

伊藤万理華 NHK土曜ドラマ『パーセント』で主演「プロデューサーから手紙をいただいたのは初めて」
伊藤万理華主演の土曜ドラマ『パーセント』(NHK総合・BSP4K)が、5月11日(土)より放送される。今回、伊藤のインタビューが到着した。
伊藤が演じるのは、ローカルテレビ局「Pテレ」のバラエティ班で、多忙な日々を送る吉澤未来。ある日、自身が提案した学園ドラマの企画が採用され、プロデューサーとして制作のチャンスを得る。だが、編成部長から「ドラマの主人公を障害者にできないか?」と尋ねられる。局をあげた「多様性月間」というキャンペーンの一貫として、登場人物に多様性を持たせたドラマが必要なのだと言う。戸惑う未来をよそに「障害のある俳優を起用する」という条件で企画は進んでいく…。
悩みながらも、とにかく企画を成立させねばと取材を進める未来。やがて彼女は車椅子に乗った高校生・宮島ハル(みやじまはる・和合由依)と出会う。俳優を目指すハルに未来は不思議な魅力を感じ、ドラマの出演をオファーをするが、ハルは「障害を利用されるんは嫌や」と拒否。諦めきれない未来は、ハルが所属する劇団「S」の稽古場を訪ねるが……。
▽伊藤万理華 インタビュー
──『パーセント』に出演することが決まったときのお気持ちは?
伊藤 最初に「うれしい」という気持ちから入りました。いっぽうで、脚本を読んだときは、今までとは作品への向きあい方を変えていかなければいけないな、と思うくらい挑戦的な企画だと思いました。オファーをお受けして、プロデューサーの南野さんからお手紙をいただきました。まずプロデューサーさんからお手紙をいただいたのは初めてでした。
そのお手紙の中で印象に残っている言葉が、「悩んだら一緒に悩みます、一緒に走り抜けます、共にやります」という言葉でした。私はその言葉を胸に、3ヶ月間を挑んでみよう、と思えましたし、そのおかげで走り抜けられました。
人との向き合いは、モノづくりをするうえでは絶対に欠かせないし、理解したいし寄り添いたいから、すれ違ってもぶつかる。自分がこの作品に関わるにあたって、私自身南野さんとのコミュニケーションを大事にして、ハルちゃん、劇団「S」のメンバー、スタッフの皆さんには絶対に嘘をつきたくない、誠実に向き合いたいという気持ちでやっていた気がします。
──未来を演じるうえで心掛けていることや役のみどころを教えてください。
伊藤 未来の魅力は人間くさいところです。悩むときは悩む、落ち込んで、そこから這い上がっていくところが魅力的だな、と。あと、「好き」と思ったらまっすぐ好きだと伝えられること。それはハルちゃんという存在の大きさだと思うのですが、あんなにまっすぐに会いに行けるってすごい!憧れます。
未来を演じる中で、チームが気持ちよく撮影できることがプロデューサーの役目なのかなと思っていたので、撮影期間中はプロデューサーの南野さんにたくさん質問をしました。未来の趣味がクレーンゲームなのですが、南野さんご本人の趣味もそうなんです。撮影初日がクレーンゲームのシーンだったので、顔合わせの日の夜、南野さんと一緒にゲームセンターへ行きました。
由依ちゃんが好きなキャラクターのぬいぐるみがあって、2人でずっと格闘していたら取れたんです。最高でした!もう、まるで『パーセント』の1シーンでしたよ。その後も何かあれば南野さんに相談して、悩んだ時も全部を支えてくれて、受け入れてくれて。南野さんには感謝しかないです。
──撮影現場の雰囲気や共演者と印象に残っていることはありますか?
伊藤 由依ちゃん(和合由依)は初めてご挨拶したときに、パッと明るく照らす太陽のようでした。すごくフラットで明るくて、出会ったときからすでに緊張しないというオーラが出ていて、「あぁ、本物のハルちゃんだ、すごい!」と思いました。未来がハルちゃんを見つけたときと同じような衝撃で、初日にそれを体験できたんです。ハルちゃんがいて『パーセント』が始まっていったと思っています。
印象に残っているのは1話に出てくる劇団「S」での一人芝居によるオーディションのシーンです。私も、全くみんなのお芝居を見ず、撮影に入ったのですが、みなさんが魅力的すぎて、あのときの未来の表情は全部「素」です。「S」のメンバーも、映像作品でお芝居をすることが初めてだった人も多かったと思うから、その喜びが前面に出ているんです。純粋に、好奇心旺盛で、ワクワクしながら演じていることが伝わってきて、演じるうえで一番大事にしなきゃいけないのって、この光景じゃないかなと。オーディションシーンでより感じたから、すごく印象に残っています。
このドラマは全4話です。4話のドラマを3ヶ月かけて撮るという経験が初めてでした。毎日いい空気に、明るい気持ちで入れた現場です。皆さんのモチベーションが高く、この作品にすごく丁寧に向き合いたいんだという思いがあったからできた空気だと思います。
──放送を楽しみにしている視聴者の方々へのメッセージをお願いします。
伊藤 誰でも間違えるし、失敗する。そういうときに、コミュニケーションの中で言葉を間違えてしまうこともあります。人と関わることで、すれ違いも多くなるという経験をしていない人はいないと思います。そんな間違いを直そうと伝えるドラマではなくて、そんな自分を肯定してあげようというお話です。たくさんの人に観てほしいです。
実際に3ヶ月の撮影期間中に、自分自身も間違えることがありました。その都度関わり方を反省したり、未来と同じ気持ちになったりした瞬間もあったけど、周りに寄り添ってくれる人がたくさんいたから、このドラマで自分のことも好きになりました。『パーセント』は、人と関わるということで、とても大切な思い出になった作品です。
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