小林和哉さん、憧れ・菅田将暉の出演作が人生の転機に “15歳で1人上京”した理由語る＜「ミスターモデルプレス 2023 FINAL 読者モデルオーディション」準GPインタビュー＞

モデルプレス初の読者モデルオーディション開催

日本最大級の女性向けニュースサイト「モデルプレス」が主催するオーディション。配信審査は行わず、モデルプレス公式投票審査を採用。グランプリ決定までの過程もモデルプレスの記事にて配信した。

「ミスターモデルプレス 2023 FINAL 読者モデルオーディション」では、小林さんが準グランプリを獲得した。また「ミスモデルプレス 2023 FINAL 読者モデルオーディション」も開催。読者モデルには小林さんのほか、矢島尚也（やじま・なおや／30）、冨樫拓真（とがし・たくま／20）、舩木菜々（ふなき・なな／24歳）、阿野いずみ（あの・いずみ／35歳）、木村恒桜莉（きむら・こおり／21歳）の計6人が選ばれた。

小林和哉さん、準グランプリ受賞の心境明かす

― 準グランプリ受賞おめでとうございます！現在の心境はいかがですか？

小林：自分はグランプリを取るつもりだったので、準グランプリという形で終わってしまって悔しい気持ちもあります。ですが、家族や知り合いの方、ファンの皆さんに投票いただいて、受賞できたことがすごく嬉しいです。

― 今回のオーディションを受けたきっかけを教えてください。

小林：15歳から芸能活動を始め、今20歳になりますが、これまでオーディションで使える武器がなく目立つ経歴もなかったので、何かオーディションで武器になるような賞を取りたくて、このオーディションに参加しました。

― 他にもオーディションを受けた経験はありますか？

小林：たくさんあります。ですが、落ちてしまったのがほとんどで、その時に痛感したのが、経験が少なく、自分にしか表現できない武器がないということです。今回、やっと自分の武器が1個できたかなと思います。

小林和哉さん、15歳で上京し芸能活動に挑戦

― 芸能活動を始めたきっかけを教えてください。

小林：中学校の頃に1年ぐらい不登校になってしまってやりたいことがなかった時に、菅田将暉さんが出演している『暗殺教室』という映画を見たんです。そしたら、久しぶりにワクワクして、僕みたいに不登校の子や、自信のない子をそういう気持ちにさせることができる俳優さんってすごいなと思って。僕もそういう存在になりたいと思って、15歳で1人で北海道から上京してきました。

― 北海道から1人で上京することはすごく勇気が必要だと思いますが、不安はなかったのでしょうか？

小林：僕は全然なかったです。不安よりも、自分がどれだけやれるかという気持ちの方が大きかったです。あと、東京に出てやりたいことを見つけたいと思っていたので。最初は親に反対されましたが、自分の力で全部やっていくという約束事を決めて、送り出してもらいました。上京して最初は、芸能系の学校に行きながらレッスンを受け、撮影などに少し参加させていただいていました。高校を卒業してからは、今と違う事務所に所属して活動していたのですが、スランプになってしまって、事務所を辞めたんです。それで去年、現在の事務所に入り、本格的に芸能活動を始めました。

― すごく前向きですね。昔から何かに挑戦することが得意だったのでしょうか？

小林：不登校の時は全然前向きではなかったので、『暗殺教室』を見て本当に気持ちが変わったと思います。同い年でも活躍している芸能の方を結構見ていたので、早めにやらないと追いつかないと思って行動に移しました。

小林和哉さん、憧れの俳優は「菅田将暉さん」

― 現在、どのような芸能活動をされているのかお聞かせ下さい。

小林：現在は、再現VTRなどに出演しています。最近だと「あざとくて何が悪いの？」（テレビ朝日系）のカップル役で出演させていただきました。まだ全然出演数は少ないので、今はどんどんオーディションを受けています。

