

岡田圭右が湯村温泉で出会ったパワフルレディたちに「疲れたわ…」 強烈すぎる「枯れんだー」「おばあの根性焼」の斬新カフェ

11月29日に放送された「名湯秘湯 ゆるり旅」(毎週水曜 夜8:00-9:00、BSJapanext)の舞台は兵庫県。ますだおかだの岡田圭右が関西有数の名湯地「湯村温泉」で、湯のテーマパークを訪れる。旅の道中で触れ合う地元の人のなかには、岡田を疲弊させるほどの“強キャラ”も登場した。
「湯がき文化」で温泉卵に挑戦
今回の舞台は兵庫県・新温泉町の湯村温泉。吉永小百合主演のドラマ「夢千代日記」のロケ地としても知られており、観光客に人気のスポットだ。街のなかには荒湯と呼ばれる源泉が湧き出す場所があり、湯気が温泉風情を醸し出している。
街を歩いていると、温泉卵を作れる「湯つぼ」を発見した岡田。なかを覗いてみると、卵だけでなくさつまいもなどの野菜も茹でられている。岡田も温泉卵を作るため、さっそく卵を購入。湯つぼの場所に戻ると、地元の方が茹でた野菜を取り出していた。
話を聞いてみると、この地域では古くから地元の方が食材を茹でて調理する「湯がき文化」が広がっているらしい。湯村温泉には重曹成分が多く含まれており、温泉で野菜を茹でるとアクが抜けてまろやかになるんだとか。
岡田は好意で茹で上がったさつまいもをいただくことになったのだが、ひと口するなり「美味しい!甘い!」と大絶賛。ただ感動のあまりか、岡田はせっかく買った自分の卵を茹で忘れていたことに気づく。卵を湯つぼに入れ、待ち時間は足湯を楽しむことにした。
世にも珍しい「おばあかふぇ」が岡田をノックアウト
岡田が次に向かったのは、湯村温泉で人気の施設「リフレッシュパークゆむら」。こちらは温水プールと13種類の湯が楽しめる、温泉のテーマパークだ。温泉に入るなり、「いや〜うわ〜」とうなり声が止まらない岡田。ちなみに同施設のなかでも人気を誇るのが「滝風呂」という風呂で、豪快に流れ落ちる温泉の滝を浴びることができる。
温泉でできた滝は、もちろん温度も温かい。お笑い芸人のサガともいうべきか、せっかくなので岡田は滝行に挑戦するという。高い位置から滝に打たれた岡田は、修行とは名ばかりの極楽にいるような顔で「最高!気持ちいい!」と大満足していた。
滝風呂のあとは、洞窟展望風呂へ。雨の日でも濡れることなくゆったりと浸かれる洞窟温泉も、同施設で人気を誇っている。“展望”と名のつくとおり、洞窟のなかには外の大自然を堪能できる大窓が。もちろん窓から望める景色は四季折々で変化していき、秋には紅葉が、冬には雪化粧した木々が広がるという。
他にもお酒好きにはたまらない“酒樽風呂”などバラエティ豊かなラインナップが勢ぞろい。実際にお酒は含まれていないが、「ヒック!ヒック!」と酔った演出をする岡田。しかし施設のスタッフから「はい」と冷ややかな反応をされてしまい、番組スタッフからは笑い声が。さすが、見事なスベリ芸を披露した形だ。
その後、再び温泉街に戻った岡田が見つけたのは「おばあかふぇ」。「人生ピークは90歳!!」という気になるキャッチフレーズに惹かれて店内へ入ると、出迎えてくれたのは平均年齢75歳のレディたちだった。
元々は地元の仲良し組で作った世にも珍しいカフェ「おばあかふぇ」では、名物の「おばあの根性焼」をはじめ、「おばあの日めくり枯れんだー」(カレンダー)などのグッズも販売しているそう。「枯れんだー」には社長が考えたという「おばあの定義」や「人生ピークは90歳!これからじゃ!」といったコピーと、アジのある絵が描かれている。
