4月6日にTBSの春ドラマ合同制作発表「TBS DRAMA COLLECTION 2024 SPRING」が開催された

長谷川博己、生見愛瑠、川口春奈らTBS春ドラマ出演者総勢16人が集結「日本のドラマももっともっとすごくなるぞ」

2024.04.06 18:20
4月6日にTBSの春ドラマ合同制作発表「TBS DRAMA COLLECTION 2024 SPRING」が開催された

TBSドラマの合同制作発表会「TBS DRAMA COLLECTION 2024 SPRING」が、4月6日に東京・赤坂サカス内BLITZスタジオにて開催され、日曜劇場「アンチヒーロー」より長谷川博己、北村匠海、堀田真由、大島優子、木村佳乃、林泰文、火曜ドラマ「くるり~誰が私と恋をした?~」より生見愛瑠、瀬戸康史、神尾楓珠、宮世琉弥、金曜ドラマ「9ボーダー」より川口春奈、木南晴夏、畑芽育、松下洸平、井之脇海、木戸大聖、総勢16人のキャストが登壇。4月からスタートする各ドラマの魅力や撮影裏話などを語った。司会はニューヨークと日比麻音子アナウンサー。

TBS前に敷かれたブルーカーペットを歩き、集まった大勢のファンに笑顔で手を振りながら会場入りした登壇者たち。そこには、「アンチヒーロー」でミル役として登場するゴールデンレトリバー・ライズの姿も。

総勢16人のキャストが集結「一緒にドラマを作っている仲間」

イベント冒頭、「こんな華やかなところに久しぶりに出ることになって、ちょっと自分は今アウェー感があって…芸能人になったような気に…」と冗談交じりに恐縮する長谷川。

北村も「僕も本当に芸能人になった気持ち」と便乗し笑いを誘い、「ちょっと浮き足立っちゃっているんですけど。TBSという場所で一緒にドラマを作っている、ある種仲間なんだと確認できましたし、日本のドラマを盛り上げる、そして世界に届けるという、そういう熱意をすごく感じる場だなと思って、僕らもそれに応えなきゃという気持ちになりました」と熱く語った。

「ここで長谷川博己さんに会えたのがとってもうれしかったです」と語るのは瀬戸。「プライベートでもよくしていただいていて」と話し、「洸平くんに会えたのもうれしかったです」と、ドラマの垣根を超えて交流があることを明かした。

生見愛瑠のネーミングセンスがさく裂

4月9日(火)スタートの「くるり~誰が私と恋をした?」(毎週火曜夜10:00-10:57)は、生見演じる記憶を失ったヒロインが、手元に残された男性用の指輪を手掛かりに“恋の相手”と“本当の自分”を探すラブコメミステリー。

瀬戸は、主演の生見を「連日出ずっぱりなのでかなり疲れているとは思うんですけど、そんな姿を一切見せずに元気を振りまいてくれるので、人として素晴らしいなと思います」と絶賛。

宮世は自身の役柄について、「自称運命の相手で、一目ぼれをしちゃってぐいぐいアタックする役なんですけど、プロデューサーさんからネタバレしちゃうので喋るなと言われていて…」と話し出し、ニューヨークから「気をつけて!生配信されてますから」と心配されていた。

神尾は、職場で同僚たちから“ブランケット男子”と呼ばれている役どころだといい、「みんなを優しく包みこむような雰囲気を持っている男性を意識しています」と語った。

それぞれ個性的な魅力を持つ3人の男性に囲まれ、現場で胸キュンすることもあるのではないかと問われた生見は、「この間誕生日を迎えたんですけど、そのときに瀬戸さんがちらっと私が『明太子が好き』と言ったら、明太子をプレゼントしてくださってうれしかったです」と笑顔を見せる。

さらに、生見は3人にあだ名を付けたといい、「瀬戸康史さんだから“こじじ”、宮世琉弥さんだから“りゅびび”、神尾楓珠さんだから“ふーさん”(笑)」と独特なネーミングセンスをさく裂。

「ほぼ“めるる”のやり方」だと指摘される中、ひとりテイストの違う渋いあだ名になってしまった神尾は、「仲間外れなんです(笑)」と愚痴をこぼしていた。

同作は、ラブコメとミステリーが融合した新感覚ドラマということで、瀬戸は「ラブコメなので、キュンキュンしたりドキドキしたりするんですけど、忘れた頃にやってくるこのミステリー。そこがすごく刺激になっているというか、作品をキュッと締めてくれる」とコメント。

そして、生見が「放送まであと3日となっています。私自身もドキドキしていて、毎日スタッフの皆さん、キャストの皆さんと楽しく撮影しておりますので、たくさんの方に元気を届けられるように頑張ります。よろしくお願いします」と呼び掛けた。

3姉妹の仲の良さに、松下洸平「入る隙がない」

4月19日(金)スタートの「9ボーダー」(毎週金曜夜10:00-10:54※初回は夜10:00-11:09)は、「LOVE」「LIFE」「LIMIT」の“3L”をテーマに、19歳、29歳、39歳と、いわゆる「大台」を迎える前のラストイヤー=「9ボーダー」真っただ中の3姉妹が、モヤモヤや焦りを抱え幸せになりたいともがきながら人生を前向きに進んでいく姿を描くヒューマンラブストーリー。

