レスリングで鍛えた迫力ボディでミスヤンマガ受賞…山岡雅弥「筋肉がつかないよう少しずつ減量」
「ミスマガジン2021」でミスヤングマガジンを受賞、様々な雑誌のグラビアを飾り、今年5月1日には初のイメージDVD『ナインティーン』をリリースした山岡雅弥。ミスマガジン挑戦からグラビアにかける想いを聞いた。
──事務所に入る時点で、グラビアをやることは決まっていたんですか?
山岡 そうですね、事務所に所属したあと最初の芸能活動が「ミスマガジン2021」だったので。幼少期にウェイクボードもやっていたし、水着になることにも特に抵抗がなかったですね。
──「ミスマガジン」の存在は知っていたんですか?
山岡 知らなかったです。あまりマンガも読むほうではないので、『週刊少年マガジン』にグラビアが載っていることも知らなかったぐらいでした。
──「ミスマガジン2021」に臨むにあたって、体作りなどはしましたか?
山岡 ダイエットしましたね。いつもレスリングの大会に向けて減量をしていたので、そのときと同じ要領なんですよ。増量するにしても、減量するにしても、ちょっとオーバー気味に増やしてから、減量して大会に出るんです。そうやって上のランクの筋肉をつけて、一気に下げるのが効率的なんですよね。
──とはいえグラビアとレスリングでは、減量方法も変わってきますよね。
山岡 そうなんです。だから最初はリバウンドしていました(笑)。急に減らすから、急に太って、また減らして……を繰り返すうちに、むしろ太りやすい体質になっちゃいました。
──今は減量方法を変えたんですか?
山岡 変えました。上半身の筋トレをしなくなって、プールで泳いだり、山奥の坂道をぐるぐる廻ったりと、有酸素運動を中心に体を動かして体重を落とすようになりました。あと筋肉がつかないように、リバウンドしないように、ちょっとずつ減量するようにしています。
──「ミスマガジン2021」期間中、印象に残っている審査は何ですか?
山岡 SHOWROOM審査です。配信だとちょっとはマシになるとはいえ、大勢の前で話すのが苦手なので。それでも途中からは化けの皮がはがれて、素を出せるようになりましたけどね(笑)。ただ当時は上京したばかりで言葉遣いに苦戦しました。福岡の方言が出てしまうんですよね。それで視聴者の方から、「何て言ったの?」とコメントを書かれることも多かったです。
──他の参加者の配信は意識しました?
山岡 何度か観させていただいたんですが、私には他の女の子みたいにかわいい配信はできないなと(笑)。キャラじゃないのに真似をしたら不自然になりそうなので、あまり意識しませんでした。
──結果「ミスヤングマガジン」を受賞しますが、賞を獲る自信はありましたか?
山岡 最終審査に残ったのは芸能歴のある女の子がほとんどだったので、みんなしゃべりも上手いし、自信は全くなかったです。初めてだから落ちて当然、それも経験ぐらいの気持ちでいたので、「ミスヤングマガジン」を受賞したときは、「私でいいの?」と思いました。
──それだけ山岡さんを応援してくれるファンがいたということですよね。
山岡 でもファンがいるんだと実感できたのは本当に最近のことですね。もちろん配信やSNSを通じて応援してくれている方がいるのは分かっていたんですが、実際にファンの方とお会いする機会ってほとんどなくて、撮影会を2回やったくらい。だからDVDの発売イベントを書泉ブックタワーさんで開催させていただいて、こんなにファンの方々がいてくださるんだと感動しました。
──「ミスマガジン2021」として1年間活動して、どんなことを得られましたか?
山岡 あんなに人前に出るのが苦手だったのに、だいぶ克服できましたし、他のメンバーたちから教わることも多くて、いろんなことを吸収できたと思います。人生が激変しました。
──今年から美大に通っているそうですが、いつ進路を決めたんですか?
山岡 かなりギリギリで、高校3年生になってからです。小さい頃から絵を描くのが好きで、美術部に入りたい気持ちもあったんです。大学では絵を学びながら、ゆくゆくは教員免許も取るつもりです。
──上京して3年経ちますが、東京の生活には慣れましたか?
山岡 それが全然馴染めてないんです(笑)。山にこもりたいぐらいで、福岡の緑が恋しいです。そもそもコロナ禍がなかったら、今も大好きな地元にいたと思いますしね。東京のせかせかした感じが、自分には合わないんです。
──でもバイトを3つ掛け持ちしているんですよね。
山岡 せかせかしたのが苦手と言いながら、忙しいのが好きなんでしょうね(笑)。たまの休日も、家族と釣りに行ったり、友達と遊んだりと、あまり家にいないですからね。
──最後に今後チャレンジしたいお仕事をお聞かせください。
山岡 前から言っているんですが、グラビアでは写真集。それ以外のお仕事だと、『世界の果てまでイッテQ!』や『アイ・アム・冒険少年』みたいに、無人島に行く企画をやってみたいです。地方の番組でキャンプロケに行かせてもらったこともあるんですが、自分でテント設営から火を起こして料理を作るまでできますし、手際は良いほうだと思います。それもママから教えてもらったんですが(笑)。そういう体を張ったロケも含めて、もっとバラエティに出演したいですね。
(取材・文/猪口貴裕)
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