#2i2、生放送の冠番組で“おとなしいイメージ”から脱却へ「なんでもやります！」

2023.12.12 08:30

ゼロイチファミリア発アイドルグループ・#2i2による生放送の冠番組「ダイナマイト#2i2」が、11月22日よりニコニコチャンネルプラスにて放送開始。放送を目前に控えた某日、WEBザテレビジョンではメンバーの十味、奥ゆい、森嶋あんり、天羽希純に番組の見どころや意気込みを語ってもらうと共に、2023年の活動を振り返ってもらった。

十味の特技は「迷子になること」

――#2i2の冠番組が始まりました。改めて自己紹介をお願いします。

奥：#2i2の黄色担当、奥さんこと奥ゆいです。「奥さん」とみんなに呼んでもらうことで旦那さんをたくさん製造して、結婚の圧力をめちゃめちゃ掛けて無理やり離れさせないようにしています！　特技は滑ることと墓穴を掘ることです。

十味：#2i2赤色担当、十に味と書いて十味です。特技を言う流れ…なのかな？(笑)　スキーとダンスになります。あんまり言ったことないやつだと「迷子になること」です。長野県出身で、めちゃくちゃ田舎の街から上京してきて、芸能を始めて今はアイドルをしています。

森嶋：#2i2の白色担当、あんちゅこと森嶋あんりです。チャームポイントは黒髪ロングです。群馬出身で群馬愛がめちゃめちゃ強いので、いつかこの「ダイナマイト#2i2」で群馬ロケに行けたらすごくうれしいなと思っています。

天羽：紫色担当のきすみんこと天羽希純です。名前は氷室京介さん大好きパパが「KISS ME」という曲から付けた本名です。ゼロイチファミリアのアイドルで最年長なんですが、最年長らしからぬポンコツが最近発覚してきまして、皆さんにツッコまれています(笑)。私のことを気になってくださった方に「2番目でもいいんだよ」「愛人枠でもいいよ」と言って沼にハマってもらうという、ちょっとしたゲームをして遊ぶことが最近のマイブームです(笑)。

奥ゆい「アイドルの枠を越えたい」

――今回の番組が決まった時の心境を聞かせてください。

天羽：まさか自分たちに冠番組ができるなんて信じられなかったです。

奥：しかも生放送。うれしいけど「どうなっちゃうの!?」みたいな感覚はありました。

森嶋：最近、MCでしゃべる時にもなるべく台本を決めないようにしているんです。その結果、少しだけ見せられるような会話をできるようにはなってきました(笑)。今まではまとめる人が誰もいなかったんですけど、だんだん「どうにかしなきゃ」と思うようになりました。

天羽：自分たちの役割が分かってきた感じはあります。

――どんな番組になりそうですか？

十味：番組名の「ダイナマイト」に思いを込めています。私たちのライブコンセプトの大暴走の「ダイ」、生放送の「ナマ」、大暴走しないと！の「イト」。

天羽：ダイナマイトの名前通り、いろいろぶっこんでいきたいなと思っています。

奥：アイドルの枠を越えたいです。

天羽：#2i2っておとなしい感じに思われがちなんですけど、「なんでもやりますよ！」ということをいろんな人に知っていただけたらいいなと思います。

暴走が心配なのは「天羽希純」

――生放送での暴走が心配なメンバーはいますか？

奥＆十味＆森嶋：希純。

天羽：私じゃないですよ。全然。

十味：最近、急にスイッチが入って突然饒舌になったり、突拍子もないことをしだしたりするんです。

天羽：波があるんですよ。サーフィンの話をしていいですか？　サーフィンって、板に人が乗っているだけじゃ何も起きないんですよ。私はそれなんです。波を作っているのはこの3人。私は板の上に乗っているだけ。

奥：私たちがうまいこと乗せてるってことね。

森嶋あんり運転のドライブに十味「怖いよ」

――番組で今後挑戦してみたい企画などはありますか？

天羽：ご褒美企画とかで、4人でいろんな所に行って遊びたいな、なんて。甘っちょろい企画ですけど、希望を言うだけはタダですから言っておきます(笑)。視聴者の方が「もっと刺激が欲しい」となったら奥ゆいにやらせます。

奥：やめてくれ(笑)。でも、企画について話し合っている時に、私ドM発言をしてしまったんですよね。「パンスト相撲をしたい」とか言って、みんなにめっちゃ嫌がられました(笑)。

十味：自分で言ったのに、自分が一番嫌がるんですよ。

奥：嫌なんですけど、やりたいんです(笑)。

――十味さんと森嶋さんは何かやりたい企画はありますか？

十味：私は飯ごう炊飯がしたいんです。キャンプ場みたいな所でテントを立てて。

森嶋：私は、このメンバーの中で唯一運転免許証を持っているので、みんなを車に乗せてどこかに連れて行きたいです。

十味：怖いよ。ペーパードライバーじゃん。ああいう企画は慣れてる人が運転するんだよ。

天羽：メンバーを乗せる前に、あんちゅの運転訓練企画からやったら？

森嶋：あ、それもやりたいです。みんなで旅行に行けるようになりたいですね。免許を取ったのが一昨年の7月で、そこからすぐに上京してしまったので全然乗れてないんですよね。

