“パクリ”と名指しされた人気YouTuber、「法律上としてはオッケー」と反論

パクリと名指しで告発される

あかでみっくモーターカレッジ（以下AMC）はラバー博士、杏仁さん、ジョージの3人からなるYouTuberグループで、車や廃墟に関する動画を投稿しています。

今月19日、同じく廃墟を扱う「もへじ」（同25万人）が、「登録者10万から50万、果ては200万を超えるYouTuberに動画の内容やサムネの構図が丸パクりされている」とパクリ被害を告発。複数のYouTuberの名前とともにAMCの名前も挙げ、AMCが自分以外にも多数のYouTuberの動画をサムネの構図から内容までパクっていると批判しました。

AMCによるパクリ被害は、もへじが把握しているだけでも5件あり、パクるだけでなく全く根拠がないガセネタを付け加えて動画にしていると指摘。もへじは「ぜひ国会図書館でも県立図書館でも見つからない参考文件を元に解説したのなら後学のためにご教授願いたい」と皮肉りました。

こうした告発を受け、AMCはパクリの指摘のあった動画を非公開にし、緊急で今回の動画を投稿。その中で「我々の作成した動画は全くもってパクりではありません」と反論しました。

「喋っている内容というのがほぼほぼ一致している」「もへじが上げたYouTubeの内容をそのまま使っているのではないか」という指摘に対し、AMCのジョージは、そうしたことは「実際、法律面で言うとオッケー」だとコメント。その理由として、「YouTube上の動画が、本や新聞と同じオープンソース情報である」と持論を展開しました。

ちなみに「オープンソース」とはIT用語で、自由に利用・変更・配布可能なソフトウェアやハードウェアを指します。そのためジョージは「公になっている情報」といった意味で発言したものと思われます。

「参考にはしているが、完全に別動画」と反論

ジョージは、

我々としてももちろんそのYouTuberさんの動画見させて頂いて、「凄い深いとこまでで調べてるな」と思って色々参考にさせていただいております

と話し、もへじの動画を参考にしていることを認めました。さらに続けて、

その内容から厳選された情報と、他にも本を読んだりだとか情報をネット上で調べたりだとかを下調べして、皆さんに伝わりやすい情報はこれとこれとこれだなって厳選した上で、我々なりに並び替えてアレンジして。で現地に行って撮影するってやり方をしてるので。全く一緒の動画だったら確かにパクりなんですけども、完全に別動画としてカメラで撮影しておりますので、これは法律上としてはオッケーなんですよね。

自分たちが動画を作る際のプロセスを説明し、「自分たちの動画は著作権違反ではない」と反論しています。

「サムネイルが全く一緒ではないのか」という指摘に対しては杏仁さんが回答。自分たちも現地に足を運んで写真を撮っていることを主張し「確かにあのサムネはあの構図しかありません。ただ立ち位置が変わるだけ似たようなアングルになってしまうのは仕方がないと思う」と述べました。

この動画のコメント欄では、

確かに法律的には問題ないとは思いますが、参考にしたならばリスペクトの意味を込めて動画の最後や概要欄に参考にした動画や文献を伝えた方が良いと個人的には思います。大好きな皆さんなので平和的解決を願います。

素人なので分からないのですが、出典元を書いたら両者win-winな気がします。
これからも応援しますので、頑張って下さいm(_ _)m

情報をほかのチャンネルから引用したかどうかは置いといてしっかり引用元を示すことは非常に重要なので十分気を配りながらこれからも投稿頑張ってください~

といったコメントが寄せられています。