

櫻井海音×超特急・草川拓弥が語る、人生のターニングポイント「今良い方向に向かっていると思いたい」<愛してるって、言いたい>

FODオリジナルドラマ「愛してるって、言いたい」(毎週水曜深夜、フジテレビ系/FODにてノーカット完全版全話配信中)が、本日7月17日(水1:05-1:35)に最終回を迎える。
本作は、今村リリィによる同名漫画を実写ドラマ化したオトナ女子等身大のラブストーリー。北海道・札幌を舞台に、薬剤師として働く39歳独身の上田樹が“愛している”と心から思っていた恋人との破局をきっかけに、本当の意味の自分の幸せや誰かに愛されることの大切さに気付いていく模様を描く。
望んだ仕事に就き、恋愛を楽しみ、平穏な日々を送っていた主人公・上田樹役を、安達祐実、バンド活動をしながら、生活のため区役所の年金課に勤め、樹とひょんなことから同居することになる年下男子・松重瑛斗役を櫻井海音、瑛斗のバンド仲間・神木竜役を草川拓弥(超特急)がそれぞれ務める。
最終回放送前に、本作でバンド・煌-RECCA-を組んでいた櫻井と草川にお互いの印象や撮影秘話等を聞いた。
「今日が今までで一番喋れてる」
――撮影が終わってから少し時間が経ったと思いますが、久しぶりの再会になるのでしょうか?
櫻井海音:この前、フジテレビの廊下で偶然会ったのが3月だから…4カ月ぶりくらいですね。
草川拓弥:はい! お久しぶりです。
――4カ月ぶりの再会でお互いの印象に何か変化はありましたか?
草川:実は今日が今までで一番喋れてるかなという感じです(笑)。
櫻井:そうですね。現場以上に喋れてますね。
「お互いに人見知りだからこそ相手に対する信頼感があった」
――撮影現場では話す機会はあまりなかったのでしょうか?
草川:お互い人見知りなので、撮影中はあまり話せなくて…。
――なるほど(笑)。瑛斗と竜はずっと2人でバンドをやってきただけあって、とても仲が良さそうに見えていたので意外でした。てっきり、現場で親交を深めてあの空気感を作っていたのかと。
櫻井:芝居に関して特に何かを話し合うとかはなかったですよね。
草川:うん、なかったね。自然とあの空気感が出来上がっていました。もちろん全然仲が悪いわけではないんですよ(笑)!
櫻井:(笑)。多分、お互いに相手に対する信頼感があったので、お互いがやる芝居をしっかり受け取りながら、やれていたような気がします。人見知りの2人だからこそ、無意識にですが、しっかりとお互いを見て、感じ取り合っていたのかなと。
――そんな人見知りの2人ですが、お互いの印象を瑛斗と竜という役との相違点に絡めて教えてください。
草川:僕は海音くんのことをまだ深くは知らないので、完全にイメージになってしまうのですが…。台本を読んだときに瑛斗というキャラクターは海音くんにぴったりだなと思いました。僕が海音くんに初めて会ったときに抱いた印象が瑛斗と重なったと言いますか。瑛斗のお芝居がとてもナチュラルだったので、ご本人の内面から出る感情とか性格の部分とかがそこまで違わないのかなと。海音くん自身が瑛斗に負けないくらいすごく真っ直ぐな方だと思うので、これからもっと深く知っていきたいです。
櫻井:竜は、瑛斗に続いて樹さんの家に転がり込んでしまうなど変わっているところがありつつ、基本的には物事をハッキリ言い過ぎる、ツンツンしてるようなキャラクターだったので、草川さんとは全然違うなと思いました。草川さんは常にいろいろなことを考えながら現場に入られている印象だったので、しっかりされた方だなと。あと僕も人見知りなので、最初は一歩引いて相手の様子を伺ってから近付いていくスタンスを取るのですが、そこは似ているのかなとも思いました。でも、普段ステージに立たれている方なので、バンドマンとしてステージに立ったときの煌びやかさみたいなものは、竜との親和性を感じましたね。
「『本当ギター似合わないね』ってずっと言われ続けていたので…」
――櫻井さんもドラマーとしてバンド活動をしていましたよね。櫻井さんも草川さんも音楽とは縁が深いため、今回のバンドマン役は作りやすかったのではないでしょうか?
櫻井:僕は以前バンドでドラムを叩いていたので、基本的に後ろで座っていて動けなかったんです。だから、ギタリストってこんなに前に出られるんだ! こんなに自由に動けるんだ! って感動して、すごくワクワクしました。ただ、バンドをやっていたときに楽屋とかでメンバーのギターをちょっと借りて遊びで弾くことが何度かあり、メンバーから「本当ギター似合わないね」ってずっと言われ続けていたので、ギター大丈夫? 似合うかな? ってちょっと心配になりながら、必死にやってました。
草川:え? そーなの? すごくカッコよかったですけどね。
櫻井:ありがとうございます! でも僕はやっぱり見慣れなかったです…(笑)。
草川:僕はステージに立つという点だけで考えれば、ずっとやってきていることなので、慣れてはいる方だと思います。ただダンサーという立ち位置なので、歌を歌うこともなければギターを持つこともなくて、両方とも初めてだったので、すごく貴重で良い経験でした。歌うこと自体は好きなんですが、自分の声はあまり好きではないですし、上手くもないので…ちょっと心配ではありましたが、すごく楽しかったです。
――そんな2人のバンド・煌-RECCA-のライブを観て樹は「キラキラの洪水」と表現していましたが、2人が「キラキラの洪水」だなと感じるものは?