“BANと戦う”天羽希純「どこまでいいんですか？」

――生放送で不安なことはありますか？

天羽：どこまでがいいんですか？

――どこまで、とは？

十味：BANになりませんかっていうこと？

天羽：そうです。

奥：天羽さんは常にBANと戦っています(笑)。

天羽：例えば、メンバー全員にくすぐられている映像を出したらバズるじゃないですか。そうやって番組を広めるのも手じゃないかなって。

――やっぱりくすぐりはバズりますか。

天羽：そうですね。くすぐられたらくすぐられた分だけ、まとめサイトに載ったりします。

十味：目がもう“くすぐり評論家”(笑)。

天羽：なんていうか、コンプライアンスの問題ですね。

奥：どこまでいけるか(笑)。

天羽：基本、そういう役割を担っていこうと思います。

――それで言うと、例えば森嶋さんはどんな役割になりますか？

森嶋：私は自分からしゃべることが苦手な方なんですけど、頑張りたいなと思っています。

天羽：普段はめっちゃしゃべるんですよ。楽屋では一番しゃべっているくらい。それが出せればすごく面白いと思うんですけどね。

奥：マネージャーみたい(笑)。

森嶋：見た目から「クールそう」「大人しそう」「ちょっと怖い」と言われるんです。そんなことないよっていうところを見せたいですね。

十味：あんちゅは緊張してくると目が“バッ”てなるので注目してください(笑)。

奥ゆい「なんでも汚れ仕事やります」

――十味さんの役割はいかがですか？

十味：私はそこまで口数多く盛り上げるタイプじゃないので、一発一発を大切にしたいです。

森嶋：私は仕切りをやってほしいなと思ってます。

天羽：#2i2の大事な部分を担ってきていたりするんですけど、その反面、おうちでぬいぐるみと一緒にしゃべってたりするんですよ。そういうところも番組で出せたら。

十味：ぬいぐるみとしゃべっているところは表に出したことないので、ちょっと怖いです(笑)。

――ぬいぐるみとは何をしゃべっているんですか？

十味：夜、毎日しゃべるんです。「疲れちゃった…」って。一人で真っ暗なおうちに帰ってくるので、慰めてほしいんですよね。

――奥さんはどういう役割になりますか？

奥：私はイジられに徹底することが多いです。なんでも汚れ仕事やります。そういう意欲があります。

十味：#2i2を結成して1年くらいの時に、自分で「バラエティー担当」って言ってたんですよね。その時はただテンションの高い相づちを打っていただけだったんですけど(笑)、最近はMCとかでもきれいにまとめてくれるようになっているんです。

奥：実は結構考えるようになりました。意外としっかりしちゃっているんですよね。褒めてもらってもうれしいかなって思います(笑)。私、SHOWROOMで個人配信をしているんですけど、連続での配信記録が1000日を超えたんです。それでリアルタイムで話をするのがちょっとずつうまくなったような気がします。

2023年のトップニュース…天羽希純は「やっぱり“脇”」

――2023年も終わりが近づいてきたということで、今年1年の皆さんのトップニュースを聞かせてください。

天羽：やっぱり“脇”ですかね。W・A・K・I。こんなに話題になると思わなかったです。(※フジテレビ「オールナイトフジコ」で脇をくすぐられる姿が話題に)

十味：私は、4月末に公開された「放課後アングラーライフ」という映画で主演を務めさせていただいたことです。初めての映画で初めて主演だったので、プレッシャーも大きかったですが、今までの積み重ねが報われたのかなと思って、とてもうれしかったです。お芝居には苦手意識があったんですが、楽しいんだなと思えたので、すごく良い経験でした。

森嶋：私は今年、初めて「歌ってみた」をYouTubeに投稿したんです。たくさんの方が聞いてくださって、私のファンではない方で「これを見て会いに来ました」と言う方もいらっしゃったりして、うれしかったです。Adoさんを歌うことが多いんですが、Adoさんは表現力の幅がめちゃめちゃ広いので、最初はまねから入るんですけど、歌っていくうちにだんだん自分の成長も実感できて、モチベーションになりました。普段の自分たちのライブでもだんだんと歌い方が変わってきました。

奥：私はやっぱりSHOWROOMでの毎日配信が1000日突破したことです。私はしゃべり方は軽い感じだけど、「決めたことは絶対やる」という芯の強いところは褒めてほしいです！　200日とか300日あたりはしゃべることがなさすぎてきつくなってくるんです(笑)。そこを乗り越えたらなんでもしゃべれるようになりました。今では1人で止まらずにしゃべれます。