松本羚央さん、料理人からアーティストへ転身コロナ期間＆グループ解散を経て新たなスタート＜「ミスターモデルプレスオーディション 2023 SUMMER」GPインタビュー連載Vol.1＞

2023.10.16 19:00 views

モデルプレス主催の「ミスターモデルプレスオーディション 2023 SUMMER」にて、グランプリを受賞した松本羚央（まつもと・れお／27）さんの連載がスタート。全3回にわたって展開される同連載の「Vol.1」では、受賞直後の様子とともに、松本さんの人となり、グランプリの心境、これまでの活動などを聞いた。

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モデルプレス主催「ミスターモデルプレスオーディション 2023 SUMMER」

「ミスターモデルプレスオーディション 2023 SUMMER」グランプリ・松本羚央さん（C）モデルプレス

日本最大級の女性向けニュースサイト「モデルプレス」が主催するオーディション。配信審査は行わず、モデルプレス公式投票審査を採用。グランプリ決定までの過程もモデルプレスの記事にて配信した。

グランプリに輝いた松本さんは、モデルプレスでの単独インタビュー・連載各公式SNSでの露出のほか、「モデルプレス」のオリジナル企画「今月のカバーモデル」の特別版「カバーモデルNEO」単独表紙など様々な特典を獲得した。

松本羚央さん、ファンへ感謝の思い語る

― グランプリの心境をお聞かせください。

松本：グランプリを取れたことに本当に感謝しかありません。応援してくださったファンの皆さん、スタッフの方々、あとメンバーに感謝しています。本当に嬉しいです。多くの方に投票いただけて、「自分はこんなに応援してもらえてるんだ」と改めて知る機会になりましたし、今後の活動に対してのモチベーションに繋がりました。皆さんの応援を絶対無駄にしたくないと思います。

自分は就活も途中でやめてしまって社会にも出ていたわけではないので、正直すごく生意気だったと思いますし、自分を高く買いかぶっていたような人間だったと思います。そんな甘いところをリーダー兼プロデューサーのSINRIくんにたくさん注意してもらって、人として成長できました。自分の力ではなく、周りの皆さんのおかげでこの場に立たせていただいてると思うので、育ててくれた人や環境、自分を応援してくれている方が取らせてくれたグランプリなんだなと実感しています。ありがとうございます。

― このオーディションに応募したきっかけがあったら教えて下さい。

松本：Instagramのストーリーズがきっかけでした。でも、東海オンエアやUUUMのYouTuberが好きで、以前からモデルプレスの記事を拝見していました。出演できるのなら、挑戦したいと思い、応募に至りました。

松本羚央さん、これまでの活動を振り返る

― 現在、どのような活動をされているんですか？

松本：現在は、「NEO STRANGE」というグループで、地下アイドルとも地下ダンスボーカルグループとも違う「インディーズアーティスト」として活動しています。主に、ラップ・サブボーカル・メインダンサーを担当しています。

― これまで、どのような活動をされていたんですか？

松本：4、5歳のときに、ミキハウスのキッズモデルをやらせていただいて、それからは事務所に所属してオーディションを受けていました。就職活動の時期になった時に、スーツを着て毎日会社に行く想像がどうしてもできなくて、2、3社面接も受けて違和感を強く感じたので、就活をやめました。

その後は事務所のオーディションを何社か受けて、いくつか俳優業のお話をいただいていました。ですが、歌って踊る仕事がしたかったので、以前所属していた事務所の知り合いから、インディーズのアイドルやダンスボーカルグループを作るという話を聞き、紹介してもらいました。そこで、地下のダンスボーカルグループやメンズアイドルという職業を初めて知って、自分のやりたいことはこれでもないと感じてしまって。そんな時に今の音楽事務所に声をかけていただいて、入ったのが今の「NEO STRANGE」になる前のグループです。

― 今の事務所に所属されて、どんな活動をされてきましたか？

松本：今のグループの前に所属していたグループでは、メジャーシングルをリリースをしたり、全国のラウンドワンで宣伝していただいたりしていたんですが、その時期にちょうどコロナ期間になってしまって、うまくいかなくなってしまいました。その後、セカンドシングルを出して色々な地域を回らせていただいたんですが、それもうまくいかず、解散してしまいました。そんな時に、リーダー兼パッケージングプロデュースをしているSINRIくんが「新しいグループをやろう」と言ってくれて、始まったのが今の「NEO STRANGE」です。

― Instagramを拝見させていただきましたが、料理も得意なんですか？

松本：元々実家が飲食店を何店舗か持っていたので、そこで勉強しながらメインの料理人をさせてもらっていました。父の知り合いのミシュランを持っている方に誘っていただいて面接を受けたりもしていました。それくらい料理は好きですが、料理を仕事にしたいわけではなかったんです。なので、アーティストに転身しました。

松本羚央さんの悲しみを乗り越えた方法

― モデルプレス読者の中には、今様々な不安を抱えている人がいます。そういった読者に向けて、松本さんがこれまで悲しみを乗り越えた方法を教えてください。

松本：ファンの子にもよく伝えているのですが、「何か悪いことがあった時は自分が人生で1番幸せだった時に聞いていた音楽を聞くといいよ」と言っています。小学生の頃に、テストの直前に自分の楽しかった記憶を呼び起こすと、テストがうまくいくようになると聞いていたんです。僕は「1番楽しかったときってなんだろうな」と考えると、絶対音楽が近くにありました。別になくても生きていけるんですけど、あった方が幸せだと思うのが音楽なので。ファンの人生に花を添えるのが自分たちの仕事だと考えています。

― すごく理由がしっかりされているんですね。ファンの方からお悩み相談をよくされるんですか？

松本：ファンの方が来てくれた時に、「色々あって今元気がなかったんだけど、ライブ来て楽しかったよ」って思いを伝えてくれたこともありました。その時は、いつも「自分の好きな音楽を聞きな」と言っています。

― 松本さんは、元気がないときはどんな曲を聞かれるんですか？

松本：1番聞くのは、嵐です。少しマニアックになってしまうのですが、『TIME』というアルバムの「Love Situation」はよく聞きます。あとは、メンバのソロ曲も聞いています。幸せだった思い出が詰まっているので、聞いて元気をもらっています。

松本羚央さん、夢を叶える秘訣明かす

― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、松本さんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。

松本：夢って多分叶うと思います。人間ってたくさん夢をもっていると思うんですけど、大体自分が行動すればすぐ叶うことなんです。だから、まずは身近なことに目を向けてみて、それを踏まえて先の夢に目を向けることが1番大事なのかなと思います。近くの夢から先の夢までどんどん広げて言って、その目標をどんどん叶えていくのが夢の叶え方かなと思います。

― ありがとうございました。

★松本さんのインタビュー連載では、アーティスト活動についてや今後の夢などを深掘りしていく。

なお、松本さんは投票賞も獲得。準グランプリには、瀧澤彬人（たきざわ・あきと／27）さんが選ばれた。また、同時開催された「ミスモデルプレスオーディション 2023 SUMMER」では、mimi（みみ／27）さんがグランプリを獲得した。（modelpress編集部）