阪神タイガース打撃コーチ陣に佐藤義則氏が提言「なぜ調子が悪いかを見抜けないと…」

2024.07.16 14:00

提供：Sirabee

得点力不足に悩む阪神タイガース打線。元阪急ブレーブス佐藤義則氏は、打撃コーチの指導に感じるものがあるようで…。

元阪急ブレーブス選手で、引退後は複数球団で投手コーチを務めた佐藤義則氏がYoutube『佐藤義則チャンネル』を更新。阪神タイガースの打撃コーチ陣に独自の提言をした。

【動画】佐藤氏が阪神打撃コーチ陣に提言

「打撃コーチに責任は？」の質問に佐藤氏が...

得点力不足状態が続いている阪神の打線について、「打撃コーチに責任はないのか？」と質問された佐藤氏は「ないことはないと思うよ」と指摘。

続けて「なんで調子が悪いかを見抜けないといけないよな。俺はピッチャーだけど、相手（チーム）の調子が悪いバッターのことばかりを見るようにしてるんで」とコメント。

そして「俺はピッチャーの（調子が）良いときのフォームを覚えておく。バッターも一緒だと思う」と語った。

打撃コーチに独自提言

阪神の打撃コーチ陣に佐藤氏は「どこかがズレているから、ヒットを打てないわけ。それをバッティングコーチは見抜く力もないといけないと思うよね。良いときはこうで、今は上がってるよとかね。そういうアドバイスだけで、できてるバッターはすぐ修正できる」と提言する。

悪いときの打撃フォームは好調時と「どこかに異なる部分がある」と佐藤氏は力説し、「ピッチングコーチもバッティングコーチも、そういうところを見られないとダメだと思うのよね。なんで今悪いか、それがわかれば、スランプの期間が短くなるはずなんだよ。それで練習して『こういうことか』とわかれば、早くそのスランプから脱出できるはず」と話した。