櫻井:僕はまだ23歳なのですが、最近共演する方たちに年下が増えてきて。
草川:えぇ!? 23歳で?
櫻井:はい…。学園ものの作品の撮影に参加させて頂くことが多く10代の方も多くて。なんかすっごく若々しいなと。本当にとてもキラキラしているので、頑張って僕もついていきたいなとは思うんですけど…。ちょっとあまりにも眩し過ぎて、接していると苦しくなってきちゃいます。
草川:早くない(笑)? 僕は仕事終わりに飲むビールですね! 一番キラキラしてます。もうあれが堪らないです。
「監督とプロデューサーさんがどよめいてる(笑)」
――確かにいろんな意味でキラキラ輝いてますよね(笑)。「愛してるって、言いたい」は、さまざまな人のそれぞれの恋愛観が描かれていますが、2人はどのキャラクターの恋愛観に一番共感しましたか?
櫻井:僕は…小池徹平さんが演じられた佐藤さん…かな。
(後ろにいた監督&プロデューサーから控えめな悲鳴が上がる)
草川:監督とプロデューサーさんがどよめいてる(笑)。
櫻井:確かに後半の佐藤さんはちょっと印象が悪いので、もちろん共感できない部分もたくさんあるのですが、前半の樹に対する真っ直ぐド直球なところがいいなと。「付き合ってください」って告白して、あ…好きって言い忘れた…って言ってまた戻っていくところとかがすごく可愛らしくて。大人になってもそういうピュアな心を持ち続けたいなと思いました。青年の瑛斗のピュアさよりも僕は大人のピュアさに憧れましたね。
草川:僕は共感とは少し違うのですが、すごく素敵だなと思うのは、やはり瑛斗ですね。とにかく真っ直ぐさがカッコいいなと思いました。彼が相手だったら、安心しますよね。彼のことを信用していいんだろうなって思わせてくれそうだなと。
――そんな佐藤と樹は恋愛で相手に求める条件の話をしてましたが、人間関係で相手に求める条件は何かありますか?
草川:僕はあまりにも時間にルーズな人はちょっと…。もちろんそこまで厳密にとかではないですし、時間を守らないから絶対に無理とかでもないのですが、僕自身が基本的に遅刻をしないタイプで時間に余裕を持って行動するので、どうしても気になっちゃいます。ただ、僕の友達に常習犯がいて(笑)。いつも遅刻してくるんですよ。でも、彼的にはきっと仕方がないことなんだろうなと。あと、なんだかんだいいところもあるので、結局仲良いんですけどね。
「草川さんがアドリブを全部やってくださって」
――少しずつお互いのことが分かってきたのではないでしょうか(笑)。では、撮影中にお互いの印象的なエピソードはありますか?
草川:SNSにも上がっているんですが、僕が現場にヨーグルトを差し入れしたときに、海音くんが撮影の合間に食べている動画があって、それが可愛いなと思いました。「美味しいです」って笑顔で喜んでる姿を見るのはやっぱりうれしいじゃないですか?
櫻井:僕はこの作品を撮っている時期に、ちょうど腸内環境の見直しをしていたので、ヨーグルトの差し入れはすごくありがたかったんです。
草川:そうだったね(笑)。
櫻井:僕が印象に残ってるのは…最終回のひとシーン、みんなで鍋を食べてるところです。
草川:あぁ! 全部アドリブのシーンですね。
櫻井:もう草川さんがアドリブを全部やってくださって。
草川:いや、海音くんもなんだかんだ結構喋ってたよ(笑)。
櫻井:竜と瑛斗がわちゃわちゃやって楽しい雰囲気を作るっていうシーンだったので、僕が変なフリをしてしまったんですけど、全部草川さんにかわされました(笑)。
草川:かわしてない(笑)! ちゃんと受けたよ!
櫻井:楽しかったです。そんなに現場で喋ってない状況の中で、ガツガツいっちゃったので、ちょっと心配でしたが…。
草川:全然大丈夫ですよ! 僕も楽しかったです。
「プロを目指していたんですが…」
――本作は樹が思い切って冒険したことで瑛斗や竜との親交がスタートしますが、2人がこれまでの人生で思い切って決断したことを教えてください。
櫻井:人生の大きなターニングポイントで言うと、僕はサッカーを辞めたことですね。それまで10年くらいサッカーをやっていて、プロを目指していたんですが、中学3年生のときに音楽をやりたい気持ちが大きくなり、辞めた決断は大きかったなと思います。
草川:僕は、約2年前くらいにやった“超特急新メンバー募集オーディション”。4人追加したグループのオーディションですね。急に新メンバーオーディションをやるとなると、ずっと付いてきてくれているファンの方もいろいろと思うことがあるだろうなと。そんなことを悩んで考えたときに、実施を決断したのはとても大きかったと思います。ファンの方にとってもメンバーにとっても、全員があの決断のおかげで、今良い方向に向かっていると思いたいです。
編集・取材・文=戸塚安友奈
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