会話劇が見どころだという同作。撮影以外でもかなりトークが盛り上がってると言い、川口は「そもそも台本でもめちゃくちゃ喋っているんですよ。姉妹ならではのどうでもいい掛け合いとかも含め、すごく喋っているなというふうに思っていたんですけど、気付いたら待ち時間とかもうちら3人で喋っていたりして」と告白。

スタッフから「上唇が鼻につくか3姉妹で話し合っていた」とのタレコミが入ると、畑を筆頭に、川口と木南も実際にステージ上でチャレンジし、会場からどっと笑いが起きる。

松下は「ほほ笑ましく見ていますよ。ちょうど僕この現場にいたんですけど、本当に入る隙がない。『僕もやってみようかな』という隙もないぐらいキャッキャキャッキャやっていたので。仲良しですね」と温かい目を向けた。

さらに、4月10日が畑の22歳の誕生日ということで、井之脇と木戸がステージ上にサプライズでケーキを運び込む一幕も。川口から花束、松下からプレゼントを受け取った畑は、「びっくりし過ぎて、今ちょっと何を言ったらいいか。ドラマ現場中に誕生日を迎えてお祝いしていただくのが夢でもあったので」と喜びをかみ締める。

プレゼントは「一味」で、辛い物が大好物で一味を現場に持ち歩いているという畑は「すごくうれしいです」と大喜び。

最後に、川口は「人生いろいろな選択があると思いますし、いろいろな環境で、いろいろなシチュエーションで、皆さん本当に頑張っていると思うんですけど、ここにいる仲間たちも、焦りながらも、モヤりながらも、これでいいのかなという不安を抱きながらも、自分らしさというか人生を探していくようなそんな物語になっていると思いますので、ぜひ皆さん見ていただいて、ポジティブに明るく楽しんでいただければと思います」とコメント。

続けて、「すごく映像もきれいだし、セットもかわいかったり、みんなのお衣装がかわいかったり、見どころがたくさんあるので、ぜひ楽しんでください。よろしくお願いします」とあいさつした。

長谷川博己がリクエスト「スタンプを作りたい」

4月14日(日)スタートの「アンチヒーロー」(毎週日曜夜9:00-9:54※初回は夜9:00-10:19)は、長谷川が7年ぶりに日曜劇場で主演を務める、日本の司法組織を舞台とした“逆転パラドックスエンターテインメント”。「正義の反対は、本当に悪なのだろうか」ということを視聴者に問い掛け、スピーディーな展開で次々と常識を覆していく。

役作りについて、長谷川は「結構いろいろ悩みましたね。“何が正義で何が悪か”ということもテーマになっているじゃないですか。僕のキャラクターもそれを体現してるようなキャラクターなんじゃないかなということも考えつつ、何者か分からないようにやっていきたいなと思います」とコメント。

北村は、そんな長谷川の印象を「本当にチャーミングな方で、実は心配性で、お芝居で見せてくれる背中と、カットがかかった後の長谷川さんの表情というのが全然違くて、僕らはそこにホッとする瞬間がある」と語る。

堀田も「法廷のシーンというのは本当に圧巻で、長谷川さんにしかできない役だなというふうに感じるんですけど、カットがかかると、本当の長谷川さんはすごくチャーミングで柔らかくて」と同調し、「この間すごく印象的だったのが、『アンチヒーロー』のスタンプを作りたいと…」と、長谷川から驚きの提案があったことを明かす。

北村が続けて、「そのスタンプの会話の流れのときに、僕ら2人(北村と堀田)は、(長谷川と)先輩と後輩という、役者の世界でもそういう立ち位置ですけど、『友達だと思ってほしい』という言葉を長谷川さんから頂いたり。すごく柔らかい気持ちになるし、肩の力をちゃんと抜かせてくれるというか、ホッとさせてくれる瞬間が結構多くて」と長谷川へのリスペクトを口にした。

また、ブルーカーペットにも登場したゴールデンレトリバーのライズが、ステージ上にも登場。長谷川は「かなりのキーマンなんですよ」と含みを持たせる。長谷川にかなり懐いている様子で、シリアスな現場を和ませる名優の活躍に、全員がメロメロになっていた。

見どころについて、長谷川は「かなり切り込んだドラマになってると思います。本当にこんなことを日本のテレビドラマでやっていいのかと思うような。かなりの問題作になるんじゃないかというくらい面白いと思うので、ぜひその現場を体感していただけたらいいなと思っています」とコメント。

最後に、「7年ぶりに日曜劇場に帰ってきまして、いつの間にか僕がもう一番年上みたいな世代になったんだなと思っていて。今こうやって自分より年下のプロデューサーさんや監督さんとご一緒させていただいて、現場が以前と違うなと思っていて。これからまたドラマも変わっていくなというのをすごくひしと感じさせてもらっている現場で、毎日充実しています」と笑顔を見せた長谷川。

続けて、「この『DRAMA COLLECTION』ということ自体もそうですけど、こういうのをきっかけに、どんどんどんどん日本のドラマももっともっとすごくなるぞと胸を張ってやっていけるように頑張っていきたいと思っていますので、ぜひ楽しみに見てください。よろしくお願いします」と呼び掛け、イベントは終了した。

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