レディたちのパワフルさに気圧されつつ、せっかくなので“踊りながら作る”という同店名物「根性焼」を頼んでみることにした岡田。注文が入るとおばあ達が1曲踊ってくれる演出つきで、今回流れてきたのは「おばあの根性焼き音頭」。同曲はご当地ソングを108曲も手掛けたという、同店の社長が作詞・作曲したのだとか。振りつけも含めて社長が考えたもので、CDも出しているという名プロデューサーだ。
さまざまな演出を楽しみつつ、さすがの手並みで仕上げられていく根性焼(大判焼)を堪能した岡田。食べ始めてから「熱いので気を付けて」と声がかかったり、「明日も来てみます?」と岡田に聞いてみるなど、非常にかわいらしいやり取りが交わされる。しかしパワフルな店員が5名も集まっているためか、岡田も最後には「ちょっと疲れたわ…」と弱音を吐いていた。
創業56年のお城のような豪華旅館「朝野家」で味わう湯とカニ料理
この日のメインともいうべき名湯を味わうべく、創業56年の旅館「朝野家」に向かった岡田。まるでお城のような外観の同宿は、吉永小百合も泊まったことがあるという由緒正しいお宿だ。
部屋には24時間源泉掛け流しの客室露天風呂もついているが、岡田がまず向かったのは大浴場。同宿の温泉では、滝風呂と水車風呂が楽しめる。
岡田は温泉に浸かるなり、「いや〜気持ちいい!」と大きな声を上げた。さらさらとした泉質の湯は、重曹成分が毛穴に詰まった汚れを落とす「美肌の湯」と呼ばれている。また奥には推定樹齢1200年のヒノキの丸太をくり抜いて作られたという、贅沢なヒノキ風呂も。ヒノキ風呂からは宿の象徴的な外観…お城の天守にも似た建築がよく目に入る。普通の温泉とは一味もふた味も違う体験を味わうことができそうだ。
温泉を堪能したあとは、朝野家自慢の料理をいただくことに。今回提供されたのは、兵庫県産のベニズワイガニ「香住ガニ」のフルコース。使用されているカニは、水揚げされてから24時間以内に競りに出されている鮮度抜群の香住ガニ。フルコースの最初のひと皿は、茹でガニから。
口に含むなり、「うまい…」と感動に震える岡田。鮮度の良さを感じる水々しさと甘味の強さ、ぎゅっと締まった身も特徴だ。さらには見た目から水々しさが伝わるカニ刺しも味わうと、岡田はついに言葉を失ってしまう。
だがフルコースはまだまだ続く。「カニの炭火焼き」は、生の風味と香ばしさどちらも味わえる絶品料理だ。カニすきの出汁にはカニと野菜の旨みがふんだんに煮詰められており、その出汁を吸ったシメの雑炊もたまらない。カニのフルコースをいただき、最高のひと時を味わった岡田であった。
街ロケ適性の高い“スベリ芸”という武器
“スベる”のが芸である岡田は、“街ロケ”適性の高さでいえば他の追随を許さない芸人といえるだろう。これは相手がどんなキャラクターであっても成立するという意味で、たとえば今回の酒樽風呂シーンがわかりやすい。
一生懸命ボケた岡田が見事に空振りしても、ウケない・盛り上がらないことそのものが岡田の「ちょっと!」というセルフツッコミを滑稽に見せてくれる。誰を悪者にすることもなく、「スベり倒した空気」で笑わせるという芸風は、素人を相手にすることが多い街ロケにぴったりといえるだろう。
だがこれらの芸が成立するのは、ひとえに親しみやすい岡田のキャラクターに起因する。“スベる人”という共通認識と彼の明るいキャラクターが、誰も傷つけない笑いを生む。今後もさまざまな出会いのなかで、素人との思いがけない化学反応でお茶の間を沸かせてほしいものだ。
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