ドラマ「好きなオトコと別れたい」出演中の柏木悠。一緒にいてラクな人とは？

2024.05.01 12:00

メインダンス&バックボーカルグループ・超特急の最年少メンバーで、俳優としても活躍中の柏木悠の「月刊ザテレビジョン」の連載「はる。のれんさい」。２回目は少し遠出をしてショートトリップ気分を味わいました。BBQの思い出、桜の季節に思うこと、さらに4月18日にスタートした「ゴーストヤンキー」(MBSほか)についてなど、お話を聞きました。

サッカーをやりたい心が大きくなってきました

――今号は日帰りキャンプをしました。普段、バーベキューなどはしますか？

熊本の実家にいたころは、家族で年に2回ほどやっていました。夏になったら行う恒例のイベントみたいな感じで僕は大好きでした。

――今回は火おこしも料理も1人で行いましたが、家族で行くときは役割分担が決まっていましたか？

お父さんが火おこし担当で、お母さんが料理、僕ら姉弟は…遊びながらサポートしていました(笑)。お母さんの料理は最高で、何を食べてもおいしかったです。焼きおにぎりだけは、お母さんがにぎったおにぎりをお父さんが焼いてくれるのですが、お父さんのしょうゆの付け具合や焼き加減など学校で習った？と思うくらい完璧で、最高のコラボを見せてくれていました。また食べたいです。

――メイン料理はやっぱりお肉でしたか？

豪華な感じではないですが、いろんな種類のお肉を焼いていました。中でも、うちの家族みんなが大好きだったのは鶏肉のせせり。めちゃくちゃ安上がりで、おいしく焼けると幸せでした。ちなみにせせりを焼くのは僕が担当。きちんと火が通って焦げ過ぎない絶妙な火加減があったりするので、あまり人に任せられない(笑)。ちょっと香ばしい感じになるように炭火風にして、味つけは塩こしょうのみ。シンプルだけどこれが一番です。ジューシーで本当に大好きです。

――キャンプ場では童心に戻り川に入ったり、サッカーボールで遊んでいましたね。

やっぱり外で思いっきり遊ぶのは楽しいです！　そしてボールでリフティングをしていたら、サッカーをやりたい心が大きくなってきました。実は東京に来てから一度もサッカーをしていないんですよ。家にもボールはないし…。今度、友達を誘ってフットサルとかやってみようかな。東京って意外とフットサル場が多いので、これからの季節、外が気持ちいいので走り回りたいです！

春は多くの人にとってスタートの季節ですよね。引っ越しとかして楽しそう

――撮影のタイミングでは桜も咲いて、いい季節になってきましたね。

熊本では普通に公園に咲いている桜を見ながらご飯食べたり、遊んだり…というのはよくしていました。遊ぶといえばやっぱりサッカーで、グラウンドでサッカーをして桜の木の下でお弁当を食べたり、のんびりしたり…。春ならではの公園の楽しみ方ですね、懐かしい…。今回、東京で桜を見てワクワクしました。そして新学期を意識して、何か始めたい！と思いました。

――高校を卒業して、東京に来たときの気持ちを思い出しますか？

僕は夏にデビューをしていたので、心機一転！という感じではなかったですが、やっぱり何か始まりそうな感覚があったのは覚えています。春は多くの人にとってスタートの季節ですよね。引っ越しとかして楽しそう。

――ちなみに悠くんの理想の間取りとかあるんですか？

間取りは特にないけど、キッチンが充実している部屋は憧れます。コンロがきちんとあったり、野菜を切ったりする作業台が充実していたり…いいですよね。って僕は鍋くらいしか料理をしないですが(笑)、実家を思い出します。そしていつか料理をしたいときにあった方がいいので。あとは広いベランダもいいな～。イスを置いて外の空気を味わいながら、のんびりできたら最高！　今回も感じましたが、やっぱり外の空気ほどいいものはないです。

黙っていても気を遣わない、空気感が同じ人が好き

――春から始まるといえば、「ゴーストヤンキー」(MBSほか)「好きなオトコと別れたい」(テレ東系)のドラマ2本がスタートしましたね。

そうなんです！　皆さん見てくださっていますかね？　「ゴーストヤンキー」はわんぱく団の人たちの制服姿に驚いた人も多いんじゃないかなと思います。僕が想像していた昭和の制服姿そのもので、髪型もレトロで新鮮でした。でも、30年くらいしか変わらないけどジェネレーションギャップを感じることは本当に多くて…。わんぱく団の人たちは、うれしいこととかあると拳でグータッチみたいなことをするんですよ。僕的にはあれは新しかった。うれしい気持ちを分かち合うためにとりあえず拳って…、面白いです。

――コメディーテイストの強い「ゴーストヤンキー」とは打って変わって「好きなオトコと別れたい」は大人のドラマでした。

いろんな恋愛価値観の人が出てくるので勉強になります。初回しか見ていない方は、僕がSNSのアイコンと声でしか登場しないので「あれっ？」と思ったのかもしれませんが、今後、登場してはダメ男っぷりを発揮していきます。楽しんでいただきたいです。

――ドラマを見ていると、欠点はたくさんあるけれど、一緒にいてラクな人っているなと考えてしまいます。悠さんにとって一緒にいてラクだと感じる人はどういう人ですか？

僕、熊本からの友達がいるのですが、彼と一緒にいるのはすごくラクです。会話が途切れても全然気にならないし、わざわざ何かを話そうと思わないし…。そこにいるだけでいいというか。そういう黙っていても気を遣わない、空気感が同じ人が好き。ちなみにこの間、彼からポツンとメッセージが送られてきて、その日は僕の誕生日だったのですが、すぐにご飯に行きました。ずっといろんな話をして楽しかった。なんか19歳のスタートが大好きなその彼と一緒だったのはうれしいです。これからもそんな友達を大事にしていきたいです。

――記念日を一緒に過ごせる友達がいるのは魅力的ですね。ちなみに5月といえば“母の日”がありますが、毎年、何かしていますか？

学生時代など熊本にいたころは“肩もみ券”を作ってお母さんに渡していました。昔からこれ一択なんですが、喜んでくれるんです。ただ、さすがにいい年になってきたので、今年は何かお母さんが使える物を渡したいと考えています。なので、お仕事でご一緒している方にいろいろリサーチしています。喜んでもらいたいです！

撮影＝大石隼土／取材・文＝玉置晴子／スタイリスト＝東正晃／ヘア＆メーク＝Mashino