

僕が見たかった青空・宮腰友里亜「福井から出ることに親は猛反対、夢を叶えたくて説得しました」
乃木坂46の公式ライバルとして誕生したグループ「僕が見たかった青空」。8月30日にデビューシングル「青空について考える』をリリースした彼女たち23人の魅力に迫るべく、全員のインタビューと撮り下ろしカットをお届けする。今回は福井県出身の19歳、「ゆり坊」こと宮腰友里亜(みやこし・ゆりあ)のインタビュー。
──改めて自己紹介をお願いします。
宮腰 福井県出身、19歳の宮腰友里亜です。努力をすることが好きで、「昨日の自分を超える」がモットー。趣味は映画鑑賞で、ジャンル問わず年間90本くらい観ています。どちらかというと、洋画のほうが多いかも? 気に入ったら同じ映画を何回も観ますね。あと特技は生け花とピアノです。
──生け花にはいつ出会ったんですか?宮腰 小学校のとき教室に通っていました。この世界に入ってまだ披露したことはないので、いつか披露できればいいなと思っています。ピアノも10年くらい習っていたんですけど、「ほんとに習っていた?」と疑いたくなるレベルなので、あんまり言いたくありません(笑)。才能なかったみたいです。
──オーディションを受けた理由を教えてください。
宮腰 小さい頃からアイドルに憧れていたんですけど、オーディションを受けても最終審査で落ちてしまって。「乃木坂46公式ライバル」ができると知って、これは受けるしかないと思って、申し込みをしました。最初は親に福井から出ること自体猛反対されました。──オーディション合格後は家族会議ですか?
宮腰 そうです。お母さんには「あなた、やっていけるの? グループは人数も多いし、やっていけるの?」と反対されて。でも私はアイドルになるのが夢だったから、「どうしてもやりたい」と説得して、どうにか了承してもらいました(笑)。「今しかできないことだから、後悔しないほうがいいよね」って。今ではすごく応援してくれていますし、実家の棚に私のポスターとアクリルスタンドが並んでいます(笑)。
──そもそも東京に出たい願望が強かったんですか?
宮腰 めっちゃ強かったです。福井に住んでいると、やっぱり憧れるんです。福井はいいところだけど、交通も不便だし、遊ぶところも少ないし、就職か進学で上京できないかなって模索していました。
──上京してみて、いかがですか?
宮腰 福井と比べると、皆さん急いでいる感じがします。電車に乗っている人の顔を見ても、何かに追い詰められているように見えて。お仕事とかで急いでいるんでしょうね。上京した今となっては福井愛がハンパないです(笑)。
──先日、取材で福井に帰っていたそうですね。
宮腰 やっぱり空気が違うし、居心地が違いました! 電車に乗っていて、福井が近づいてくると、気がつけば外ばかり見ちゃうんです。水平線がきれいだな、とか。福井は自然が豊かで人の手が入っていない自然に囲まれているんですよね。それに食べ物もおいしくて、人が温かい。四季がはっきりしているから、景色の変化を楽しめますし、空気もおいしいです。
さらに来年春、北陸新幹線が福井まで伸びるんです! 東京から陸路で行く場合は金沢か米原で乗り換えないといけなかったんですけど、来春からは一本で帰れます。福井県民にとっては一本で東京に出られるので、地元では期待がとっても大きいんです。──これから地元の良さをアピールしていくためにも、名前を轟かせないといけないですね。
宮腰 東尋坊くらい有名になりたいです! 「東尋坊、ゆり坊」みたいな(笑)。
──その「ゆり坊」というニックネームも独特ですよね。
宮腰 自分で考えました。僕青に入る前から友達にはそう呼んでほしいとお願いしていました。でもメンバーは、だいたい「ゆりちゃん」って呼びますね。
──改めて、憧れていたアイドルになった気分はいかがですか?
宮腰 毎日がめっちゃ幸せです! ファンの方も増えてきて、ファンの方から元気をもらったり、自分がみなさんに元気を与えることができるということもうれしいです。福井にいては経験できないことをさせていただいて、毎日刺激をもらっています。
──どんなグループになるのが理想ですか?
宮腰 23人全員がみんなで頑張って、支え合いながら進んでいきたいです。近い将来サンドーム福井をたくさんのお客さんでいっぱいできるようなグループになれたらいいなと思っています。(取材・文/犬飼 華)
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