Snow Man“ふかさく”深澤辰哉＆佐久間大介、ロケで光る“スキルとハート”のハイブリッド

2024.06.04 19:04

Snow ManのYouTubeが5月29日に更新。深澤辰哉、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介が学生の街・早稲田でおいしいランチに舌鼓。ロケの中で“ふかさく”こと深澤と佐久間が見せる安定したトークに注目が集まった。

宮舘涼太presents「おいしいご飯を食べよう！」

今回の企画は、ファンから貴族、国王と呼ばれる“舘様”こと宮舘涼太presents。「おいしいご飯を食べよう！」と4人でロケに出かけた。

オープニングでは背後の早稲田大学に向かって「お世話になってます」と重々しくあいさつする宮舘に、すぐさま“ふかさく”が「(お世話に)なったことないから」とツッコミ。さらに目黒が「俺が行くはずだった大学」と、ド真面目な顔で指し示すと、再び“ふかさく”は「なるわけがないから」とツッコミに大忙し。それでも目黒は「シュミレーションはできてる」とボケ続け笑いを誘った。

今回の店選びのコンセプトは宮舘曰く「暖かくなってきたから散歩して、その土地の古き良きお店に行こうじゃないか」。そんな説明の間も、深澤は目黒が持つカメラに映りこもうとして場を和ませる。

深澤辰哉、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介が学生の街に

一行が向かったのは、早稲田生や教職員がよく訪れる創業50年以上の洋食店。1973年に創業され、2年前に店名と店主が変わったがメニューはそっくりそのままで続けられている。

「カニクリームコロッケ・しょうが焼き」「海老フライ・アジフライ」などの定食がリーズナブルな値段で食べられ、食券販売機の前で4人は「無理だよ、決めるの！」「全部おいしそう！」「さすが学生の味方だね」と歓声を上げる。

注文した品を待つ間、深澤が今回のような定食を食べられる店を訪れる機会があまりないと話の口火を切ると、佐久間は「俺、結構狙って食べに行ったりする」と返答。すると目黒が「ここで食べるからおいしいよね」と言い、深澤も「そう、そうだよね！」と期待を募らせる。また、深澤が、「自分で揚げ物を作るか？」などメンバーの自炊事情を尋ねたり、佐久間が「マスター！」と店主に話しかけ深澤と共に店の成り立ちになどついてインタビューする一幕も。

目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介のボケに深澤辰哉ノリノリでツッコミ

カウンターに料理が並べられると、目黒はふにゃっとした笑顔でパチパチ拍手。宮舘が「(料理が)入場？」と尋ねると佐久間はなぜか、表彰式でよくかかる音楽を口ずさむなど大はしゃぎ。

宮舘は、今回の食事は、自身と岩本照、深澤が出演していた舞台「祭 GALA」のお疲れ会も兼ねていると説明していたが、全員の注文の品が運ばれたところでおもむろに「ちょっと言いたいことがあって」と口を開き、「深澤くん、昨日誕生日おめでとう！」と5月5日に32歳の誕生日を迎えた深澤を祝福した。

目黒に「抱負をお願いします」と言われ、深澤が抱負を述べようとしたところで、3人がそれを聞かず一斉に「いただきます！」と食べ始めるまでが、もはやお約束。深澤もノリノリで「おぉい！」とうれしそうにツッコんだ。

目黒蓮＆宮舘涼太、食べ盛りの男の子のようにひたすらモグモグ

ボリューム満点の定食をもりもり食べながら4人は「うまい！」「やばい！」と絶賛の声を上げる。佐久間は「マスター！おいしいです！」と呼びかけるなど和気あいあい。目黒と宮舘は、佐久間が深澤に向かって、アニメで得た“キャベツの効用についての知識”を披露する奥でひたすらモグモグ…と、食べ盛りの男子学生のような姿を見せる。

そんな中、久しぶりにYouTubeに登場した深澤に、佐久間がカメラに向かって何かかっこいい一言を言うようにうながし、突如「深澤辰哉と定食デート」というシチュエーションがスタート。「もう食べ終わりぐらいの(シチュエーションで)」などと佐久間と打ち合わせし、“デートに来た彼氏”という役柄を懸命に演じる深澤だが、その奥で目黒は深澤の演技にニヤニヤしながら黙々と食べ続ける。

すると佐久間は「今、カップルの隣で定食を食べる目黒蓮を撮ってました」とまとめ、主役＝深澤だったはずが、主役＝目黒に。深澤も「待って待って!?」と言いながら思いがけない逆転劇に吹き出してしまう。目黒同様、黙々と食事をしていた宮舘が「もしかして(目黒は)『孤独のグルメ』やってる(笑)？」と“舘様ジョーク”を口にし、さらにその場を笑いに包んだ。

その場を包み込むような深澤辰哉のほんわりとした語り口

Snow Manの年長コンビ、深澤と佐久間。グループ最年長の深澤は、YouTubeやレギュラー番組「それSnow Manにやらせて下さい」(TBS系)など、メンバーの集まる場でMC役を担うことが多い。出すぎることなく、メンバーやゲストにバランスよく話を振り、かつ、きっちり笑いもとるスキルを持つ。

過去のYouTubeでは中華料理店での食事会で最年少ラウールにねだられるまま、海の生き物の顔マネをして笑いを巻き起こし、ドラマ「春になったら」制作発表会見では「年齢とか関係なくイジっていただけるのはうれしい」と話したりしていたが、深澤の“イジラレ”には、自分のことよりも、周りの人たちに笑顔になってほしいという気持ちが感じられ、とてつもなくかっこいい。周りが笑うのを見て安心したように深澤も笑う。メンバーからも「優しい」と評される彼のほんわりとした語り口は、その場を包み込むような温かさに満ちている。

瞬発力と繊細な気遣いが光る佐久間大介

メンバーの誰よりも真っ先に前に飛び出していく、パワーの塊のような佐久間はコミュニケーション力抜群。今回もマスターに明るく話しかけていたが、「それスノ」ロケでも街で出会った人に手を振りニコニコ。「旅行ですか？」などと気さくにトークをしていた。

明るく元気な一方で、人の心に寄り添う繊細な気遣いの持ち主。映画「マッチング」会見では、観客、共演者、スタッフ、報道陣に360度の気配り。「それスノ」では、思うように踊れず悔しがるキッズダンサーに感情移入して優しく切なげな表情で見守り、YouTubeではふとメンバーのそばに行き、言葉ではないコミュニケーションをとっている姿をよく見かける。

言葉の瞬発力も高く、見たもの、聞いたもの、感じたことを瞬時に“佐久間回路”を通し、独特の“佐久間ワード”に変換。Snow ManのYouTubeでおなじみの「○○王を決めろ！」回では、佐久間の「俺が○○王だ！」という叫びが欠かせないし、「阿部ちゃん先生」回では、佐久間の「よろしくピーマンでありまーす！でございます！」というあいさつに笑ってしまう。

“ふかさく”のトークは、スキルはもちろん、その奥にある優しい人柄がにじみ出て、周りの人たちをいつの間にか笑顔にする。今回もそんな2人と共に、目黒、宮舘も楽しそうにロケを満喫していた。

動画を見たファンからは「ただ食べてるだけで癒される！ふかさくの絡みも尊い」「ふかさくって普段からこんな会話してんだろうな〜」「さっくんみんなを笑顔にしてる！」「めめと舘様の2人が黙々と食べてふかさくの2人がずっとしゃべってるのおもしろいwww」「ふかさく劇場、息ピッタリ」「平和すぎる空間」などといった声が寄せられていた。