていない人にも改めて作品の魅力を感じられるシーンであることを語った。

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