― 小林さんが思うお芝居の面白いところを教えて下さい。

小林：演技では色んな人になれるので、それがすごく面白いです。医者や警察官に実際になろうと思ったらすごく時間がかかり、大変だと思いますが、俳優は作品ではその職業になることができます。本当の職業ではないのに、作品を見て「こうゆう警察官になりたい」と、思わせることができるのはすごいと思います。

― 今後、挑戦したい役はありますか？

小林：今は、学園ものと恋愛ドラマに出演したいです。あとは、バラエティにも興味があります。「しゃべくり007」がすごく好きなので、出演するのが夢です。

― 憧れの芸能人はいらっしゃいますか？

小林：菅田将暉さんです。どの役も完璧にこなす幅広い演技力に感銘を受けます。

― 芸能活動を始めて、これまで不安なことはありましたか？

小林：たくさんありました。同じ芸能学校に所属していた友人が、高校を卒業するタイミングで「東京ガールズコレクション」のメインモデルに選ばれたり、映画で主役をやったりしていて。大手事務所に所属していたこともあるので、「大丈夫かな」「自分は何をやっているんだろう」と不安になることは結構ありました。上京してきた時は不安はなかったのですが、いざやってみると意外と難しくて不安は大きかったです。

小林和哉さんが自分磨きで頑張ったこととは

― オーディション期間中に、自分磨きのために頑張ったことがあれば教えて下さい。

小林：食事面では、お菓子を食べないよう気をつけていました。あとは、疲労回復や顔をスッキリさせるために、サウナによく行っていました。

― 小林さんは、身長が高くすごくスタイルが良いですが、運動とかはされていたのでしょうか？

小林：今はしていないですが、小学校6年生から中学3年生までバスケをやっていました。始める前は、身長が151センチとかで小さくて、今は180センチぐらいあるので、4年間で30センチ以上伸びました。運動神経はいい方なので、アクション系も挑戦できたらいいなと考えています。

小林和哉さんが悲しみを乗り越えた方法

― モデルプレスの読者の中には今、さまざまな不安を抱えている読者がいます。そういった読者へ向けて、小林さんがこれまでの人生の中で「悲しみを乗り越えた方法」を教えてください。

小林：最近ちょうど大きいオーディションを受けて、いいところまで行ったのですが落ちてしまいました。ですが、僕は全然マイナスには捉えていないんです。そのオーディションには、大手事務所の方や有名な作品に出演されている方もいたので、皆さんの演技を見て分析し、勉強しました。「ここはもうちょっと直した方がいい」と、毎回色んな方のお芝居を見て研究しています。不安に思っても、「自分ならできる」と自分を信じて、とにかくポジティブに考えています。

小林和哉さんの夢を叶える秘訣

― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、小林さんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。

小林：壁にぶち当たることもあると思いますが、「絶対成功する」と自分を信じることが大切だと思います。自分が信じなくなってしまったら終わりだと思うので、自分に「絶対成功する」と言い聞かせます。そうすれば、周りの環境が自然と変わっていくと思うので、ポジティブに自分を信じていきたいです。

― 今後の目標を教えてください。

小林：俳優としては「日本アカデミー賞」を取ることが夢なので、すごく大きい夢ですが、叶えれるように頑張りたいと思います。また、俳優だけではなく、モデルなど多くのジャンルで活躍できるような人物になりたいと思っています。僕自身モデルにすごく興味があり、いつか「東京ガールズコレクション」にモデルプレス読者モデルとして出演したいです。あとは、読者モデルの活動をきっかけに、色んなブランドのモデルもやってみたいですし、可能性が広がっていくと思うので、モデルに限らずできることならなんでもやっていきたいです。

― 最後に、応援していただいたファンの方に向けて、メッセージをお願いします。

小林：この度は、本当にありがとうございます。ファンの皆さんがいたからこそ、受賞することができました。今後も、ファンの皆さんをワクワクさせるようなお仕事をたくさんやっていきたいと思うので、これからも応援よろしくお願いします！

― 今後の活躍を応援しています。ありがとうございました。

（modelpress編集部）

小林和哉（こばやし・かずや）さんプロフィール

生年月日：2003年8月18日
出身：北海道出身