佐藤流司「二兎を追う者、一兎も得ず」 虎杖悠仁と真摯に向き合う、舞台「呪術廻戦」

絶賛上演中の舞台「呪術廻戦」-京都姉妹校交流会・起首雷同-のメールインタビュー、全3回のラストを飾るのは主人公・虎杖悠仁を演じる佐藤流司だ。

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初演に引き続き同役を演じる佐藤に、今作ならではの見どころや新キャストとのエピソードなどを聞いた。

――初演からさらに進化したと感じる「じゅじゅステ」の魅力を教えてください。

魅力的なキャスト達が増えて、映像やセットも進化し、より立体的に呪術廻戦の世界観を表現できるようになったと思います。

――今作を演じるなかで、ご自身にとって“挑戦”となったことはどんなことでしょうか。

感覚的な話ですが、いつもは役を落とし込んでから、その役として自分の芝居をしていました。今回は、役の動きや感情で演じて、それを理解するという順番にしました。

――配信でぜひ注目してほしいポイントを教えてください。

本番中キャスト皆が本当に良い顔をしていらっしゃるので、小さな表情の変化を楽しんでもらいたいです。

――新キャラが多数登場します。そのなかでとくにお気に入りのキャラクターと理由を教えてください。

皆大好きですけど、やっぱり一緒にいることが多い東堂ですね。今作もそうですが、アニメ渋谷事変の東堂がかっこよすぎます。

――東堂葵とは熱い関係を築きますが、小柳さんとの稽古で印象的だったエピソードを教えてください。

ルービックキューブのやり方を教えてもらっていました。 ほぼ初めて触ったんですけど、6面そろえるのは難しいですね。

――先生である五条悟を演じる、三浦さんの尊敬するところはどんなところでしょうか。

尊敬できないところが無いです。芝居もすごいし人間性も良いし、優しいし情に厚く涙もろい一面もあるし、人間離れした顔立ちの美しさを持ちながら、誰よりも人間らしい温かさを持った人です。

――「じゅじゅステ」で始まる2024年の抱負を教えてください。

「二兎を追う者、一兎も得ず」というわけで多くを望まず、楽しい1年だったな、と思えるような年にしたいです。

――公演が始まりお客さまが入ったことで見つかった新たな発見はありましたか。

「あ、ここウケるんだ」とか自分の想定していなかったところで笑いが来ると嬉しいですね。

――本番の中でブラッシュアップした部分があれば教えてください。

毎日小さく1歩1歩、芝居が成長してると信じたいです。

――最後に千秋楽でのライブ配信に向けて、ファンへのメッセージをお願いします。

百聞は一見にしかず、絶対に楽しいと思っていただける自信があります。ぜひご覧ください。

＊＊＊

これまで3回にわたってメールインタビューをお届けしてきた。千秋楽に向けて、新たな見方や注目ポイントが増えていたら嬉しく思う。

舞台「呪術廻戦」-京都姉妹校交流会・起首雷同-は兵庫・AiiA 2.5 Theater Kobeにて、1月14日（日）に千秋楽を迎える。劇場、またはU-NEXTのライブ配信で、本作が完走する瞬間を見届けてみてはどうだろうか。

取材・文・撮影：双海しお

ライブ配信情報
※以下のリンクはプロモーションを含みます。
■対象公演・チケットリンク

1月14日（日）12:30公演 1月14日（日）18:00大千秋楽公演

【配信期間／販売期間】
①2024年1月14日（日）12:30公演（マルチアングル）
・ライブ配信：1月14日（日）12:30～公演終了まで
・見逃し配信：準備が整い次第～1月21日（日）23:59
・販売期間：12月11日（月）10:00～2024年1月21日（日）20:59

②2024年1月14日（日）18:00大千秋楽公演（マルチアングル）
・ライブ配信：1月14日（日）18:00～公演終了まで
・見逃し配信：準備が整い次第～1月21日（日）23:59
・販売期間：12月11日（月）10:00～2024年1月21日（日）20:59

【視聴料】
視聴チケット価格：各3,800円（税込）

【マルチアングル】
CH1：スイッチング映像
CH2：全景映像
※1：スイッチング映像と全景映像の2つの画面をご自身で切り替えながら視聴可能です。