VTuber獅白ぼたん、CRカップに出場 敗戦に悔し涙を流すもチームメイトの大逆転勝利に嬉し涙

チーム「どぐらだけB」の3位決定戦が行われたCRカップ2日目

獅白ぼたんはホロライブに所属するVTuberです。FPSゲームを得意としており、『バイオハザード』では脅威のエイム力を見せています。見た目と話し方がゆるい一方、実際はしっかり者であり、ホロライブ内のメンバーからも厚い信頼が寄せられています。

プロゲーミングチーム「Crazy Raccoon」が主催する「Crazy Raccoon Cup（CRカップ）」はアジア最大級のeスポーツイベント。9月23日～24日の2日間、「東京ゲームショウ2023」で「TGS2023xCRカップ『ストリートファイター6』」が開催されました。獅白は、Crazy Raccoon所属の格闘ゲーマー「どぐら」（同12万人）が率いるチーム「どぐらだけB」のメンバーとして出場しました。

初日の23日はコスプレイヤーの「えなこ」（同53万人）が所属するチーム「美女と野獣たち」に惜しくも敗北したどぐらだけB。2日目である24日は3位決定戦が行われ、獅白のチームは「SHAKA」（同84万人）が所属するチーム「かじゅとむし」と対戦しました。

3位決定戦は「先鋒戦」〜「大将戦」の5戦に加え、それぞれのチームの大将と相手のチームの副将が争う「大将挑戦戦」が2戦の、合わせて7本勝負。先鋒戦から大将戦は全て勝利したチームに1点が入るルールですが、大将挑戦戦だけは副将が相手の大将に勝利すると3点が入るというルールでした。

先鋒戦で惜しくも敗北し、悔し涙を流す

先鋒戦に出場した獅白。相手はストリーマーの「ボドカ」（同76万人）でした。2セット先取の試合で、獅白は緊張してしまい1セット目を落としてしまいます。しかし緊張がほぐれてきた2セット目では、持ち前のゲームセンスを発揮し見事勝利。引き分けで迎えた最終セットは、終盤まで両者譲らない展開でしたが、惜しくも獅白は敗北してしまいました。

試合終了後、リーダーのどぐらは「マジ言うことなし！」と励ますも、獅白は「本当に申し訳ない、ごめんなさい…」といい声を上げて悔し泣きする様子を見せました。普段から感情をむき出しにすることがない獅白の号泣する姿に、ファンからは「ししろんがあんなに感情を爆発させるとこ初めて見たよ…」「悔し泣きするほど本気で取り組んでたんだなって改めて思った」などと驚きの声や感動の声が寄せられています。

大将戦の逆転勝利に嬉し涙

チームの試合はその後次鋒戦へ。獅白のチームメンバーである「SPYGEA/スパイギア」（同30万人）が相手チームの「k4sen」（同64万人）に、PERFECT K.O（自キャラが無傷のまま相手をノックダウンさせること）を達成するなど、獅白の仇を取って圧勝を収めます。その後惜しくも中堅戦は敗れてしまいますが、副将戦は圧勝を収め、引き分けのまま試合は大将戦へと移りました。

大将戦で、リーダーのどぐらは1セット目を落としますが、2セット目を取ることに成功します。迎えた最終セットで、どぐらは最終ラウンドで残り少ない体力まで追い込まれるも、見事逆転勝利。チームは歓喜に包まれ、獅白は「えーん嬉しい」と、声を上げて嬉し涙を流しました。その後、大将挑戦戦でどぐらは敗れてしまい、残念ながらチームは4位という結果になってしまいましたが、獅白は「エンターテイメントNo.1よ、うち（のチーム）」と笑顔を見せました。

獅白は大会の感想として「結果4位だったけど、私の中ではもうこのチームは色んな意味で、優勝！」と満足な様子を見せます。また「このチームだから私も練習頑張れた」とチームへの感謝を語りました。最後に視聴者に向けては「みんな応援してくれてありがとう」といい、配信を締めくくりました。

コメント欄では、「大人になってから負けて泣くほど何かに打ち込めるってそれだけで尊敬できる。 自分も頑張りたいって思った人たくさんいると思う」「何よりも本当にかっこよかったです！大会お疲れさまでした！！」など感謝の声や労いの声が寄せられています。